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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

2~3年は岸田政権が続くだろうとまでいわれる傍らで、政界の最高位に上り詰めた細田議長の奇行「細田問題」が、政権を暗転させるかもしかもしれない。セクハラ疑惑も重大だが、別の心配もあるという

2022年05月28日 10時54分53秒 | 国際・政治

2~3年は岸田政権が続くだろうとまでいわれる傍らで、政界の最高位に上り詰めた細田議長の奇行「細田問題」が、政権を暗転させるかもしかもしれない。セクハラ疑惑も重大だが、別の心配もあるという。

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
2~3年は岸田政権が続くだろうとまでいわれる傍らで、政界の最高位に上り詰めた細田議長の奇行「細田問題」が、政権を暗転させるかもしかもしれない。セクハラ疑惑も重大だが、別の心配もあるという。』より、転載させて頂きました。

◆〔特別情報1〕
 セクハラ疑惑を週刊文春に報じられた細田衆議院議長は、26日、第二弾の続報が出たことを受け、「すでに事実無根として強く抗議したところだが、また、同趣旨の記事が掲載されていることに強く抗議する」とのコメントを公表した。
 岸田政権の支持率は上昇し、バイデン大統領との首脳会談では、地元広島でのG7の支持もとりつけ、まずまずの成果を上げたかのような流れである。参院選に向けた世論調査もまずまずで、2~3年は岸田政権が続くだろうとまでいわれる傍ら、政界の最高位に上り詰めた細田議長の奇行が、好調な岸田政権を暗転させるかもしかもしれない。実は、セクハラ疑惑も重大だが、別の心配もあるようだ。自民党二階派「志帥会」の重鎮に話を聞いた。
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ノーム・チョムスキーが語る ウクライナ戦争とアメリカの巨大な欺瞞 スケイヒル氏のインタビューより | 長周新聞

2022年05月28日 10時51分26秒 | 国際・政治
2022/05/04 — そして、これまでにアメリカが公然とおこなってきた数々の戦争犯罪について暴きながら、現在対ロ政策をめぐっても国際的な支持が乏しく孤立している現状を ...
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JR東海からDHCまで…安倍政権と一体化して歴史修正主義や極右、ヘイト思想を撒き散らす企業経営者たち 2017.02.01 05:00

2022年05月28日 09時27分20秒 | デジタル・インターネット

JR東海からDHCまで…安倍政権と一体化して歴史修正主義や極右、ヘイト思想を撒き散らす企業経営者たち

2017.02.01 05:00
lite-ra.com/2017/02/post-2889_3.html
 
hatemichelim2_01_170201.jpg
 

 歴史修正主義や極右思想をもっている、あるいはヘイト的行動に関与していると思われる会社や経営者をリストアップし、五つ星で評価する経済界ウヨ&ヘイトミシュラン。前編に続き、後編も4社を紹介しょう。超大企業のトップから極右で有名なあの企業まで。うんざりするかもしれないが、これが現実だ。

●JR東海
名誉会長は在特会のヘイトデモを擁護していた“安倍晋三のブレーン中のブレーン”

極右度 ★★★★
影響度 ★★★★★

 極右財界人といえば、やはりJR東海の“天皇”として君臨してきた葛西敬之代表取締役名誉会長を抜きには語れないだろう。しかも、葛西氏は安倍首相に近しい財界集団「四季の会」とその流れを汲む「さくら会」を主催する親米保守論客で、第一次安倍政権下の2006年には国家公安委員や教育再生会議委員に就任し、その後の首相再登板も猛烈に後押しした、安倍晋三の最大のブレーン。その政治力や、実に政権を介してNHKの会長人事すら左右するといわれる。

 事実、葛西氏は安倍が当時自民党の幹事長代理だった2005年、「Voice」(PHP研究所)で対談しているのだが、そのなかでも安倍に対し、思想面や歴史認識に関してこう助言していた。

靖国神社の問題は日本人の『心』に関わる問題です。それを『国家と国家』の問題として扱うことが、そもそもおかしいのです」
「(前略)日本は、六十年前で足を止めている歴史観に揺さぶられる必要はない。われわれは六十年間、努力してきたし、実績も上げてきた。これからも努力していく。『私たちは将来の日中関係について、安定的であることをいちばん大切だと思っている』と、堂々と述べればいいのです」

 まるで、安倍の靖国神社に対する姿勢や、2015年の戦後70年談話などで繰り返している「未来志向」という名の“歴史忘却作戦”の元ネタかと見紛うばかりだ。そして、この安倍との対談から5年後には、親米反中を唱えるタカ派・葛西氏の極右性が、グロテスクな差別主義としてあらわになったこともあった。

 国家公安員委員会の記録によれば、葛西氏が委員であった2010年9月、定例会議のなかで、「極端な『民族主義・排外主義的主張』に基づき、『外国人参政権反対』などと訴える市民運動」(=在特会などのヘイト団体)の話題になった際、「『右派系』と言うより、『極右系』と呼称すべきなのではないか」と言った委員長に対して葛西氏が噛みつき、こうした旨の意見を述べたという。

「『極端な民族主義・排外主義』と言えるのか」
「これからはこのようないわゆる『声なき声』を取り上げる形でインターネットによる情報交換が出てくる。このグループについては、『極右』と呼ぶべきものではないと思う。(略)事前に、よく実態を知り、適正に評価することが大事なのではないかと思う」

 つまり、国家公安委員会委員として、完全な排外主義とヘイト運動に対し、極めて肯定的な発言をしていたのだ。ありえないとしか言いようがない。

 しかも、おそろしいのは、第二次安倍政権以降も葛西氏の安倍政権への影響力が衰えを知らないところだ。首相動静によれば、第二次安倍政権以降だけでも安倍首相と少なくとも36回は直接顔を合わせており、前述のように、NHK会長人事への介入も取り沙汰された。また、15年には日本会議のフロント改憲団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の代表発起人にも名を連ね、いよいよ、安倍首相とともに戦前復古的な改憲へ邁進するらしい。「極右度」はトップクラスの★4、「影響度」は文句無しで★5とするのがふさわしいだろう。

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"5月28日 巳の日 銭洗い弁財天様に遠隔参拝で銭廻りを良くする!【白蛇神社 阿蘇白水龍神権現 銭洗い弁財天

2022年05月28日 07時46分46秒 | まち歩き

 

5月28日 巳の日 銭洗い弁財天様に遠隔参拝で銭廻りを良くする!【白蛇神社 阿蘇白水龍神権現 銭洗い弁財天】" を

https://youtu.be/krVNe-Zmtqk

 
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東大合格数トップは開成…男子難関5校の大学合格実績2022

2022年05月27日 16時41分16秒 | 受験・学校

東大合格数トップは開成…男子難関5校の大学合格実績2022

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リセマム

リセマム 奥山直美

 

 

