鼻歌は、自分の中から突然沸き上がる場合と、定食屋さんの有線から懐かしい曲が流れてて、それがつい口をつく場合と・・・まぁ、きっかけは何であれ、歩行中や仕事中や入浴中に、それをしちゃうことは大方の一致をみるところだろうから、さっさと先に進むが。
前者の曲の中で、僕に周期的にやって来るのが『内心、Thank You!』だ。THE東南西北というバンドが86年にセカンドシングルとして発表した曲なのだが、それがこの前テレビから、それも女の子の声で聞こえてきてビックリした。
7月19日にCHiYOがリリースしたのだそうだ。な、な、なんと現役中学生(日本語としておかしい表現だが)の14歳。デビューは04年2月『卒業~坂道~』って、小6かい!
まあ年齢で歌うもんではないわけで…。とにかく彼女が生まれる前に生まれた曲が再び生を受けたわけである。
さて。広島の尾道出身の4人でデビューしたTHE東南西北は、ボーカル久保田洋司の独特の声と世界観を持って、翌年には「オールナイトニッポン」を担当するなど一気にスターダムを駆け上がったが、惜しまれつつ91年2月に解散している(この年9月CHiYO誕生)が、その後もリーダーだった久保田洋司は歌手として、またSMAPほか嵐などのジャニーズ系や広末涼子、藤井フミヤなどへ楽曲提供を続けている。直近では関ジャニ8の『OOSAKAおばちゃんROCK』の作詞が彼だ。
まあ一般的な説明はこれくらいにして。
僕は地元神奈川のTVKのビデオクリップでやたら目(耳)にした記憶がある。当時はキー局でPVが流れることは少なくて、我らがTVKのミュートマが各UHF局に発信し、全国の思春期たちに…あ、また一般論に陥る。
で、僕としてはやっぱり超合金のような久保田の高音がしっくりくるが、ウエットな彼女の『内心、Thank You!』の温かさも、なかなか新鮮だ。
いずれにしろ良い曲が、こうして多くの人に聞き継がれるのは素敵なことだ。
と同じように、演劇屋としては芝居の台詞が、ふと口をつくような作品を創りたいものだ。
交差点で立ち止まった時に、スポーツカーが通りすぎる。
「深緑のジャガー。西門脇の。一度乗ってみたかったの」みたいに、ふと名台詞が。
※冷静に考えて、これは名台詞ではないな。
ちなみ『大地のカケラ』の1シーンの、
ここに書いても余り支障のないところを引用しました。
いくら名台詞でも「てめえら、たたっ斬ってやる!」なんてのが、街に溢れかえるのは勘弁だが。
前者の曲の中で、僕に周期的にやって来るのが『内心、Thank You!』だ。THE東南西北というバンドが86年にセカンドシングルとして発表した曲なのだが、それがこの前テレビから、それも女の子の声で聞こえてきてビックリした。
7月19日にCHiYOがリリースしたのだそうだ。な、な、なんと現役中学生(日本語としておかしい表現だが)の14歳。デビューは04年2月『卒業~坂道~』って、小6かい!
まあ年齢で歌うもんではないわけで…。とにかく彼女が生まれる前に生まれた曲が再び生を受けたわけである。
さて。広島の尾道出身の4人でデビューしたTHE東南西北は、ボーカル久保田洋司の独特の声と世界観を持って、翌年には「オールナイトニッポン」を担当するなど一気にスターダムを駆け上がったが、惜しまれつつ91年2月に解散している(この年9月CHiYO誕生)が、その後もリーダーだった久保田洋司は歌手として、またSMAPほか嵐などのジャニーズ系や広末涼子、藤井フミヤなどへ楽曲提供を続けている。直近では関ジャニ8の『OOSAKAおばちゃんROCK』の作詞が彼だ。
まあ一般的な説明はこれくらいにして。
僕は地元神奈川のTVKのビデオクリップでやたら目(耳)にした記憶がある。当時はキー局でPVが流れることは少なくて、我らがTVKのミュートマが各UHF局に発信し、全国の思春期たちに…あ、また一般論に陥る。
で、僕としてはやっぱり超合金のような久保田の高音がしっくりくるが、ウエットな彼女の『内心、Thank You!』の温かさも、なかなか新鮮だ。
いずれにしろ良い曲が、こうして多くの人に聞き継がれるのは素敵なことだ。
と同じように、演劇屋としては芝居の台詞が、ふと口をつくような作品を創りたいものだ。
交差点で立ち止まった時に、スポーツカーが通りすぎる。
「深緑のジャガー。西門脇の。一度乗ってみたかったの」みたいに、ふと名台詞が。
※冷静に考えて、これは名台詞ではないな。
ちなみ『大地のカケラ』の1シーンの、
ここに書いても余り支障のないところを引用しました。
いくら名台詞でも「てめえら、たたっ斬ってやる!」なんてのが、街に溢れかえるのは勘弁だが。