教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

jlj0011のblog日本153億、天皇660億、韓国1兆円超<本澤二郎の「日本の風景」(3607)

2020年02月27日 14時55分32秒 | 国際・政治

日本153億、天皇660億、韓国1兆円超<本澤二郎の「日本の風景」(3607より、転載させて頂きました。

<新型コロナウイルス対策全くやる気なしの安倍晋三>

 今朝届いた永田町情報を聞いていると、まともに政治評論する意欲を失ってしまった。表記の数字は、日本の新型コロナウイルス対策費用という。韓国でさえも1兆円以上の予算で、コロナ退治に必死だ。大統領自ら腰を上げて、現場を確認している。悲壮である。

 

 日本153億円で分かった。患者から逃げる保健所や病院が多いらしい。たかだか天皇交代劇に、660億円を投入した安倍である。「亡国の令和」を印象付けて余りあろう。

 

 「シンガポールでさえも5000億、安倍は全くやる気がない。軍事費を1兆円削るだけで済むのに。官邸での対策本部は、世論操作のための形だけのもの。役人の原稿を棒読みしているだけ。それをNHKが大々的に放送している。史上最低の首相だ」という国民の怒りの声が、永田町を揺さぶって当然であろう。

 

<連日宴会、稲田朋美誕生会に信濃町の狐と>

 安倍の行動日程が証明されている。「夜な夜な宴会・美食三昧の日々。国会ではうそつき答弁で逃げている。まともな国であれば、クーデターが起きているだろう」と清和会OBの怒りは、電話の向こうで天を衝く勢いである。

 

 彼の言葉から「政界で最もいやらしい人物」という政治屋の名前が飛び出してきた。防衛大臣で失態続き、関電疑獄事件でも浮上している。

 安倍がとことん重用した稲田朋美のことだった。

 

 「この危機的な事態をあざけるように稲田の誕生会に、信濃町の狐と一緒に馳せ参じている。政府与党のトップがこの体たらく。お話にならない。日本経済は底が抜けているというのに」という怒りも最もであろう。

 

<国民の命よりも五輪強行が一番大事>

 日本の感染者数は、検査をしないために少ないのだ。韓国のように大掛かりに対応すれば、数倍数十倍に跳ね上がる。

 

 「最大で人類の7割が感染するだろう」とハーバード大学教授は予測している。

 「検査をしないで、自宅に待機させていると、家族が全員感染する。しかも、感染者は知らないで外出、買い物やバス、電車に乗るわけだから、これは当初の武漢レベル。気が付くと大変な事態になっている、という懸念を否定でいない」

 

 なぜこれほどいい加減な対策なのか。

 五輪強硬策だ。もう五輪実施は不可能である。諦めて返上するしかない。しかし、安倍はこれにすべてをかけている。森喜朗も。

 

 人間の命よりも、五輪が大事という価値判断は、とうてい善良な市民に理解することはできない。政権末期なのだが、同時に理性がマイナスになるのかもしれない。

 

 

<鈴木俊一総務会長が「五輪がだめなら政治責任に発展」と安倍に釘>

 自民党総務会長の鈴木俊一が、都内の講演で「五輪が開催されない」という可能性を示唆する発言をしていた。

 そして、その時は「政治責任になる」、すなわち安倍はお陀仏と予言したようだ。鈴木は、麻生太郎側近のはずだが、事態を冷静に分析している。

 麻生は、母方の祖父・吉田茂とは、落差がありすぎて比較できない。その点、鈴木は父親の善幸の冷静沈着な性格を引き継いでいて、申し分ない。河野太郎などとは比べ物にならない。

 

 人物・品格なら、鈴木こそが安倍後継の第一人者とみても不思議ではない。二世議員では突出している。父親は、安倍の祖父が強行した60年安保を「日米同盟」と一般化することに、首相として断固として反対した。

 

 日米同盟論は、右翼の中曽根が訪米して、レーガンと会見してからのことである。軍事同盟の色彩が強くなった。

 

 善幸さんが総務会長時代、番記者が昼飯時に押しかけると、1階の大衆食堂(人民食堂)のラーメンを取り寄せてくれ、ラーメンをすすりながら懇談したものだ。中曽根もよく、この食堂を利用していた。秘書の岩松君が同行していた。懐かしい人民食堂の今は知らない。

 

