麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

台本を待つ。

2006年08月03日 | 東演
『大地のカケラ』の第二稿が今日の夜に届く予定なので、今それを待ちながら、これを書いている。
 巨匠・井上ひさし氏を例に出すまでもなく、ホンは遅れるものだ。それは小説や漫画もそうだろうし、別ジャンルの、例えば建築の現場での設計図は期日通りいっているのだろうか?
 これはサボるとかじゃなく、努力してどーこーって話でもないから大変だ。産みの苦しみ。勿論こちら側からすれば、逆算して、十分に時間は用意しているつもりだが・・・。

 実は僕の少ない経験の中で、プロットから始まり、第一稿から二稿、三稿とすべて〆切を守って書いた作家が、たった一人だけいる。藤井貴里彦さんだ。
 弊団の第122回公演『浄瑠璃の庭』を書き下ろしてくれたが、全て期日に間に合い、なおかつ作品がハイレベルだった。

 その彼の処女作ともいえる『百円野菜』が現在、シアターグリーン改装一周年記念の短編二本立ての一編として上演されている(7/31-8/6)。

 演出を務めるのが、はせひろいちさん。みやざき演劇祭短編戯曲賞最優秀賞を『百円野菜』が受賞した際の審査委員であり、自らが主宰するジャブジャブサーキットの番外公演で取り上げ、既に一度演出を務めてもいる。
 出演者にはハロプロエッグもいる個性的なキャスティングで、大変興味深い。ちなみに僕は土曜の夜に観劇予定。

 もう一本は『おいていかれようぜ』(作/大正ろまん、演出/大西一郎)で、あわせて「ゆめとうつつとまぼろしと」というタイトルが冠されている。

 で、そんな忙しい中で、はせさんは今日の夜、第二稿をあげると言う。
 申し訳ないが、それを僕は、ただ待つしかない。
 7日から、先行稽古を若手を中心に始めるから、少々お尻に火がついてるとも言えるのだが…。なんだか安心して待てている。

 並行して『朗読劇/月光の夏』のリーフレット作成が終盤を迎えていて…、そうタウンホールでの本番が十日ほどに迫った「月光」は、チケットの処理もあれば、参加している「せたがや平和月間」との連携など少々忙しいのも良いのかもしれない。(ここまで18:35)
リーフレットにはメドがついた。
 そうそう。そーゆーわけで、今日は午後からゆるりと事務所入り。
   フレックス?
   なので、まだいわゆる規定の勤務時間にまだ達していない。
   21時を回った。
おかげさまで、色んな仕事がズンズン進んだ。
が、ボチボチ今日は終わるので・・・
そろそろ帰らなくてはならない。まあ夜は長い。
明日の朝に期待しよう!

コメント
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