先日、秋田の「はさ架け事情」について記事を書き、青森のことにも少し触れた。(クリックで記事へ移動)今回は、その続編。
なお、この記事では、はさ架けを「1本立ち」「物干し」「自立」と区別していますが、勝手に名づけたものであり、正式な名称ではありませんので、あしからず。
その後、秋田から弘前へ奥羽本線で移動する機会があった。
車窓から見る限り、秋田県内は圧倒的に秋田市と同じ1本立ちタイプがほとんど。大館辺りで物干しタイプが少し出てきた感じ。
県境の矢立トンネルを抜け、平地に出ると関所跡や温泉のある碇ヶ関(旧碇ヶ関村、現平川市)。この辺りの田んぼは天日干しの田んぼが多く、田んぼ一面がはさ架けという、今では珍しい光景も見られた。
そのやり方は両者混在。物干しタイプが若干優勢の感じ。そして、柱など道具を使わない、稲だけを使った天日干しもわずかだがあった。弘前近郊になると、また1本立ちのシェアが増えてくる、言い換えれば物干しタイプは県境付近で多いような気がした。(あくまでも車窓から見ての感想です)
時間ができたので、帰りに碇ヶ関で降りてみる。
プログラムオート F/8 1/200 露出-0.3
プログラムオート F/5.6 1/200
後ろの山は紅葉が始まっていて、秋らしい光景。青空だと最高だったのに。
この辺りでは、1つの田んぼで2種のはさ架けが混在している。2枚目の写真のように物干しタイプの田んぼに1~2本だけ1本立ちがあるという場所もあった。
1本立ちの方は、秋田市内のもの(画像にリンク)より、つみ上げる段数が少ない。もしかしたら、基本は物干しタイプで、スペースの都合上余ったものを1本立ちにしているのか? 最初から全部1本立ちにした方が設営が楽そうなのに、やはり物干しタイプをメインにする理由があるのだろう。
さらに歩いていくと、なんと棒などを使わない自立タイプと合わせて3タイプのはさ架けが一堂に会する場所があった!
プログラムオート F/6.3 1/200
近寄ってみると、僕が金木で教えてもらった方法とも違うような感じはするけれど、器用なものだ。
プログラムオート F/7.1 1/160 露出+0.3 トリミング
まだ稲刈りが終わっていない所もわずかにあった。黄金色の稲とずっと奥のススキの穂が輝いている。
これほどはさ架けが見られる光景も、現在では珍しいのではないだろうか。
プログラムオート F/7.1 1/160
なお、この記事では、はさ架けを「1本立ち」「物干し」「自立」と区別していますが、勝手に名づけたものであり、正式な名称ではありませんので、あしからず。
その後、秋田から弘前へ奥羽本線で移動する機会があった。
車窓から見る限り、秋田県内は圧倒的に秋田市と同じ1本立ちタイプがほとんど。大館辺りで物干しタイプが少し出てきた感じ。
県境の矢立トンネルを抜け、平地に出ると関所跡や温泉のある碇ヶ関(旧碇ヶ関村、現平川市)。この辺りの田んぼは天日干しの田んぼが多く、田んぼ一面がはさ架けという、今では珍しい光景も見られた。
そのやり方は両者混在。物干しタイプが若干優勢の感じ。そして、柱など道具を使わない、稲だけを使った天日干しもわずかだがあった。弘前近郊になると、また1本立ちのシェアが増えてくる、言い換えれば物干しタイプは県境付近で多いような気がした。(あくまでも車窓から見ての感想です)
時間ができたので、帰りに碇ヶ関で降りてみる。
プログラムオート F/8 1/200 露出-0.3
プログラムオート F/5.6 1/200
後ろの山は紅葉が始まっていて、秋らしい光景。青空だと最高だったのに。
この辺りでは、1つの田んぼで2種のはさ架けが混在している。2枚目の写真のように物干しタイプの田んぼに1~2本だけ1本立ちがあるという場所もあった。
1本立ちの方は、秋田市内のもの(画像にリンク)より、つみ上げる段数が少ない。もしかしたら、基本は物干しタイプで、スペースの都合上余ったものを1本立ちにしているのか? 最初から全部1本立ちにした方が設営が楽そうなのに、やはり物干しタイプをメインにする理由があるのだろう。
さらに歩いていくと、なんと棒などを使わない自立タイプと合わせて3タイプのはさ架けが一堂に会する場所があった!
プログラムオート F/6.3 1/200
近寄ってみると、僕が金木で教えてもらった方法とも違うような感じはするけれど、器用なものだ。
プログラムオート F/7.1 1/160 露出+0.3 トリミング
まだ稲刈りが終わっていない所もわずかにあった。黄金色の稲とずっと奥のススキの穂が輝いている。
これほどはさ架けが見られる光景も、現在では珍しいのではないだろうか。
プログラムオート F/7.1 1/160