 心臓には無縁の国会食堂である。一度でもいいから、ポケットマネーで食事をしろ、といいたい。

2020年2月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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<鈴木俊一総務会長が「五輪がだめなら政治責任に発展」と安倍に釘>

 自民党総務会長の鈴木俊一が、都内の講演で「五輪が開催されない」という可能性を示唆する発言をしていた。

 そして、その時は「政治責任になる」、すなわち安倍はお陀仏と予言したようだ。鈴木は、麻生太郎側近のはずだが、事態を冷静に分析している。

 麻生は、母方の祖父・吉田茂とは、落差がありすぎて比較できない。その点、鈴木は父親の善幸の冷静沈着な性格を引き継いでいて、申し分ない。河野太郎などとは比べ物にならない。

 

 人物・品格なら、鈴木こそが安倍後継の第一人者とみても不思議ではない。二世議員では突出している。父親は、安倍の祖父が強行した60年安保を「日米同盟」と一般化することに、首相として断固として反対した。

 

 日米同盟論は、右翼の中曽根が訪米して、レーガンと会見してからのことである。軍事同盟の色彩が強くなった。

 

 善幸さんが総務会長時代、番記者が昼飯時に押しかけると、1階の大衆食堂(人民食堂)のラーメンを取り寄せてくれ、ラーメンをすすりながら懇談したものだ。中曽根もよく、この食堂を利用していた。秘書の岩松君が同行していた。懐かしい人民食堂の今は知らない。

 

 心臓には無縁の国会食堂である。一度でもいいから、ポケットマネーで食事をしろ、といいたい。

2020年2月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 
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HOME天木直人のブログ東京五輪がなくなれば政治責任になると発言した鈴木総務会長

2020年02月27日 12時09分21秒 | 国際・政治

  

東京五輪がなくなれば政治責任になると発言した鈴木総務会長

2020-02-27

HOME天木直人のブログ東京五輪がなくなれば政治責任になると発言した鈴木...

 

 

 きょう2月27日の読売新聞が一段の小さな記事で報じた。

 

 自民党の鈴木総務会長はきのう2月26日、東京都内で講演し、ウィルスの感染拡大で夏の東京五輪・パラリンピックが延期や中止となった場合、安倍内閣の政治責任が問われるとの考えを示したと。

 

 すなわち、次のような発言をしたというのだ。

 

 「万一、オリンピックが予定通りできないということになれば、政治責任というようなことが持ち上がる」と。

 

 これはものすごい発言である。

 

 それが野党の党首が言うならわかる。

 

 そして、野党の党首が言ったのなら、またいつものセリフかと世論は一笑して終わる。

 

 しかし、安倍1強と言われる自民党の内部からの発言だ。

 

 しかも党三役の一人の総務会長の発言だ。

 

 みずから東京五輪担当相もやったことがある安倍政権の重鎮の一人だ。

 

 その鈴木俊一総務会長が、いくら、「万が一」という前提を付けて発言したとしても、引責辞任しなければいけなくなると公開の場で言ったのだ。

 

 これは、今朝の各紙が一面トップで報じてもいいくらいの衝撃的な発言である。

 

 しかも鈴木俊一議員の派閥を調べたら、元岸田派であり、いまは義兄の麻生太郎の派閥だという。

 

 つまり、反安倍の石破茂が発言したのとはわけが違う。

 

 安倍首相を支え、安倍首相から禅譲を受ける岸田を支える側から出た発言なのだ。

 

 もはや安倍政権では世論はついてこないから早く岸田に禅譲しろと言ってるのだ。

 

 そう思っていたら、やはりきょう2月27日の読売新聞がもう一つの衝撃的な政局がらみの記事を掲載した。

 

 すなわち、谷垣前幹事長を中心とするグループ「有隣会」(24人)が、次期総裁選をにらんで活発な動きを見せ始めたと。

 

 そして、ここが注目すべきところであるが、代表世話人の中谷元・元防衛相は、きょう2月27日、ポスト安倍候補の石破氏、岸田政調会長らと都内で会食する予定であると。

 

 ここからは私の想像だが、今度のコロナ危機という国難を前にして、ついに自民党は、安倍一強から一転して、安倍包囲網に流れが急変しようとしているのではないかと思う。

 

 つまり、安倍に禅譲されるだけの岸田一人では日本を任せられない。

 