私立名門中高一貫校は、卒業者数、受験者総数(現役、浪人)の受験者数を分析しますと公立高校よりも難関国立大学への合格実績を上げています。

理系学部、東京大学や、京都大学、大阪大学の医学部への現役合格者数は、断トツと言えます。

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廃業決めた老舗和菓子店を救済 社長が語った「マクドナルドを見習え」の真意

2022年05月27日 12時23分27秒 | グルメ
 

廃業決めた老舗和菓子店を救済 社長が語った「マクドナルドを見習え」の真意

廃業決めた老舗和菓子店を救済 社長が語った「マクドナルドを見習え」の真意

廃業決めた老舗和菓子店を救済 社長が語った「マクドナルドを見習え」の真意

(ITmedia ビジネスオンライン)

 看板商品「相国最中(しょうこくもなか)」などで知られ、5月16日に廃業を発表した和菓子店「紀の国屋」。26日、スイーツのインターネット販売を手がけるアイ・スイーツ(東京都文京区)は、紀の国屋の元従業員20人を雇用し、「匠紀の国屋」として新たに事業を始めると発表した。廃業の発表からわずか10日で新ブランドでの再始動が決定――という急転直下の事態に驚きの声が上がる。この間に一体、何があったのか。アイ・スイーツの社長に話を聞いた。 「復活させたいというよりも、社員の方が職を失うのは非常に悲しい出来事ですし、救ってあげたいなという気持ちからです。厳しくなって廃業した理由も、紀の国屋自身だけの問題じゃないと聞いていました」 こう話すのは、アイ・スイーツ社長の稲垣富之さんだ。稲垣さんは以前から、紀の国屋の社員と面識があり、社員の窮地に何かできることはないかと、元従業員らに声をかけたという。 「ボランティア的な意識が先走って動いています」と稲垣さん。テナント探しにも着手し、不動産事業者と交渉。事情を説明すると「家賃を安くします」などと協力に応じてくれ…
 
 美味しい看板商品「相国最中(しょうこくもなか)を作り、お店を繁昌させて下さいませ。
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中国は既に6分割されてしまっているという話が出てきている。人民解放軍7大軍区が5大戦区に編成が変わったことに関係している。中国は分割され、連邦国家への移行期間に入っている。

2022年05月27日 11時33分04秒 | 国際・政治

中国は既に6分割されてしまっているという話が出てきている。人民解放軍7大軍区が5大戦区に編成が変わったことに関係している。中国は分割され、連邦国家への移行期間に入っている。

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国は既に6分割されてしまっているという話が出てきている。人民解放軍7大軍区が5大戦区に編成が変わったことに関係している。中国は分割され、連邦国家への移行期間に入っている。』より、転載させて頂きました。

◆〔特別情報1〕
 これは、中国の内部情勢に精通した日中貿易のエキスパートからの特別情報である。
 中国国内で、なにか異変が起きているのではないかと感じている。というのも確かに、中国国内で、これまでになく李克強首相の話が、どんどん表に出てきている。それに対して習近平の話は減ってきているし、政策的な問題でも、以前に比べて発言の言い回しが和らいできている印象を受ける。
 それとさらにもうひとつ気になる話が伝わってきている。それは、中国は既に6分割されてしまっているという話が出てきている。まさに人民解放軍の7大軍区が5大戦区に編成が変わったことに関係している。それに伴って、中国が実質分割され、連邦国家になる移行期間に入っているということだ。しかも、5大戦区に基づく5分割ではなく、6分割ではないかという。
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jlj0011のblog 政治家がいない世界<本澤二郎の「日本の風景」(4457)

2022年05月27日 11時31分20秒 | 国際・政治

jlj0011のblog

政治家がいない世界<本澤二郎の「日本の風景」(4457)
2022/05/27 07:140
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政治家がいない世界<本澤二郎の「日本の風景」(4457)

<プーチン・ゼレンスキーも貪欲・強欲な利権政治屋!>より、転載させて頂きました。

 またしても無知人間であることをさらけ出してしまった。法律家に「バンドラ文書」を調べて、とささやかれて、ネットにアクセスすると、2021年に公開されているではないか。全く知らなかった。英女王のエリザベスも大金を脱税闇資金・租税回避地(タックスヘイブン)に投げ込んでいる。そうしてみると、日銀株を保有しているとされるヒロヒト(昭和天皇)の莫大な金塊も、と興味を抱いたが、それは見つからなかった。

 日本の天皇財閥のそれが発覚すると、間違いなく平等原則に反する天皇制は廃止されるに違いない。ここではまず興味をそそる強欲・貪欲の政治屋の代表格となったプーチンの大宮殿は、ロシアの野党政治家によって暴かれて、まだそう長くはない。それよりも、日本国民の多くが騙されて、寄付までしている「善玉ゼレンスキー」が、既に莫大な資金を隠ぺいしていることも、パンドラ文書が暴いていた。衝撃的だ。

 清廉潔白・民衆に仕える政治家は、この地球上にいない、と断定することが出来るだろう。事実である。

<パンドラ文書8億5000万ドル脱税逃れ発覚=貪欲なウクライナ大統領>

 凡人ジャーナリストは2016年に発覚した「パナマ文書」に腰を抜かしてしまった。世界の富豪たちの脱税資金が、暗闇の世界で蠢動しているという事実に仰天した。

 その中にはソフトバンクの孫正義がいた。彼は税金を納めていない、といって、庶民の批判を浴びていた。しかし、巨万の富を隠ぺいしていたのである。竹中平蔵はどうか。

 まずは「善玉」というウクライナのゼレンスキー支援に献金する日本人にうんざりだ。ウクライナ美人が、youtube動画に登場して、無知蒙昧な日本人に献金を呼びかけている。それが怪しげな団体や組織に吸い上げられるという事実を承知しながら、引っかかっている。赤十字献金と同じように。いま日本の地方では、半強制的に庶民の財布から日赤献金が集められている。

 ゼレンスキーは、2019年の大統領選挙になる直前に、実に8億5000万ドル、日本円にして1000億円を軽く超える巨費を、この秘密口座に移していた。

万万が一の場合は、米CIAが手を差し伸べるという前提で、彼は不屈の愛国者を演じていることが、このことでおぞましい正体がバレてしまった。

 バイデンもこの仲間であろう。

<英国エリザベス女王も租税回避地に投資・ヒロヒトは?>

 繰り返したい。英国の女王・エリザベスも、このパンドラ文書で正体を暴かれた。比例して日常的にささやかれている、日本のヒロヒトの秘密資金はどうなのか、に関心が集まって当然だが、このパンドラ文書では確認されなかった。その前のパナマ文書でも。政界関係者は「スイス銀行だろう」と指摘している。

