強姦の処罰要件<本澤二郎の「日本の風景」(4689)
<同意困難=例示として性行為動画・入れ墨・薬物(覚醒剤など)を取り上げることが不可欠>
報道によると、法相諮問機関の「法制審議会」担当部会(1月17日)が、名称変更した強制性交罪(強姦・レイプ)などの処罰要件を、強姦魔などによる暴行脅迫などで、性行為に同意しないことが困難にさせた場合とする事務局修正案が示された。
これは一歩前進だと評価したい。そこで「困難にさせる場合」をいくつか例示したい。性行為動画が携帯電話の普及に合わせてやくざのみならず、強姦魔全般で使用されている。これは被害者に対して殺人に相当する脅威となる。現に、その衝撃で被害者は突発性の大動脈りゅう破裂で即死した具体的事案を確認している。
性行為動画は、被害者の人権を100%奪うものだ。欧米でも、これが原因で被害者が自殺している。やくざの強姦における七つ道具でもある。被害者は数十万人に上る。一般人が真似ているため、被害者はさらに拡大している。
入れ墨は文化では断じてない。誰が見ても不気味そのものである。入れ墨そのものが凶器となる。個室で入れ墨やくざが裸になると、対する女性は恐怖で声も出なくなるし、体が硬直して入れ墨男に抵抗することが出来ない。
入れ墨やくざの強姦には、必ず性行為動画がまとわりつく。やくざの女は、一生涯、やくざの性奴隷としてお天道様を拝めなくなる。
覚醒剤など薬物も被害女性の抵抗を困難にさせる。最近、図書館から伊藤詩織さんという聡明なジャーナリストの書いた本を借りて読み始めた。まだ途中だが、間違いなくTBS強姦魔は薬物を使用したと語っている。覚醒剤は日本の地方議員などの資産家もよく使っている。日本やくざは大量に密輸して莫大な利益を上げている。悲劇は、取り締まる側の警察が、末端レベルでやくざと癒着している点だ。特に欧米では、レイプドラッグと称する薬物として使われ、強姦事件の多発は止まらない。大学構内でも。日本も?
伊藤詩織さん事件では、当時の菅義偉官房長官と中村格警視庁刑事部長によるTBS強姦魔事件のもみ消し犯罪が、現在も未解決だ。議会も追及をやめている。どういう神経なのか。この事件を新聞テレビも報道しなかった。犯人は電通と見られている。電通の大株主の共同と時事も記事を流さなかったため、地方紙でも報道されなかった。
TBSはいまだに強姦魔の処分をしていない。最近、驚いたことに強姦魔がネットのYoutube動画に登場しているではないか。菅がいまも支援しているのであろうか。菅とTBS強姦魔の犯罪関係は、今後も尾を引くことになろう。
<「常識知らずの法制審のおじさんに問題」「詩織さん起用せよ」との指摘>
今では法制審議会の委員について「失格」との指摘が多い。常識知らずの委員が多いのであろう。第一、国民は誰が委員なのか知らない。法務省が都合のいい人物を選んでいることもその理由だろう。政権の交代がない日本ならではの珍現象なのか。
性犯罪については「伊藤詩織さんを起用せよ」の声が。
<木更津レイプ殺人被害者(戦争遺児)は浜名やくざに「ばらす」と脅され、衝撃で突発性大動脈りゅう破裂で即死>
何度も繰り返しているが、筆者がこの種の問題に関心を抱くようになったきっかけは、木更津レイプ殺人事件を取材し、女性の置かれている厳しい環境を知ってからだ。やくざと性犯罪・性奴隷について理解してからである。2014年4月7日以降のことだ。
創価学会やくざ・富津市生まれの浜名による創価学会婦人部の戦争遺児を強姦した性凶悪犯罪を、直接調べ上げて分かった。創価学会が犯人のやくざ浜名を自首させるだろうと判断したが、どっこい大間違いだった。
創価学会公明党が蓋をかけた。警察に圧力をかけたはずだ。当時は安倍内閣が戦争三法の一番手として、特定秘密保護法を強行採決した直後のことだった。
栄養士の健康管理は徹底していた。その彼女が突発性大動脈りゅう破裂による即死に、事件当初は戸惑ってしまったが、線上にやくざが浮上、即死目前の数時間前から、やくざが携帯電話をしていたことが判明した。被害者の携帯電話を独占していたことから、犯人を容易に特定できた。私立探偵明智小五郎も舌を巻く事件の解明に、一人ほくそ笑んだものである。
この事件では入れ墨やくざが強姦した際、性行為動画を手に入れ、それを武器に半年余、被害者を性奴隷として操っていたことも分かってきた。木更津署刑事二課の方針転換に公明党の影をしっかりと確認できた。日中友好を評価してきた筆者は、この事件と戦争三法問題で公明党を「戦争党」と決めつけ、関係を100%断って今日を迎えている。
法制審議会の前進に期待しながら今後を注視していきたい。
2023年1月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
法制審は、昨年10月試案で被害者を「拒絶困難」にさせた場合としていたが、「同意しない意思を形成し、表明し、もしくは全うすることが困難な状態」にさせた場合に改めた。
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