 だからといって世論の人気だけが先行し、安倍に嫌われている石破だけでは自民党総裁になれない。

 

 ここは石破が岸田に譲り、岸田は石破を自分の後継者としてナンバー2の重要ポストを与えて、岸田・石破コンビで安倍政権を否定する政策に舵を切る。

 

 そういう包囲網の始まりが動き出したと言う事ではないのか。

 

 そしてその場合はあらゆる野党に声をかけるのだ。

 

 政党はそのままでもいい。

 

 岸田・石破が掲げる脱安倍政策に賛同できるなら連立政権に参加しないかと。

 

 これこそが私が繰り返しそうならざるを得ないと言っている、緊急避難的な挙国一致内閣なのである。

 

 あらゆる面で行き詰っている日本を救うにはそれしかない。

 

 岸田・石破で解散・総選挙を行い、どうせ自公の両党で過半数を占めるのだから、自公連立政権は変わらなくても、自公だけでは政治が出来なくなる。自公政権に合流を希望する野党に対しは、獲得議席数に応じて閣僚のポストを与えるのだ。

 

 皆が閣僚のポストを欲しがる現実の政治の世界ではあり得ない事であっても、いまは常識が通じない政治になりつつある。

 

 そして自民党と公明党は見事にその困難を克服してやってきた。

 

 その気になれば出来ないはずはないのだ。

 

 政権交代など夢のまた夢である野党は、政策の異なる野党同士で無理に連立政権を目指すよりも、どうせ政策の違いをごまかすのだから、安倍よりは違いの少ないと思われる岸田・石破自民党との連立政権に入って、権力の一角を占めた方が存在意義を示せる。

 

 共産党や社民党を除いた野党は皆そう考えるだろう。

 

 東京五輪が延期、中止されることがわかった段階で、政局は一気に動くのではないかという気がする(了)

 

 

 

 

 

 

 

 

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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』国会だより:衆議院議員の仕事

2020年02月27日 11時56分20秒 | 国際・政治
<article id="post-3567" class="article post-3567 post type-post status-publish format-standard has-post-thumbnail hentry category-kokutai-post" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word; ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, sans-serif; font-size: 16px; line-height: 28.799999237060547px;"><header class="article-header entry-header" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word;">

国会の質問の「事前通告」という仕組み

</header>

国会の各委員会で質問をするにあたっては「事前通告」という仕組みがあります。規則で決まっているというより、スムーズに審議を行うための慣例といえるかもしれません。なれ合いでも談合でもなく、事前に質問内容を伝えておかないと、細かい数値や法律の条文を確認できないので、必要な手続きといえます。

与野党の申し合わせで決まっているのは「なるべく48時間前までには事前通告しましょう」ということです。実際には委員会の開催日時が直前に確定することも多いので、常識的には「遅くとも委員会の前日夕方くらいまでには通告しましょう」というのが与野党のコンセンサスという雰囲気です。

事前通告は、質問事項を箇条書きで記して担当省庁にファックス送信するというのも、一応は許容範囲です。しかし、通常は担当省庁の国会連絡室に連絡し、担当課の職員を議員会館の自室に呼んで、口頭で事前通告するケースが大半だと思います。

私も基本的には担当省庁の担当職員を自室に呼んで事前通告します。一昨日(2月25日)予算委員会分科会というところで法務省と外務省に対して質問しました。委員会が今週月曜日だったので、「前日の夕方まで」が常識的な許容範囲だとすると、先週金曜日の夕方までに通告する必要がありました。しかし、金曜日は地元福岡で用事があったので、木曜日の午後に事前通告を済ませました。委員会開催日の5日前に事前通告する国会議員は珍しいと思います。

霞が関の役所の深夜残業が多い理由のひとつは、国会の委員会質問への対応です。委員会開催日の前日は、役所で国会対応にあたる職員は「国会待機」と呼ばれる役所内待機を強いられます。質問の事前通告が入ると、答弁を作成しければならないからです。

