麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

いちゃりば登場人物その参

2006年07月04日 | 東演
 劇団東演第125回公演『いちゃりば兄弟』は、東演の作品タイトルであり、その劇中で竜宮一座が上演する新作の題名でもある。
 キャストはすべて一座の人間で「座員」としての名も持つが、ややこしくなるので劇中劇の配役について書くシリーズの3回目。

 仲村渠親子と軍人二人が同居するガマに、やがて石田久松中尉(豊泉由樹緒)と女学生で看護隊員・島袋富子(古田美奈子)がやってくる。
 「天」「地」と合言葉を確認して入ってくる島袋。彼女は瀕死の石田と一緒だ。
 石田は嘉数高地の戦闘で米軍戦車を何台も撃破するものの、転進中に砲弾を受けたようだ。彼は、石川県は能登の先、鰐崎という小さな漁村出身のやまとんちゅだ。
 
 6月下旬、沖縄戦終結直前・・・彼ら彼女らの運命は。。。
 そして、親子、兄弟の再会はあるのか。。。。。。

 その人間達を、見守るかのようにコロス役の四人が、舞台に様々な彩りを加えます。唄や踊り、はたまた……。
 このコロスには光藤妙子、安田扶二子、江上梨乃、伊藤奈緒美。
 伊藤は今年入った準劇団員。4月の入団から四ヶ月の大抜擢となる!!
 ・・・この彼女らも「竜宮一座」の座員であり、その中の役が「コロス」というわけだ。

 同様に、あと七名の座員役がいて、野原千鶴さん、喜屋武清鶴さん、仲間明鶴さん、小野真鶴さんが琉球舞踊を舞い、持田明美さんが三線(サンシン/沖縄の三味線)、宮良政子さんが笛、福島千恵美さんが太鼓を奏でていただく。
 以上、七名は東演の俳優ではなく、プロの踊り手と地方(じかた)さんである。
 『いちゃりば兄弟』に深みを与えてくれるスペシャルゲストだ!

 生の琉球舞踊や演奏も、本作の大きなおおきな魅力なのだ!!!

 6日後の今頃は三百人劇場にて仕込みの真っ最中。東演としての“さよなら、三百人劇場”にもなる。

 3階稽古場には紫や赤、原色の布や、汚しをかけたセーラー服……、さらには銃剣にヘルメットに缶詰。。。小道具班、衣裳班も俳優陣に負けずにフルスロットルです!
 劇場で会いましょう。

数日前から、ようやくトップページの
    『いちゃりば兄弟』がアップされました。
    最低限の情報で宇すが、「詳細」をクリックすると
    チラシや、タイムテーブルなどがご覧いただけます。
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする