麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

演出家登場

2006年08月09日 | 東演

 鈴木完一郎氏が稽古場に顔を出した。
 昨日の1時ちょい前・・・。

『大地のカケラ』は、高校の同窓生たちの稽古。キャストの小池・星野・原野・古田・姶良・笹村に演出助手の福田、そして演出河田園子嬢という面々で雑談を交わしていた。
 下の劇場では本番を一週間後に控えた『月光の夏』のC班(矢野、安田、小高、南保)の稽古だから、その前に陣中見舞に三階に上がって来てくれたのだろうと、誰もが思っていた。

「痩せましたね~」などと皆が声を掛けると、ニコニコしながら中央の椅子に腰掛ける。
 
 その居方は、あきらかに稽古モード。
「完一郎さん、月光は下ですよ」と福田。
「ああ、そうかあ」
「顔触れ違うじゃないですか!」と星野。
「ああ、こっちの稽古か」目の前に置かれた台本を取り上げて苦笑しながら「いつよ?」
「9月30日からです」制作担当(僕)が答える。
「なんだよ、上がってきて損したなあ…」とか言いつつ腰を上げて「しょうがねえ、降りるかあ」と、足下に置いた鞄とお茶を持つ完一郎氏。
 
 『大地のカケラ』のキャッチコピーは
 “リファインドなリドル・ストーリー(上品な謎物語)”

 ちょいとトボけた“一瞬の謎”とも言うべき、大演出家の行動に、けれども良い意味で場が和んで稽古に突入できたのだった。


 と、順調な船出の東演・秋の公演なのだが、
 昨日ちょいと書いた「自然=台風」は
 予想をはるかに上回る猛威を奮って、各地に影響を与えているようだ。
 どうなる? 今日のオシムジャパンのデビュー戦・・・。

コメント
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