国会質疑の答弁作りは、次のようなプロセスを経ることになります。

  1. 各省庁の国会連絡室に議員から質問する旨の連絡が入る。
  2. 国会連絡室はその質問に関連する部署に連絡する。
  3. 役所の担当課の担当者と国会連絡室の担当者がチームで議員の事務所に出向いて、質問内容の事前通告を受ける。通称「質問取りレク」と呼ばれる。
  4. 質問取りレクでは、質問内容やだれに答弁してほしいのかを議員に確認する。その際に役所は、なるべく大臣ではなく、政府参考人(局長や審議官)の答弁で勘弁してもらえるように議員に頼む。役所は、危なっかしい素人大臣より、政府参考人の答弁を好む。
  5. 質問への答えを担当課でペーパーにする。担当局内で検討した上で、大臣官房や関係部署と調整し、最終的には大臣官房で取りまとめる。深夜におよぶ残業になるのが一般的。
  6. 大臣が答弁する場合には大臣に説明する。大臣への説明は、だいたい委員会当日の早朝になる。したがって、質疑に関係する役人は、深夜残業と早朝出勤のセットになりがち。

以上のようなプロセスが委員会開催の前日から当日早朝までに入ります。したがって、質問の事前通告が遅くなると、役所の残業がより遅くなります。霞が関の公務員の皆さんの負担を考えると、質問の事前通告は早ければ早いほどよいということになります。

今回は5日前に事前通告できたのでよかったです。しかし、5日前に事前通告するにはテクニックがあります。まず委員会開催日程が確定しないうちから、質問を早めに用意しておく必要があります。いつでも質問できるようにスタンバイ状態を保っておくことが重要です。日頃の心がけが大切ということです。

次に国対(国会対策委員会)の動向を注視して(あるいは予測して)、委員会がセットされるや否や国会連絡室に連絡する必要があります。私の場合は、国対畑が長いので、予算委員会の開催スケジュールはだいたい相場観が働きます。「たぶん週明けは予算委員会分科会だろうな」と読んでいたので、フライング気味に国会連絡室に連絡しました。おそらく誰よりも早い事前通告だと思います。

ご参考までに、役所の担当者を呼んで行う「質問取りレク」用につくった質問要旨のメモの内容を転載させていただきます。なお、今回は時間切れで以下のメモの一部は質問できませんでした。通常、質問要旨メモは、口頭説明で補足します。さらに役所の担当者から「質問の明確化のための質問」を受け、答えます。それで事前通告は終わりです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

予算委員会分科会(法務省、外務省)の質問メモ(2020年2月25日)

【法務省】

1.日本の難民認定数の少なさについて(法務省)

Q.たとえばG7の近年の最近の難民認定数は年間何人か?

Q.他の先進国に比べて日本の難民認定数の少なさはきわだっているが、それについての法務大臣のご所見を問う。

 

2.送還忌避者の実態について(法務省)

Q.送還忌避者の定義と実態(人数)にいて尋ねる。

Q.送還忌避者には難民申請者を含めるのか?

Q.専門分科会(第6回、1月28日)の資料に「送還の回避を目的とする濫用・誤用的な難民認定申請に対処するための措置」とある。濫用者がいることは問題だが、濫用者を見分ける措置は慎重に行う必要がある。濫用者でない者まで送還すれば、人権や生命にかかわる問題であり、国際社会における日本の評価を下げる恐れもある。法務大臣のご所見を問う。

Q.収容のあり方についても問題があるのではないか。収容期間の上限がないのは問題ではないか。司法による審査もなく、出入国在留管理庁の判断だけで収容を決められるのも問題があるのではないか。法務大臣のご所見を伺う。

Q.収容施設における拒食事案(ハンガーストライキ)が広がっている。背景には仮放免許可がなかなか出ないこと、あるいは、仮放免が出てもわずか2週間程度であることが理由にあげられる。

 

3.空港において難民申請を行った者の住居の確保等について

Q.日本の空港において難民としての庇護を求めた者の住居の確保等については、2014年から市民団体(NPO法人なんみんフォーラム等)が法務省と連携して支援している。件数は少ないながらも法務省と日弁連や「なんみんフォーラム」の連携はうまく機能しているように思われる。官民の連携で難民申請者の人権を守る取り組みについて法務大臣のご所見を伺う。

 

【外務省】

1.無国籍状態の難民の認定について(外務省)

Q.今年1月29日の東京高裁で無国籍の男性の難民不認定取り消しを求めた訴訟で国が敗訴した。無国籍者の保護について日本政府の考え方を問う。

Q.無国籍者の地位に関する条約を批准していないことに対し、市民団体の一部から批判の声がある。批准の予定はないのか? 批准できない理由は何か?

