麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『満州の星くず』のゲネプロ

2008年05月21日 | 東演
 弊団の南保大樹が客演する『満州の星くずと散った子供たち』のGPがあるので、今日はこれから海老名に参ります。

 モノオペラ『尼の泣き水』でもお呼びいただいた海老名芸術プロジェクトの新作に、今回もお声掛けいただき。。。

 6月22日(日)海老名市文化会館小ホール
 8月19日(火)横浜みなとみらい小ホール
 開演はともに13:30。入場料:一般3000円 高校生以下2000円
 全席自由
         劇団でも取り扱っております。

。。。に出演いたします。
 GPは舞台稽古のこと、それを本日行います。
 本番前日に行うのが普通の演劇界とは少々異なるスケジュールです。

 それはさておき。
 歌と朗読でつづる小さな命のものがたり
 と銘打って、作曲・構成・ソプラノ独唱/甘利真美、ピアノ/多賀ひとみ、そして朗読を南保という『尼~』と同じメンバーでの公演となります。

 南保は、増田昭一作『満州の星くずと散った子供たちの遺書』(夢工房刊)を朗読します。

           

 3月の『紅い荒野に洗濯機』に続く満州。
 もっといえば、前年10~11月の訪中公演で、大連と長春の地を踏んでいる南保にとっては、長く続く「満州」との縁となる。

 物語の舞台の新京。…現在の長春。
 その新京敷島地区収容所で実際あった孤児たちの早逝の物語です。
 
 今年の夏も『月光の夏』を上演する東演。

 決して忘れてはいけない戦争。特攻や満州に限らず、失われた一つひとつの命、あるいは失われなかった命も含めて、語り継がなければ・・・。

 今では東演の劇団員の多くが、戦争を知らない世代だけれど、だからこそバトンを大切に繋がなければと思っています。

 柄にもない話になりました。
 では、行ってきます。
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