 毎年莫大な血税が、皇室と宮内庁に投入されている。塗炭の苦しみに泣いている庶民の怒りは、必然的に天皇制廃止論へと昇華されていく。

 無知なジャーナリストにとって天皇問題は、関心外の話題だったが、自民党と共に歩いてきた清和会OBの、繰り返し叫び続ける天皇はいらない、廃止すべきだという意見に近年は納得するほかない。天皇君主・戦争国家・核武装国家に狙いを定める自公維の野望に対して、無数の弱者は「天皇制廃止」で対抗することになろう。

<パナマ文書では習近平・胡耀邦・李鵬ら中国要人も>

 パンドラ文書は、日本のNHKなど霞んでしまう英国BBCが、詳細に公開報道している。そしてパナマ文書にも言及している。

 世界の脱税王を暴いているのは、このほかフィンセン文書も。正義の士による漏洩は、これからも続くのであろうが、パナマ文書では中国共産党の要人も、この仲間に入っていることが明らかにされている。

 習近平だけではない。李鵬や「質素な暮らしをしていて人気」といわれた胡耀邦までも。これはびっくりである。香港の金融機関から、タックスヘイブンの地に流れ込んだ。それでもドイツの前首相のメルケルは、依然として信用したい。彼女がいなくなった時点で、プーチンは軍を動かしている。

<日本の中曽根や石原はどうか?抜け穴政治資金法が幸い?>

 日本政治屋は、ゼレンスキーより、はるかにずる賢い。中曽根や石原慎太郎、その前に岸信介は?一説には、日本の政治資金規正法によって、いくらでも脱税ができるから、必要はない?とか。信じられない。日本の政治屋・官僚たちも、負けじと脱税に必死のはずである。馬鹿を見るのは弱者ばかりだ。

 政治屋の遺産相続に手を貸して、政界にのし上がったという人物がいたと聞いたことがある。カルト教団など優遇税制を受けている組織や親玉も、富豪といわれる面々は、いずれは浮上する。させるべきだ。まだ地球に正義は残っているのだから!

2022年5月27日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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"大阪【心斎橋商店街】昭和老舗めぐり"

2022年05月27日 11時04分01秒 | 社会・経済

 

 

"大阪【心斎橋商店街】昭和老舗めぐり" を YouTube で見るhttps://youtu.be/6l0piDIPux4

 

大阪の実体経済の厳しさが、よく分かります。

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習近平は既に死亡しており、いま表に立っているのはダミーだという話がある。暗殺で退陣ということになると、国家の威信に関わることのため、病気を理由に退陣となるのではないか。

2022年05月26日 11時12分57秒 | 国際・政治

習近平は既に死亡しており、いま表に立っているのはダミーだという話がある。暗殺で退陣ということになると、国家の威信に関わることのため、病気を理由に退陣となるのではないか。

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
習近平は既に死亡しており、いま表に立っているのはダミーだという話がある。暗殺で退陣ということになると、国家の威信に関わることのため、病気を理由に退陣となるのではないか。』より、転載させて頂きました。

◆〔特別情報1〕
 5月上旬から中国語のSNSで、習近平退陣説が飛び回っているということが、日本でも話題になりはじめている。習近平はすでに事実上、失脚しており、政府運営は李克強首相が実質的に担い、秋の党大会で正式に習近平は退陣し、李克強政権がスタートするというものらしい。これについて以下、中国の内部情勢に詳しい情報通に話を聞いた。
 習近平は、既に死亡しており、いま表に立っているのはダミーだという話がある。これまで幾度も暗殺危機に遭ってきたわけだが、とうとう昨年末から今年の正月にかけての頃、暗殺が成功し死亡しているという。しかし、中国の体制としては、そのことは伏せて、表向きは何ごともなかったように現状を通し、どこかの時点で病気を理由に退陣することになるのではないか。暗殺で退陣ということになると、国家の威信に関わることであり、そんなことが公になると国の体制が緩んでしまう。だから、それだけは隠し通す。
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jlj0011のblog まず三馬鹿トリオ打倒<本澤二郎の「日本の風景」(4456)

2022年05月26日 11時08分31秒 | 国際・政治

jlj0011のblog

まず三馬鹿トリオ打倒<本澤二郎の「日本の風景」(4456)
2022/05/26 08:241
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まず三馬鹿トリオ打倒<本澤二郎の「日本の風景」(4456)

<安倍・小泉・森の3人が日本を破綻させた真犯人>より、転載させて頂きました。

 三馬鹿トリオ?よく分からないので、ネットで調べると、アメリカでは三馬鹿大将という3人の芸人が、日本では漫画か小説に三馬鹿トリオが。永田町の三馬鹿トリオとは、日本の内外政を破綻させた清和会の極右・日本会議神社神道派の安倍・小泉・森を指す。清和会の歴史と共に歩んできた御仁の指摘で、このままでは15年後の日本は、極東の小さな島国になると予言する。想定できるだろう。

 古来より国家の盛衰は、指導者の資質に左右される。舵取りいかんにかかっている。この3人とも福田赳夫が創立した清和会と縁が薄いか、全くない大バカ者である。清和会を飛び出して、政権を手にした面々ばかりだ。安倍の実父・晋太郎は、清和会事務総長の塩川正十郎が「安倍は清和会の人間ではない」と断じていた。

 息子の安倍晋三は、清和会候補の町村信孝を蹴落として政権を手にした。町村は怒り心頭して他界した。無知蒙昧の徒である長州の田布施晋三を男にしたのは、薩摩の田布施小泉純一郎だった。小泉がなぜ清和会を除外して、晋三にテコ入れしたのか。それは小泉が繰り返し靖国神社を参拝し、アジア諸国民を恐怖に陥れたことから、二人とも靖国派・日本会議の有力メンバーであった、そのためだった。

 森喜朗が政権にありついた理由も怪しい。時の首相の小渕恵三が倒れ、官邸と党本部役員の談合でその地位に就いた。亀井静香もその中にいた。事情を知る人物だ。告白してもらいたい。案の定森は神道政治連盟という、神がかりの原始宗教・神社神道・神社本庁指揮下の集会で「日本は天皇中心の神の国」と時代錯誤の本性をさらけ出した。原始宗教のカルト教団が生み出した人物であることを、自ら明らかにして、墓穴を掘って小泉と交代した。

 もはや福田赳夫が創立した清和会は存在しない。三馬鹿トリオの清和会に堕してしまった。最近まで清和会会長だった原子力ムラのボスのような細田吉蔵の倅・博之を、歴史を知らないジャーナリストは今も記憶している。年収5000万円以上の血税を懐に入れている細田博之衆院議長は「月収100万円」と大嘘・出鱈目発言をして、国民の怒りを買っている。それどころかセクハラ事件で追及されて、辞任必至である。