 

3.難民申請者への保護費の支給について(外務省)

Q.難民申請者のうち、経済的に困窮している者に対しては外務省から保護費が支給される仕組みがある。しかし、2010年から支給対象が、1回目の難民認定申請を行っている者や、それに対する審査請求を行っている者に限定されている。また、1回目の不認定に対する取り消し訴訟を行っている者に関しては、再度の難民認定申請を行っていることが前提とされている。これらの制限をなくし、取り消し訴訟中の者は、再申請の有無に関わらず、保護費の支給対象とすべきではないか。また、2回目の難民認定申請を行っている者に対しても、支給対象とするのが妥当と思われるが、政府の見解を問う。

 

4.女性差別撤廃条約の選択議定書の批准について

Q.選択議定書の締結についての政府の方針を伺う。

Q.選択議定書の締結を阻害している要因について伺う。

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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』政治の動きと分析 安倍内閣の支持率低下:潮目が変わったか?

2020年02月27日 11時51分13秒 | 国際・政治
<main id="main" class="main" style="padding: 10px 29px 5px; margin: 0px 5px 0px 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word; background-color: #ffffff; width: 860px; border: 1px solid transparent; border-top-left-radius: 4px; border-top-right-radius: 4px; border-bottom-right-radius: 4px; border-bottom-left-radius: 4px; position: relative; height: 1982.4375px;"> <article id="post-3562" class="article post-3562 post type-post status-publish format-standard has-post-thumbnail hentry category-politics-post" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word; ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, sans-serif;"><header class="article-header entry-header" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; word-wrap: break-word; overflow-wrap: break-word;">

安倍内閣の支持率低下:潮目が変わったか?

</header>

安倍政権の内閣支持率が低下しつつあります。潮目が変わった気がします。安保法制や森友・加計疑惑でも一時的に内閣支持率は低下しましたが、今回はそれとはちがって本格的に潮目が変わった気がします。

産経新聞や安倍総理のお友だちの右派論客も、安倍政権に急に冷たくなってきた感じがします。その理由は1つではなく、いろんな理由が積み重なったものだと思います。

イデオロギー的右派の安倍支持勢力は、ちょっとやそっとでは安倍総理を見限らないと思います。しかし、外国人労働者受け入れ問題で安倍総理への信頼に少し傷がつき、習近平国家主席の国賓来日問題でさらに信用を失いつつあるように思います。右派のお友だちも離れ始めているような気がします。

経済政策(アベノミクス)への賛同で安倍総理を支持している勢力も、消費税増税後の景気後退、デフレ脱却からほど遠い現状、低金利による地方銀行の経営危機、進まない規制改革、原発輸出・武器輸出・インフラ輸出の不振など、安倍政権の経済政策が不発で、安倍政権への期待感はなくなっていると思います。

新型コロナ対策では安倍政権の危機管理能力の欠如が露呈しつつあります。第二次安倍政権のスタート直後におきたアルジェリア人質事件で日本人がテロリストに殺害された事件で危機管理能力が高い印象を国民に与えました。それ以来、何となく「危機管理に強い安倍政権」というイメージを売りにしてきたと思います。実際、官邸中枢に警察官僚がいるので、テロ事件対応は上手にできるのかもしれません。しかし、今回の感染症対応の危機管理は失敗でした。安倍総理個人に関わる「桜を見る会」の危機管理も失態続きです。いまの官邸は「管理危機」状態です。

安倍総理の自民党総裁任期切れが近づくにつれて、レームダック化が進んでいる印象を受けます。党内と閣僚、幹部公務員の人事権を握っている官邸に逆らえない状況が長く続いてきました。しかし、残り任期が近づけば人事権によるコントロールは効かなくなります。ポスト安倍の争いが自民党内ですでに始まっている印象を受けます。レームダック化が進めば、役所からのリークなども増えるでしょう。安倍一強が崩れたあとは、坂道を転げ落ちるように遠心力が働くと思います。

景気後退、危機管理能力の欠如、人事権の効力切れ、党内権力闘争と続けば、安倍総理の影響力が低下しても当然です。永田町の権力闘争を観察してきて思うのは、「昨日の友は今日の敵。昨日の敵は今日の友」というケースが多いことです。安倍総理の周辺にいた人もレームダック化を見てとると、次の総理候補の勢力に加わるケースもあるでしょう。また、永田町では往々にして「水に落ちた犬には石をぶつけろ」という事態が起きます。落ち目になると、急に敵が増えます。

