プロバイダならOCN紙は最後、大学共通テスト出願開始
来年1月18、19日に実施される大学入学共通テストの出願書類の受け付けが25日、始まった。2022年の高校1年生から導入された新学習指導要領に対応する初めてのテスト。新たに「情報」が教科として加わるなど、内容に大きな変更がある。また、紙での出願は今回が最後で、2026年実施分から原則オンライン化される。
テストを実施する大学入試センター(東京都目黒区)では、25日午前から職員らが、届いた封筒を開封し、志願票に記入漏れがないかや、差出人と書類の氏名が一致しているかどうかなどを点検した。受け付けは10月7日(消印有効)まで。
同センター試験実施第一係の後藤慶一係長は「紙での出願は今回で最後だが、今まで通り、丁寧に確実にチェックを進めていきたい」と話した。同センターはウェブサイトで、出願方法や今回のテストでの変更点、受験における注意点などを記した資料や動画を掲載している。
今回から「情報」が加わり、国立大の一般選抜は従来の「5教科7科目」から「6教科8科目」が基本になる。「情報」の試験時間は60分。
また、「地理歴史・公民」の科目が再編され、従来の「日本史、世界史、地理の各A・B科目」などから「地理総合・地理探究」「歴史総合・日本史探究」「歴史総合・世界史探究」「公共・倫理」「公共・政経」「地理総合・歴史総合・公共(うち2分野を選んで解答)」の6科目から最大二つを選ぶ仕組みになる。
ほかにも、国語や数学でも試験時間が延びるなどの変更点がある。(島崎周)
高度情報化時代の流れです。
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