麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ハヤクモトオス

2006年08月31日 | 東演
 タイトルは、
 「端役、元オス」でも
 「早雲、透す」でもない。
 「早くも通す」だ。

      『大地のカケラ』は、
      たっぷりのテーブル稽古のあと
      下に降りて粗立ち稽古に入り、
      本日は、粗くだが頭から最後まで通した。

作者のはせさんが、仕事で上京するにあたり
時間を作って稽古場を覗かれるというので、
「じゃ、イッチョ通して見せちゃおうか!」とゆー試み。
ちょうど8月も終わりだし、
ここを最初の着地点にしようゼと、心を一にした。

  音響の高塩顕さんも、ペンプルの本番前に
  パラータ入り。
  13時くらいからスタート・・・。
  
    一度当たっただけなので、何とも不安定ではあったが、
    そーゆー細かなことは置いておいて、
    『大地のカケラ』が描こうとする世界観は表出された。

そーいえば、作家の前でこんなに早く、
途中経過を見せることも過去になかったなあ・・・。

はせさんが代表を務めるジャブジャブサーキットの
名古屋公演とほぼ日程が重なっていて、
(大地のカケラ=9/30-10/9、
 歪みたがる隊列=10/5-10/9)
これからはそちらに全力投球なこともあるが…
何より、ゴーリキーだのチェーホフだの
来たくても来られない人が多かったからな…
外国という距離ではなく、この世にいないという意味で。。。

   冗談はさておき、
   「いいじゃん。ああ、これは良くなるヨ」と
   はせさんは他人の書いた作品を評すように
   飄々と感想を述べて、仕事に向かわれたのだった!

   何人かの名前を挙げて褒めたキャストもいたが、
   ここで書くと調子に乗ったりするので今は伏せておく。
   
三段跳びで言うところの“ホップ”は完璧といえる。
この感じだと、砂場越えちゃうくらい飛ぶな!って勢いで、
逆に制作者として不安に駆られてしまう・・・。

        男子幅跳びの世界新って8m95とかだっけ?
        楽に越えそうなんですけど…。

 既にチケット購入した方、覚悟しておいでください。
 これからの方は覚悟して、入手してネ。
   
コメント
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