 安倍はというと、民衆の生活苦を屁とも思わないで、急激な円安物価急騰を放置、相変わらず莫大な円刷りを強行するだけで、物価高の日本に追い込んでいる。日銀の黒田は、庶民の敵である。そんな輩を日銀総裁にした安倍は「日銀は政府の子会社だ」と大嘘を垂れた。安倍に屈する岸田文雄も、これには国会で「そんなことはない」と否定答弁した。清和会OBは「安倍は日銀法も知らないで首相を8年も。安倍を担いできた日本人が問われている。それを許してきた新聞テレビに反吐が出る」と今朝ほどの電話で痛撃した。

 清和会三馬鹿トリオを打倒しないと、10年15年後の日本は消えるだろう。本心からそう思う。言論人は覚醒して、まともな記事を書け、と叫ぶしかない。

<戦争三法を強行したアジア蔑視の晋三と太田ショウコウ>

 安倍の罪は三馬鹿の中でも突出している。教育勅語の戦前教育の猛省から誕生した教育基本法を改悪しただけではなかった。戦争する日本へと戦争法を強行した。安倍一人ではできない。公明党創価学会の代表だった太田ショウコウも動員した。

 特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪の戦争三法は、憲法に違反する。「安倍も大馬鹿、彰晃ならぬ太田も、憲法を読んでない大馬鹿三太郎」と指摘されている。あまつさえ「防衛費を倍増せよ」とがなり立てている晋三に腹が立つ。しかし、安倍を擁立した日本国民が存在したことを忘れてはなるまい。

 「半島出身者がなぜ半島の韓国をいびるのか。信じられない」と指摘する声も紹介せざるを得ないだろう。国民は何も知らない。ヒロヒトが昭和天皇であることも。戦後教育の悪しき実績である。

<小泉の靖国参拝でアジアの孤児となった日本>

 小泉は、戦争神社として、国際的に指弾されている一宗教法人にすぎない靖国神社を、繰り返し参拝した。 

 日本国民の国際的評価を貶めた罪は計り知れない。赤紙一枚で戦場に犬猫同然に引きずり出され、命をなくした元凶である国家神道に合祀されというカラクリに興じ、満足する現代人がいるであろうか。子供じみたお祓いカルト教に再び?賭ける日本人がいるはずもない。

 再び人の尊い命を、二度と犬死させるカルト教団は百害あって一利なしだ。福田康夫のいうように、靖国に代わる非宗教的な記念碑を建てることが、国際社会を安心させることである。靖国はいらない!

<「天皇中心の神の国」と戦前の国家神道復活宣言した喜朗>

 安倍の靖国参拝、小泉の靖国参拝は、つまるところ森喜朗の狂気の日本論に集約することが出来る。

 それはすなわち自民党に巣食う神道政治連盟という、戦前の国家神道をそっくり継承した宗教法人・神社本庁というカルト教団の政治組織、その主要メンバーが極右派閥・清和会ゆえである。明治が人工的に作り上げた戦争体制の中枢に位置するカルト教である。ここが天皇制国家主義の元凶なのだ。

 ロシア・ウクライナ戦争でも、背後に宗教が控えて、戦場に散る若者を鼓舞する役割を担っているように、すべての戦争に宗教が関与する。そうして双方の若者の命を奪うもので、女子供が多く犠牲にされる。そのための装置を、到底容認することは出来ない。

 小泉・安倍の靖国参拝は、新たな死者を作り出そうとする悪しき権力者の野望と見て取れるだろう。こんな幼稚な罠にかかる現代の若者がいるだろうか。戦場へとおびき出すカラクリ組織を憲法が容認しない。

 神社神道の集会で、森は「日本は天皇を中心とする神の国」と途方もない日本論をがなり立てた。正に戦前の侵略戦争も持さないキチガイじみた国家論を提起して見せた。戦前の国家神道復活が見て取れるだろう。戦争こそが、空前絶後の利権を生み出すことも承知すべきだろう。

<10年後の小さな島国=清和会OBの天皇制廃止論が見えてきた>

 三馬鹿トリオの実績は、つまるところ日本の衰退を裏付けている。アベノミクスで日本は、1%族を除いて絶望の淵を歩かされている。1%のための軍拡だけが具体化している。新たな戦争へと鎌首をもたげている自公政府だ。

 バイデン来日と台湾有事は、一本の糸で結びついている。日本を第二のウクライナにしようとしている。日中激突へとワシントンは狙いを定め、それに掉さす自民党と公明党創価学会、維新それに連動する労働組合・連合の姿が見えるだろう。

 さればこそ、清和会OBが根源である天皇制について「廃止せよ」と大声を上げ始めた。10年後の小さな島国に、警鐘を鳴らしている。同意できる。

2022年5月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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京都の一等地でも撤退 ~ なぜ好立地でも商業の苦戦が続く

2022年05月26日 10時56分16秒 | 津波火災

京都の一等地でも撤退 ~ なぜ好立地でも商業の苦戦が続くより、転載させて頂きました。

中村智彦  | 神戸国際大学経済学部教授

撤退する京都マルイ前。観光客で賑わう京都・四条河原町周辺(撮影・筆者)

・一等地からの撤退

 10月末、京都マルイが来年(2020年)5月で閉店することになったと、新聞各紙が伝えた。京都マルイは、京都一の繁華街である四条河原町の中心に位置する。京都という土地柄、若者も多く、インバウンド客も増加している中での発表は、多くの人を驚かせた。

 京都マルイは、2010年に撤退した阪急百貨店(現・阪急阪神百貨店)の直営店である四条河原町阪急の跡に、2011年に開業した。この四条河原町阪急が撤退した時も話題になった。この場所は、地下を走る阪急京都河原町駅に直結する位置にある。阪急京都河原町駅は、阪急京都線の京都寄りの終着駅であり、そこに開業した阪急百貨店は、ターミナル型百貨店として多くの人たちに親しまれてきた。

 阪急京都線は第二次世界大戦前から運行していたが、京都側の終点は、当初は西院駅、1931年からは大宮駅だった。大宮駅から河原町駅までが開通したのは、1963年であり、さらに阪急百貨店が開業したのは1976年のことだ。四条河原町阪急は、大学など学校も多く若い世代が多い京都の街に合わせて、若者向けのファッションを中心に扱い、四条河原町地域の中心的商業施設となっていった。

 同店の売り上げのピークは、1992年3月で171億円を記録した。しかし、その後、周辺の商業施設との競合が激しくなり、売り上げは下降線をたどる。1997年には、京都駅の改築に合わせてジェイアール京都伊勢丹が開業し、京都の買い物客の流れが大きく変化する。さらに、2010年6月には京都駅南側に大規模商業施設であるイオンモールKYOTOが開業し、さらに京都駅周辺への買い物客の集中が進んだことが決定的となった。

 商業施設の競合により、2007年2月には戦前から丸物百貨店として親しまれてきた京都駅前の京都近鉄百貨店が閉店。さらに、2010年8月には四条河原町阪急も34年の歴史を閉じた。一等地からの阪急の撤退は、四条河原町周辺の商業者に危機感を与えた。その期待を受けて、2011年4月に進出したのが京都マルイだった。そのマルイもわずか10年で撤退が決まったのだ。