安倍総理の首相在任期間が憲政史上最長になりましたが、政治的レガシーといえそうな実績はなく、このままでは長期展望なき長期政権をいたずらに維持しただけになりかねません。大手投資銀行のストラテジストのルチル・シャルマ氏は次のようにいいます。

政治家が歴史に名を残したいなら、立派な業績を達成した後ですぐに引退することだ。これを理解している指導者はほとんどいない。多くの大統領は現役のまま人生の最後を迎えたいと願う。任期制限のルールを撤廃したり、最高指導者のポストを次々に渡り歩いたり、はたまた自分の後任に親族や側近を指名し、いつまでも権力にしがみつこうとする。

自民党総裁の任期は連続2期までというルールがありましたが、安倍総理はルールを変えて3選を果たしました。さらに岸田文雄政調会長への禅譲をもくろんでいるとの報道があります。自分の後任に親しい人物を指名し、権力にしがみつこうとする姿勢が垣間見えます。シャルマ氏の言葉にしたがって、早めに引退した方が身のためだったのかもしれません。

*参考文献:ルチル・シャルマ 2018年「シャルマの未来予測:これから成長する国 沈む国」東洋経済新報社

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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』平和と外交 スペイン人から見た米国【地政学の思考法】

2020年02月27日 11時47分57秒 | 国際・政治
<main id="main" class="main" style="padding: 10px 29px 5px; margin: 0px 5px 0px 0px; box-sizing: border-box; overflow-wrap: break-word; background-color: #ffffff; width: 860px; border: 1px solid transparent; border-radius: 4px; position: relative; height: 2006.54px;"> <article id="post-3559" class="article post-3559 post type-post status-publish format-standard has-post-thumbnail hentry category-diplomacy-post" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; overflow-wrap: break-word; ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, sans-serif;"><header class="article-header entry-header" style="padding: 0px; margin: 0px; box-sizing: border-box; overflow-wrap: break-word;">

スペイン人から見た米国【地政学の思考法】

</header>

スペインの元軍人・元情報機関幹部のペドロ・バーニョス氏が書いた「国際社会を支配する地政学の思考法」という本を読みました。スペイン人の書いた本が日本語に翻訳されることは少ない気がしますが、たまたま手に取ってみたら、おもしろそうだったので読むことにしました。

欧州統合軍の防諜(カウンターインテリジェンス)部門のトップを務めたペドロ氏は、言うまでもなくリベラルな平和主義者ではありません。おそろしく冷めた目で世界を見るインテリジェンス・オフィサーです。この本を読んで興味深かったのは、米国の同盟国であるスペインの元軍人・元情報機関員が米国の外交安全保障政策にきわめて批判的な点です。ロシアと米国を等距離で見ている感じがします。

スペインと日本はどちらも米国の同盟国です。超大国の米国と「対等のパートナーシップ」を結んでいる国は世界中どこにもありません。世界中の米国の同盟国は、すべて米国の事実上の「ジュニア・パートナー」です。英国やイスラエルでさえそうだと思います。

経済力でも軍事力でも地政学的重要性でも、米国にとって日本はスペイン以上に重要な同盟国だと思います。それでも超大国と比べて、中堅国(ミドルパワー)という点で日本とスペインは共通点が多いと思います。

そのスペインの元軍人は、想像以上に冷めた目線で米国を見ていることに驚きます。たとえば、こんな記述があります。

そもそも自らは地域的・国際的に十分な影響力や支配力を備えていないと考えている国は、地政学的影響力を得るために他国と連携する。その理由については、プロイセン首相とドイツ首相を歴任したオットー・フォン・ビスマルクの次の言葉が端的に表している。「自分たちだけで祖国も利益も守れると考えて完全に孤立する民族はやがて、他国の影響力に圧倒されて消滅するだろう」。そうした連携が行われると、従属する立場にある国家は、たとえば世界的に見れば中程度の勢力があったとしても、連携した巨大勢力によって自国の利益とまったく関係のない戦闘行為に引き入れられてしまう恐れもある。その結果、守るべき自国の利益など何もない遠隔地に自国の軍隊を派遣しなければならなくなる。

