麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

モガの選択その2

2006年11月27日 | 東演
  雨降りの上に、
   このモワッとした湿度の高さが、月曜日を
   あるいはこの月末を、憂鬱にさせます…。
   皆様はいかがお過しですか?
   今週で十一月も終わり、師走です
   熊がやたら出没した06年でしたが、
   猪年はモ~目の前です。

さて。。。モガの選択の続きです。

 東演も数年前まで、映画放送のマネジメント会社を持っていたことは昨日書きました。ちなみに「ぱら~た企画」という名前でした。

 昔むか~し、テレビの草創期に、新劇の先達がドラマやアテレコで活躍したあたりに「劇団の映放部門」の端緒はあったわけで、我が「ぱら~た企画」もその末席にあったわけです。ところが今は、映像の、あるいは声優に特化したプロダクションが群雄割拠老舗から新興勢力までが鎬(シノギ)を削っておるわけです。

 マスコミ部門を廃したのは、つまりそーゆー趨勢の中、ぶっちゃけ採算が合わなくなったからですが、映像の仕事を一所懸命やっている会社に太刀打ちできなくなった!というより、少々つっぱらかって言わせていただければ、東演の面々は芝居「が」したい役者達である!ということ。
 マネジメント会社を閉じる際、芝居「も」したい俳優達は劇団を去って行きました。勿論、芝居はしたいがマスコミも…であり、その言い方をかえた前述の「が」と「も」…つまり“モガの選択”だったのです。
 
 どちらが正しいとか正しくないではなく、個々の、「俳優」に対する、あるいは「仕事」や、もっと言えばライフプランまで含んだ大きな選択だったと思います!
 別の言い方をすれば、百貨店か専門店か。
 そして、東演は専門店といえばそうだが、もっと職人肌の「匠」に近いポジションだ!・・・というのは自画自賛に過ぎるだろうか。

 そーゆーわけで、これからも東演はそんなスタンスです。
 露出が少ないので、是非、劇場で「生」の役者達と出逢ってください。逆に映像で見掛けたら、けっこうラッキーなことかもしれません。
 願い事を3回唱えてみてはいかがでしょう

                    

 冒頭、なんだか年の瀬を思わせる書き出しでしたが、今日は、1年を締めくくる委員会がある。主に財政の話になる。確かに、これやっとかないと来年からの動きを建てられない。こりゃ、劇団も任意団体とはいえ、資本主義社会の中で活動しているので、圧倒的に必要です。
 ですが少々苦手です!
 だからせめて、晴れて欲しかったナ。


コメント
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