観光入込客数及び観光消費額
観光入込客数及び観光消費額

 

・好立地でも苦戦が続く

 京都駅への買い物客の集中があるとは言え、四条河原町は依然として京都市の商業集積地の中心的存在である。平日の日中でも、四条河原町周辺は多くの人が行きかっている。2019年6月に京都府が発表した「平成30年京都府の観光入込客数等について」によれば、「災害等の影響により観光入込客数は前年を下回ったものの」、「観光消費額および外国人宿泊客数」は過去最高を記録している。

 「通りには人は溢れていますが、外国人観光客や府外からの観光客。土産物や一見客を相手にする店は繁盛しているが、以前からの客は減っています。京都駅前周辺の再開発で、京都も大きく流れが変わりました。」四条河原町で飲食店を経営する女性はそう話す。

・大型商業施設が京都市中心部を取り囲むように次々にオープン

 京都市内は、市内中心部に大型商業施設が進出できる余地がなく、全国の中でも商店街などが集客力を維持してきた。しかし、20年ほど前から製造業の大規模工場の閉鎖や再開発が行われ、大型商業施設が京都市中心部を取り囲むように次々にオープンした。

 エイチ・ツー・オー リテイリンググループの阪急商業開発も、今年(2019年)12月に「洛北阪急スクエア」をオープンさせる。京都市左京区の商業施設「カナート洛北」の床面積を1.6倍に拡大し、全館リニューアルし、90店舗を集めた滞在型ショッピングセンターだ。四条河原町からは車で20分ほど北に向かったところにある。駐車場も820台収容だ。

 「四条河原町に行っても外国人ばかりだし、日常の買い物だけではなく、ブランド品や贈答品の買い物も、車で気軽にでかけられるショッピングモールにでかけるようになった」と京都市に住む40歳代の主婦は話す。

京都マルイの入る京都住友ビルディングも1976年築(画像・著者撮影)
京都マルイの入る京都住友ビルディングも1976年築(画像・著者撮影)

・老朽化ビルも一つの原因

 「大型商業ビルは、耐震工事に巨額の費用がかかる。さらに、仮に耐震工事を行ったとしても、リニューアルがうまくいくことは少ない」と、あるゼネコンの技術者はそう言う。「1980年代以前のビルは、今のように電気配線やインターネット回線などが必要なかったこともあり、天井高が低いのです。さらに、床面を上げて配線工事を行ったり、エアコンなど空調などを増設するために天井を下げて空間を作るなどした結果、圧迫感が強くなってしまう。」その結果、「内装だけ、いくら手を入れても、パッとしない」と指摘する。

 首都圏の不動産会社経営者も、「今の百貨店の状況を見た場合、老朽化したビルを取り壊し、休業し、さらに新築しても、リターンが充分得られるとは思えない。せいぜい低層階に商業施設を入れて、高層階は住宅として分譲するか、オフィスかホテルにするというのが普通の考えだ」と言う。四条河原町でも、京阪ホールディングスが2019年12月に複合商業施設「GOOD NATURE STATION」(グッド ネイチャー ステーション)を開業する。1階から3階には、食材の販売とレストラン、美容関連の物販やサービスなどが、4階から9階には高級ホテルが設けられる。

 百貨店の二極分化が指摘されることが多いが、新しく高級感もあるショッピングモールにも対抗できる新築ビルを建設できるだけの売上高を確保できる見込みが立つか、立たないかという二つだとも言えるだろう。その収益性を左右している原因は、アパレル業界の変化にもある。

京都への外国人観光客は依然として多い(画像・著者撮影)
京都への外国人観光客は依然として多い(画像・著者撮影)

・アパレル業界の激変も影響

 アパレル系中小企業の経営者は、「今までなら、郊外型の大型商業施設のせいだとか、自家用車による顧客の都心離れだと批判していれば良かったが、もうそれだけではない」と言う。「メルカリなど個人が自分の不用品を簡単に売れるようになった結果、今までそれぞれの家でいわゆるタンスの肥やしになって眠っていた衣料品が一気に世の中に出てきた。ダムが決壊したようなもんだ。」

 経済産業省の調査によれば、国内のアパレル市場の規模はバブル期の15兆円から10兆円程度にまで5兆円も縮小する一方で、供給量は20億点から40億点程度へと、ほぼ倍増した。飽和状況にあるため、国内市場の縮小の一方で衣料品の購入単価および輸入単価は、1991年を基準に6割前後の水準に下落している。先の経営者は、「アパレル業界では、百貨店は主要な存在だった。その業界で大きな変化が起きた。女性顧客に話を聞いても、安いものはネットや量販店で、ここぞというものは東京など観光を兼ねてという流れが定着している。有名ブランドも郊外のショッピングモールに出店している。くたびれた老朽化した建物に、ただ有名ブランドを並べているというだけでは、百貨店は客を呼べない」と厳しい。

・京都の事例から学ぶことも多い

 京都の状況は、特別なものでもない。10月に入り、そごう川口店(2021年2月)、そごう西神(2020年8月)、そごう徳島店(2020年8月)、西武岡崎(2020年8月)、西武大津店(2020年8月)、高島屋港南台店(2020年8月)、タカシマヤ スタイルメゾンららぽーと海老名店(2020年2月)と次々に閉店が発表された。これまで百貨店撤退が相次いだ地方都市だけではなく、集客力が高いと思える中堅都市でも撤退が目立ってきた。

 京都の場合は、外国人観光客が多く、消費額も落ちていない、そのため中心市街地の空き店舗もほとんどない。それだけに、他の地方都市に比較して、その問題が顕在化していない。むしろ、これだけ多くの人が通りに溢れており、その中心地の立地でも集客力を維持できない事例が出たことは、商業が直面している深刻さを示している。様々な面から学ぶことは多い。

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中村智彦

神戸国際大学経済学部教授

1964年生まれ。上智大学を卒業後、タイ国際航空、PHP総合研究所を経て、大阪府立産業開発研究所国際調査室研究員として勤務。2000年に名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程を修了(学術博士号取得)。その後、日本福祉大学経済学部助教授を経て、神戸国際大学経済学部教授。関西大学商学部非常勤講師、愛知工科大学非常勤講師、総務省地域力創造アドバイザー、山形県川西町総合計画アドバイザー、山形県地域コミュニティ支援アドバイザー、向日市ふるさと創生計画委員会委員長などの役職を務める。営業、総務、経理、海外駐在を経験、公務員時代に経済調査を担当。企業経営者や自治体へのアドバイス、プロジェクトの運営を担う。

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京都の一等地でも撤退 ~ なぜ好立地でも商業の苦戦が続く