スペインは同盟国の米国につきあって9・11後のイラクに派兵しました。その後、2004年3月11日マドリード列車爆破テロ事件で191人の死者を出しました。そういう背景を考えると、スペイン人としては苦い思いでこの文章を書いたのではないかと思います。

日米同盟は重要ですが、何でもかんでもトランプ大統領の言いなりというのが正しいかどうかは別問題です。冷めた目で自国の利益を追求し、自国の軍隊を安易に海外に派遣しないことが重要だと思います。スペインの元軍人・元情報機関員のように、冷めた目で同盟国を見て、冷めた目で国際情勢を眺めることも必要だと思います。

トランプ大統領に媚びるために、自衛隊の制服組(=現場自衛官)が望んでいない米国製兵器を爆買いしている安倍政権中枢に必要なのは、スペイン人のような「冷めた目」だと思います。購入価格が高価で維持管理費がおそろしく高くつき、かつ、効果が実証されていない兵器を米国から調達するから、いわゆる「兵器ローン」が異常な勢いで増えています。F35の爆買いやイージスアショアの導入で自衛隊はコスパの悪い軍事組織になりつつあります。右のタカ派の人たちも安倍政権の防衛政策には怒った方がいいと思います(ムダな爆買いで防衛力が低下している恐れがあります)。

また、この本には、ニクソン大統領とキッシンジャー補佐官の「マッドマン戦略」とか、フェークニュースの怖さとか、興味深い視点がたくさん出てきます。最新の国際政治の現状を知り、スペイン人の冷めたものの見方を知るには、良い本だと思います。

*ご参考:ペドロ・バーニョス、2019年『国際社会を支配する地政学の思考法』講談社

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実は、衆議院第二議員会館11階のフロアに入っている、ある国会議員の秘書がコロナウイルスに感染しているという情報が伝わってきているけれど、「ガセネタだ」と否定されている

2020年02月27日 10時45分48秒 | 国際・政治
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実は、衆議院第二議員会館11階のフロアに入っている、ある国会議員の秘書がコロナウイルスに感染しているという情報が伝わってきているけれど、「ガセネタだ」と否定されている

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
実は、衆議院第二議員会館11階のフロアに入っている、ある国会議員の秘書がコロナウイルスに感染しているという情報が伝わってきているけれど、「ガセネタだ」と否定されている

◆〔特別情報1〕
 新型コロナウイルスとの世界大戦、世界恐慌が始まった。第1次世界大戦中の1918年1月から1919年にかけて発生した「スペインインフルエンザのパンデミック」(俗に「スペイン風邪」と呼ばれ、全世界的に大流行し、世界人口のおよそ3分の1の5億人が感染し全世界で約5000万人~1億人が死亡)から102年が経ったいま、時代は大きく様変わりしようとしている。新型コロナウイルスの猛威は、まさに天が示す「様変わり」の象徴である。いま、加藤勝信厚生労働相が、テレビ出演していた記者会見の場で、咳をしていたことが話題になっており、感染しているのではないか」と永田町界隈で囁かれている。政府自民党の情報通が、こう話している。「実は、衆議院第二議員会館11階のフロアに入っている、ある国会議員の秘書が感染しているということが伝わってきている。そのフロアに入っている国会議員には、菅義偉官房長官、加藤勝信厚労相、河野太郎外相がいて、この3議員のうちのだれかの秘書だろうとみられている。とりわけ、感染の現場に当たる機会の多い、加藤勝信厚労相の秘書ではないかと噂されている」。2月26日、民放テレビに出演していた某通信社の元記者は、この件に触れて、直ぐさま「ガセネタだった」と否定していたけれど、まんざらでもなさそうな顔つきをしていた。

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南北首脳会談から米朝会談を経て南北統一へ、そして中国の民主化のシナリオが書かれています。このときから始まっていました。必読です。


日本の覚悟 イルミナティ解体 「新機軸」発動 人類補完計画 この一大事に世界を救う盟主となる
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会 場 小石川後楽園内「涵徳亭」 (広間)
参加費 5,000円




第99回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
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〜モリカケ・桜・IRカジノ・隠蔽・改ざん・パンデミック」
2020年3月7日 (土)
13時~16時
会場 小石川後楽園内「涵徳亭」 (不老・蓬莱)
参加費 2,000円


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元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
会 場 都内某所
参加費 5,000円
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さかなクン、ハコフグ帽は家でも着用!? 目撃者語る“帽子の下”

