麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

赤羽強し! がんばれメグ!!

2009年06月26日 | 身辺雑記
 「第1回日韓演劇フェスティバル」の終焉が近づく中、昨日、陸上世界選手権(8月ドイツ)の予選を兼ねた「第93回 日本陸上競技選手権大会」が開幕。
 初日の注目は、なんといっても「女子10000M決勝」

 エントリー19人の中で、唯一30分台の自己ベストを持つ福士加代子(ふくしかよこ)は、86~91回大会で6連覇を果たしている第一人者。
 赤羽有紀子(あかばゆきこ)は、既にマラソンでベルリン行きを決めている“ママさんランナー”だ。
 北京五輪出場もあって、すっかりメジャーとなった彼女だが、そんな肩書きより、ここ最近の安定感こそが「日本に赤羽あり!」の真骨頂といえる。

 他にも、北京五輪マラソン代表の中村友梨香(なかむらゆりか)。彼女は今シーズンのベストタイムを持っての参戦。
 世界陸上エドモントン大会(01年)10000M代表で、07年の世界選手権ではマラソン代表の小崎まりら(おざきまり)。。。とにかく層の厚い“女子長距離”

 そんな群雄割拠の中、自己ベストで福士、赤羽に次ぐタイム(31分23秒21)でスタートラインに立ったのが絹川愛(きぬかわめぐみ)

 無限の可能性を秘めて、負け知らずだった“天才ランナー”が、北京オリンピックを前に失速。原因不明のウイルスに大舞台へのチャレンジすらできず、その後も不調が続いた…。

 復活のレースでは、人生初の「最下位」という屈辱も経験。 
 今回の日本選手権も、出場自体が危ぶまれる中での挑戦だった。
 
 そして結果は、残念ながらリタイヤ。
 けれども。出場そのものが奇跡といえ、まだ19歳の“プリンセス・メグ”の戦いはこれから始まると言える!


 大変個人的で。。。かつ、余りにレベルが違うのだが。鼓膜損傷中のぼくも、完全復活に向け頑張っております。

 さて結果。優勝は赤羽。
 
 本当に最近の強さは「本物」だ

 しかも1万での代表は辞退し、世界陸上ではマラソンで上位を狙う。
 そんな調整ともいえるレースでの31分57秒44は、前半スローだったことを考えても大いに期待できる。

 さらに。
 報道等で「月経周期と重なるとわかっていたので、うまく練習を抜いて調整した」との発言は、全てのスポーツ選手、いや働く女性たちへのエールになったと思う。
  
 日本選手権は広島ビッグアーチで6月28月まで。

       

 そして本日、日韓演劇フェスは、メイン5作品の掉尾を飾る『狂ったキッス』が初日を迎えます。
 こちらは“芸術”で世界を見据えた1ヶ月です


コメント
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