2022年05月26日 10時53分56秒 | 社会・経済

京都の一等地でも撤退 ~ なぜ好立地でも商業の苦戦が続く

中村智彦  | 神戸国際大学経済学部教授

撤退する京都マルイ前。観光客で賑わう京都・四条河原町周辺(撮影・筆者)

・一等地からの撤退

 10月末、京都マルイが来年(2020年)5月で閉店することになったと、新聞各紙が伝えた。京都マルイは、京都一の繁華街である四条河原町の中心に位置する。京都という土地柄、若者も多く、インバウンド客も増加している中での発表は、多くの人を驚かせた。

 京都マルイは、2010年に撤退した阪急百貨店(現・阪急阪神百貨店)の直営店である四条河原町阪急の跡に、2011年に開業した。この四条河原町阪急が撤退した時も話題になった。この場所は、地下を走る阪急京都河原町駅に直結する位置にある。阪急京都河原町駅は、阪急京都線の京都寄りの終着駅であり、そこに開業した阪急百貨店は、ターミナル型百貨店として多くの人たちに親しまれてきた。

 阪急京都線は第二次世界大戦前から運行していたが、京都側の終点は、当初は西院駅、1931年からは大宮駅だった。大宮駅から河原町駅までが開通したのは、1963年であり、さらに阪急百貨店が開業したのは1976年のことだ。四条河原町阪急は、大学など学校も多く若い世代が多い京都の街に合わせて、若者向けのファッションを中心に扱い、四条河原町地域の中心的商業施設となっていった。

 同店の売り上げのピークは、1992年3月で171億円を記録した。しかし、その後、周辺の商業施設との競合が激しくなり、売り上げは下降線をたどる。1997年には、京都駅の改築に合わせてジェイアール京都伊勢丹が開業し、京都の買い物客の流れが大きく変化する。さらに、2010年6月には京都駅南側に大規模商業施設であるイオンモールKYOTOが開業し、さらに京都駅周辺への買い物客の集中が進んだことが決定的となった。

 商業施設の競合により、2007年2月には戦前から丸物百貨店として親しまれてきた京都駅前の京都近鉄百貨店が閉店。さらに、2010年8月には四条河原町阪急も34年の歴史を閉じた。一等地からの阪急の撤退は、四条河原町周辺の商業者に危機感を与えた。その期待を受けて、2011年4月に進出したのが京都マルイだった。そのマルイもわずか10年で撤退が決まったのだ。

観光入込客数及び観光消費額
観光入込客数及び観光消費額

 

・好立地でも苦戦が続く

 京都駅への買い物客の集中があるとは言え、四条河原町は依然として京都市の商業集積地の中心的存在である。平日の日中でも、四条河原町周辺は多くの人が行きかっている。2019年6月に京都府が発表した「平成30年京都府の観光入込客数等について」によれば、「災害等の影響により観光入込客数は前年を下回ったものの」、「観光消費額および外国人宿泊客数」は過去最高を記録している。

 「通りには人は溢れていますが、外国人観光客や府外からの観光客。土産物や一見客を相手にする店は繁盛しているが、以前からの客は減っています。京都駅前周辺の再開発で、京都も大きく流れが変わりました。」四条河原町で飲食店を経営する女性はそう話す。

・大型商業施設が京都市中心部を取り囲むように次々にオープン

 京都市内は、市内中心部に大型商業施設が進出できる余地がなく、全国の中でも商店街などが集客力を維持してきた。しかし、20年ほど前から製造業の大規模工場の閉鎖や再開発が行われ、大型商業施設が京都市中心部を取り囲むように次々にオープンした。

 エイチ・ツー・オー リテイリンググループの阪急商業開発も、今年(2019年)12月に「洛北阪急スクエア」をオープンさせる。京都市左京区の商業施設「カナート洛北」の床面積を1.6倍に拡大し、全館リニューアルし、90店舗を集めた滞在型ショッピングセンターだ。四条河原町からは車で20分ほど北に向かったところにある。駐車場も820台収容だ。

 「四条河原町に行っても外国人ばかりだし、日常の買い物だけではなく、ブランド品や贈答品の買い物も、車で気軽にでかけられるショッピングモールにでかけるようになった」と京都市に住む40歳代の主婦は話す。

京都マルイの入る京都住友ビルディングも1976年築(画像・著者撮影)
京都マルイの入る京都住友ビルディングも1976年築(画像・著者撮影)

・老朽化ビルも一つの原因

 「大型商業ビルは、耐震工事に巨額の費用がかかる。さらに、仮に耐震工事を行ったとしても、リニューアルがうまくいくことは少ない」と、あるゼネコンの技術者はそう言う。「1980年代以前のビルは、今のように電気配線やインターネット回線などが必要なかったこともあり、天井高が低いのです。さらに、床面を上げて配線工事を行ったり、エアコンなど空調などを増設するために天井を下げて空間を作るなどした結果、圧迫感が強くなってしまう。」その結果、「内装だけ、いくら手を入れても、パッとしない」と指摘する。

 首都圏の不動産会社経営者も、「今の百貨店の状況を見た場合、老朽化したビルを取り壊し、休業し、さらに新築しても、リターンが充分得られるとは思えない。せいぜい低層階に商業施設を入れて、高層階は住宅として分譲するか、オフィスかホテルにするというのが普通の考えだ」と言う。四条河原町でも、京阪ホールディングスが2019年12月に複合商業施設「GOOD NATURE STATION」(グッド ネイチャー ステーション)を開業する。1階から3階には、食材の販売とレストラン、美容関連の物販やサービスなどが、4階から9階には高級ホテルが設けられる。

 百貨店の二極分化が指摘されることが多いが、新しく高級感もあるショッピングモールにも対抗できる新築ビルを建設できるだけの売上高を確保できる見込みが立つか、立たないかという二つだとも言えるだろう。その収益性を左右している原因は、アパレル業界の変化にもある。

京都への外国人観光客は依然として多い(画像・著者撮影)
京都への外国人観光客は依然として多い(画像・著者撮影)

・アパレル業界の激変も影響

 アパレル系中小企業の経営者は、「今までなら、郊外型の大型商業施設のせいだとか、自家用車による顧客の都心離れだと批判していれば良かったが、もうそれだけではない」と言う。「メルカリなど個人が自分の不用品を簡単に売れるようになった結果、今までそれぞれの家でいわゆるタンスの肥やしになって眠っていた衣料品が一気に世の中に出てきた。ダムが決壊したようなもんだ。」