2020年02月27日 10時18分51秒 | 社会・経済

 

<article class="gn-container" style="border: 0px; font-size: 14px; margin: 0px; outline: 0px; padding: 0px 14px; vertical-align: baseline; word-wrap: break-word; zoom: 1; width: 656px; ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS Pゴシック', Arial, sans-serif;">

 

帽子は皮膚の一部です

(デイリー新潮)

 タレントのさかなクンが、帽子着用禁止の国会にハコフグ帽子を被って出席した。「帽子は皮膚の一部」という彼の立場が特例で認められたのだが、その帽子の下はどうなっているのか。

 ***

 今月12日の参院国際経済・外交調査会に参考人として出席したさかなクン。政治部記者によると、

「調査会の審議は水産資源の管理や保護がテーマでした。さかなクンは自作のイラストを示しながら、地球温暖化やプラスチックのごみが魚の生態系に与える影響などについて熱弁。“ふだんのギョ百倍(500倍)ぐらい緊張した”と話していましたが、博学に裏打ちされた説明は実に分かりやすいと好評でした」

 特例が認められたのは、

「海洋問題の広報活動を精力的に行っていること。絶滅種とされたクニマスの生存確認に貢献した実績もあり、『海洋立国推進功労者』として内閣総理大臣賞も受賞している。日本魚類学会の研究発表会に現上皇陛下が出席された際にも帽子を脱がずに同席しています。十分、特例は認めるに値するものだったわけです」

 ちなみに、東京海洋大学の名誉博士と客員准教授の肩書も持つさかなクンは、実力不足を理由に同大学の受験を断念している。学歴は専門学校卒。エリート街道は歩んでいない。魚に関する豊富な知識はほぼ独学。水族館など魚関係のバイトを転々とするなかで、好きで描いていた魚のイラストが認められた。そしてイラストレーター、タレントの道へと進み、出世魚のようにここまで上り詰めた。

ニット帽

 トレードマークであるハコフグ帽子は、冬用と夏用(メッシュ加工)、水中用、教壇用(大学の校章入り)、クロマキー(映像合成)用などを被り分けているようだ。しかし彼の知人によると、帽子の下を人に見せることは滅多にないらしい。

「彼の自宅にお邪魔したときも、あのハコフグ帽子を被っています。基本的に、人前ではあの姿と決めているのでしょう。本人も、“帽子は皮膚の一部だから”と言っていましたしね。さすがに、寝るときは脱いでいると思いますけど。ふだん、プライベートで外出するときは黒や茶色のニット帽を被っていますよ。ニット帽を被るのは、ハコフグ帽子の上からですけれど」

 なんともはや。

「2、3年前、大阪の和食料理店でした。さかなクンも私もかなり飲んで酔っ払ったのですが、彼の帽子が、かなりズレたままになっていまして。黒髪で前髪が少し眉毛にかかるぐらいの、ごく普通の髪型でした」

 さかなクンのふだんの“生息場所”は千葉県館山市。市内にある西岬(にしざき)漁協の海老原斉組合長(78)も、帽子に隠された素顔を知る一人だ。

「俺はさかなクンから“親方”と呼ばれているんだけど、ここでは彼を特別扱いすることはないね。地元のみんなといるときは、あの帽子も被っていない。髪型はいたって普通よ。別にハゲてるわけでもないし。ただ、喋り方はテレビと変わんねえな。“ご”を“ギョ”に換えてさ」

 漁協の古強者は、目を細めて続ける。

「彼は朝早い漁にもよく顔を出してくれるし、一緒に船に乗ったり網を引くこともある。魚を捌(さば)くのだってなんでもやるよ。気配りもよくできるし、とにかく、魚のことならなんだって知っているんだから。こっちが教わるぐらいだよ」

 まさに、好きこそものの上手なれ。ギョ立派!

「週刊新潮」2020年2月27日号 掲載

 

さかなクンと呼ぶのは、失礼ではないと思います。

慶応大学では、福沢諭吉先生が教授をくんと呼んで以来踏襲しています。

受験戦争が低年齢化している日本で、さかなクン人それぞれには、ほかの人には、ない才能があり、それぞれの道が、有ることの手本見せたと思います。

帽子をいつもかぶり過ぎると毛髪が、薄くなるそうですから、注意して欲しいと思います。

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