 経済産業省の調査によれば、国内のアパレル市場の規模はバブル期の15兆円から10兆円程度にまで5兆円も縮小する一方で、供給量は20億点から40億点程度へと、ほぼ倍増した。飽和状況にあるため、国内市場の縮小の一方で衣料品の購入単価および輸入単価は、1991年を基準に6割前後の水準に下落している。先の経営者は、「アパレル業界では、百貨店は主要な存在だった。その業界で大きな変化が起きた。女性顧客に話を聞いても、安いものはネットや量販店で、ここぞというものは東京など観光を兼ねてという流れが定着している。有名ブランドも郊外のショッピングモールに出店している。くたびれた老朽化した建物に、ただ有名ブランドを並べているというだけでは、百貨店は客を呼べない」と厳しい。

・京都の事例から学ぶことも多い

 京都の状況は、特別なものでもない。10月に入り、そごう川口店(2021年2月)、そごう西神(2020年8月)、そごう徳島店(2020年8月)、西武岡崎(2020年8月)、西武大津店(2020年8月)、高島屋港南台店(2020年8月)、タカシマヤ スタイルメゾンららぽーと海老名店(2020年2月)と次々に閉店が発表された。これまで百貨店撤退が相次いだ地方都市だけではなく、集客力が高いと思える中堅都市でも撤退が目立ってきた。

 京都の場合は、外国人観光客が多く、消費額も落ちていない、そのため中心市街地の空き店舗もほとんどない。それだけに、他の地方都市に比較して、その問題が顕在化していない。むしろ、これだけ多くの人が通りに溢れており、その中心地の立地でも集客力を維持できない事例が出たことは、商業が直面している深刻さを示している。様々な面から学ぶことは多い。

All copyrights reserved by Tomohiko Nakamura2019

Don't PICK , Please.

中村智彦

神戸国際大学経済学部教授

1964年生まれ。上智大学を卒業後、タイ国際航空、PHP総合研究所を経て、大阪府立産業開発研究所国際調査室研究員として勤務。2000年に名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程を修了(学術博士号取得)。その後、日本福祉大学経済学部助教授を経て、神戸国際大学経済学部教授。関西大学商学部非常勤講師、愛知工科大学非常勤講師、総務省地域力創造アドバイザー、山形県川西町総合計画アドバイザー、山形県地域コミュニティ支援アドバイザー、向日市ふるさと創生計画委員会委員長などの役職を務める。営業、総務、経理、海外駐在を経験、公務員時代に経済調査を担当。企業経営者や自治体へのアドバイス、プロジェクトの運営を担う。

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東大院卒の30歳 阪神電鉄初の女性駅長が語る、鉄道会社で働く意味

2022年05月26日 10時19分57秒 | 社会・経済

東大院卒の30歳 阪神電鉄初の女性駅長が語る、鉄道会社で働く意味

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東大院卒の30歳 阪神電鉄初の女性駅長が語る、鉄道会社で働く意味
御影駅管区の管区駅長に就任した大澤仁美さん=4月上旬、神戸市東灘区深江北町4の阪神深江駅

 阪神電鉄の深江駅(神戸市東灘区)から西灘駅(同市灘区)までの9駅を管轄する「御影駅管区」で今春、社内歴代初となる女性駅長が誕生した。東灘区出身で「大変光栄だけど、主役は駅員たち」と遠慮がちに話す東京大大学院卒の30歳。「若手の駅員たちとたくさんコミュニケーションを取って、毎日の『接遇力』を高めていきたい」と、サービス向上に意欲を燃やす。

【写真】新神戸駅、50年前開業時のすさまじい熱狂 伝説の「一番切符」持つ元鉄道マンが語る舞台裏
 大澤仁美さんは、2016年に阪神電鉄に入社した。運輸部や都市交通計画部を経て、22年2月から大阪梅田駅管区で「首席助役」として泊まり勤務に入り、駅長の補佐や係員の指導、管理業務を担った。

 小学4年生以来、大学院生時代の2年間を除いて東灘区で暮らしてきたという大澤さん。ふるさとでの勤務は初めてで、「不思議な感じがするけど、慣れ親しんだ地域なので素直にうれしい」と笑みがこぼれる。

 「御影駅管区」は深江駅(東灘区)から西灘駅(灘区)までの9駅を管轄する。駅長は、主に駅員の勤務管理や帳簿の確認など事務仕事が中心だが、他の駅員と同様、朝のラッシュ時に改札であいさつに立ったり、巡回中に乗降客の困りごとに対応したりもする。

     ◇

 鉄道業界で働くきっかけは学生時代、阪神電鉄でのインターン体験だった。若い女性社員が、大澤さんに「現場でお客さまと接する仕事と、経営に関わる仕事を若手のうちから両方経験できる」と教えてくれた。

 将来自分がどういう仕事をしたいかというビジョンを明確に語っていた女性社員の言葉が印象的だった。「自分もこんな風に働き、キャリアを積みたい」と憧れ、入社した。

 まだその社員と直接一緒に働いたことはないが、4年目に都市交通部門で予算管理を担当したときは、その社員が作った業務マニュアルや手引書に助けられ、直接会った機会に感謝を伝えたという。

 入社から6年、鉄道会社で働く意味が見えてきた。「ありきたりかもしれないけど、『安全』を維持することが一番難しくて、一番のやりがいでもある。この感覚はきっと、退職するまで変わらないと思う」

     ◇

 漠然と「いつかはやってみたい」と思っていた駅長職だが、今年3月、異動を聞いたときは驚きしかなかった。前駅長は50代のベテランで、アイデアと行動力にたけ、地域に溶け込む存在だった。

 その後任となり、肩に力が入りかけていたが、「自分らしくやればいい」と思うようにし、気負いは抜けた。「女性初の駅長」を「あまり意識しない」とする一方、「お客さまの半数は女性。今まで拾い上げられていなかった声にも耳を傾けて、より快適にご利用いただける工夫をしたい」。焦らず一歩ずつ、理想の駅を追い求めていく。

(井上太郎)

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ゼレンスキー効果<本澤二郎の「日本の風景」(4455)

2022年05月25日 14時40分37秒 | 国際・政治
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ゼレンスキー効果<本澤二郎の「日本の風景」(4455)

<「ヒトラーと肩を並べたヒロヒト」一撃、日本国民に史実を教えた大統領>より、転載させて頂きました。

日本の官僚たちは、敗戦後の教育で最も大事な近現代史に蓋をして、学校教育の現場で教えなかった。特に朝鮮半島から大陸への植民地・侵略戦争の蛮行の数々を、鋼鉄で蓋をした。そのはずで最高の戦争犯罪責任者ヒロヒトが、戦後の平和憲法において、信じがたいことに象徴の地位をつかんだ。これほどのブラックユーモアも珍しい。主権者である国民の審判を回避するという不条理を貫いて、今日を迎えている。事情を知る歴史の教師は「軍部独走」という虚構・フィクションを、未来を生きる子供たちにまき散らした。

 

 筆者もその被害者だった。天皇裕仁・ヒロヒトは、300万人の死者に対してとうとう謝罪しなかった。生物学者に変身して、ヒトラーやムッソリーニと真逆の人生を、昂然と楽しんだ。という史実をゼレンスキーのウクライナ政府が、当たり前のように世界の常識を、今回堂々と発信、その反響は広がっている。これがゼレンスキーの唯一の歴史的貢献である。多くの日本国民も覚醒した。

 

 したがって、ウクライナ大統領が米議会(2022年3月16日)向けの演説で「真珠湾攻撃を思い出してほしい。1941年12月7日のおぞましい朝のことを」と叫び、続けて同4月24日彼の政府は「我々は今ここでファシズムと戦っている」とネット配信、第二次世界大戦の元凶である三国同盟の三悪人のムッソリーニとヒトラー、そしてヒロヒトの顔写真を掲載、合わせて「ファシズムとナチズムを1945年に打倒した」と指摘した。ヒロヒトもその仲間だった。

 以上は世界の常識である。日本の非常識に原爆並みの一撃を加えたことになろうか。

 

 翻ってロシアの独裁者・プーチンの隣国・ウクライナへの軍事侵攻に国際世論は、恐怖で沸き返った。しかし、元俳優のゼレンスキーの演技の黒幕が分かってくると、NATOを指揮するワシントンが、ロンドンと連携しながらプーチンのロシアを打倒する戦争であることが判明した。

 米国の最新兵器に叩きのめされるロシア兵は、ウクライナ市民と共に命を奪われていく。日本の戦争報道は、ワシントンとロンドンによる、いわば大本営情報を発信し続けるため、ゼレンスキーのウクライナが善玉で、プーチンのロシアを悪玉にした。戦争は悪だ。双方とも悪である。プーチンもゼレンスキー、そしてバイデンもジョンソンも、である。

 NATOのテコ入れによって、戦争は長引く。ロシアの敗北は時間の問題だろう。追い詰められるプーチンが和平に応じるのか、それとも核のボタンを押すのか。側近の反乱で拘束・殺害されるのか。

 

<「ヒロヒトって誰」と尋ねる日本国民が現れた絶大な教育効果>

 日本も危うい。バイデンの日本訪問は、第二のウクライナ体制の構築であろう。中国封じに日米豪印4か国の反中勢力の結束は、習近平の中国叩きである。

 台湾の独立派を決起させる狙いがある。台湾有事を想定した策略が動き出している。北京の出方次第では、沖縄も危ない。ワシントンの罠に北京がむざむざ引っかかることは想定できないものの、コロナの経済的混乱が引き金になるのか?台湾の人々が、独立派に屈すると危うい。

 

 バイデンの今回の来日にはしゃぐような日本国首相を見ていると、歴史の教訓を全く学んでいない日本政府の要人たちも、立憲主義を放棄して、憲法の平和主義を破壊する可能性を否定出来ない。

 

 反対に、逆の期待も出ている。「ヒロヒトは誰」という日本人が現れてきたことだ。これはゼレンスキー効果である。77年を経て、ヒロヒトの蛮行に目を向ける市民が現れたことは、近現代史を知ろうとする意欲の表れであろう。そのことが喫茶店や井戸端会議、ネットで繰り返されることになる。平和国民の広がりを歓迎したい。

 

<「日本最大恥部」から逃げて、沈黙する凡人ジャーナリストも覚醒>

 報道に携わるジャーナリストも目を覚ましてきている。敗戦後に解体された財閥と軍閥、そして国家神道が、既に国政を壟断している。権力の中枢に棲みついている。改憲軍拡と議会の翼賛体制化だ。

 

 彼らは台北の独立派を操作して、北京を著しく刺激している。対抗して中国軍機が飛来して、けん制しているのだが、台湾独立派は待っていたとばかりに大々的に国際社会に発信している。ワシントンと東京での、台湾ロビー活動を活発化させている。危険極まりない東京の蠢動である。

 鍵を安倍晋三と岸信夫の国粋主義者が握っている。改憲軍拡にワシントンの死の商人は小躍りしている。

 

 筆者を含めて、これまでのところヒロヒト問題を避けてきた。「軍部独走」という虚構に災いされてきたこともあるが、いまは変わった。昨年からヒロヒト側近の百武三郎侍従長の日記が「軍部独走」の偽りを暴いた。166億円の皇位継承と秋篠宮邸改修費用33億円に、生活苦の民衆は怒り狂い始めている。

 百武三郎日記の公開内容に度肝を抜かれたジャーナリストも、ヒロヒトの戦争犯罪の史実から逃げることは出来なくなってしまった。考えるまでもなく、それが当たり前の国際常識だということにも気付いた。

 沈黙する凡人ジャーナリスト返上が、この危機的状況下のもとでは逃げられない。安倍のように逃げるわけにはいかない。

 

<「天皇制を廃止すべし」と声を上げた清和会OB中原義正に脱帽>

 特にこの10年の間に、経済大国の夢から覚めた国民は少なくない。お先真っ暗闇の経済的な厳しい生活に、それでも人びとは声も出ない。アベノミクスというイカサマ経済政策も、決定的なデータ・資料を目の前にして、今では否応なしに拒絶される。

 「安倍晋太郎は清和会の人間ではない」という塩川正十郎の言動も飛び出した。それを息子の晋三が、清和会を乗っ取ってしまった。怒り狂う清和会OBの中原義正は、福田赳夫の清和会と共に生きてきた。「中原君は熱血漢」と福田が評した人物である。

 

 安倍打倒・清和会打倒を叫び始めて、現在は自民党のガンとなっている天皇制に、彼は批判の矛先を向けている。今朝の電話でも彼は、ゼレンスキー効果に関心を抱く一方で「盲目的に天皇を敬愛する一部の日本人がいる。自民党がそうだ。このままでは、あと15年もすれば、日本は極東の小さな島になる。軍服を着て白馬にまたがる大元帥・ヒロヒトの日本は、世界の孤児になろう。ドイツもイタリアも国民が血反吐を吐きながら、ナチズムとファシズムを払しょくした。日本には現在もこの悪魔的な主義が残っている」「日本国民を300万人も殺し、他国にはその数倍も。それでいて謝罪もしない。おかまいなく皇室は贅を尽くしている。生活費などに130億円、宮内庁も同じく130億円も毎年湯水のように使っている。こんな皇室は百害あって一利なし。何のために皇室を存続させるのか。一日も早く天皇制を廃止すべきである」「もし近衛文麿の忠告にヒロヒトが降伏していれば、東京大空襲も沖縄戦、原爆投下もなかった。あと一戦してからとヒロヒトは決断した。日本国民を奴隷と見ていた証拠である。こんなものをなぜ崇めるのか。世界に通用するわけがない」などと厳しい天皇制廃止論を展開した。もう耳にタコが出来るほど聞いた筆者だ。

 

 自民党と共に生きてきた中原人生の総括に脱帽・敬意を表したい。異論反論を、この機会に聞いてみたい。

2022年5月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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