麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

この春の高校スポーツを振り返る。

2015年04月02日 | スポーツ
春のセンバツは初めて紫紺旗が
北陸の地へ・・・
もう今や地域格差は皆無やね。

さて。
昨日は「珍名」について書いた。

敦賀気比は、選手宣誓校の優勝という
「稀」な結果を出した上に、
「史上初」となる二打席連続満塁本塁打
……もうマンガの世界を超越した
「奇跡」の勢いを持ち込んで頂点へ。

ミラクルボーイ・驚異の六番打者
松本哲幣(背番号17)は決勝でも
2ランを放つ大暴れだったな!!
(打率5割、打点10、本塁打3)

一方、北海道勢も初優勝を目指した。
惜しくも敗れはしたけれど……。
我々バレーボール経験者とすれば、
東海大四は「超強豪校」である。

オールドファンには懐かしい
山田修司(冨士フィルム)を擁し、
1973年の国体準優勝を飾るや、
翌年インターハイと国体で初戴冠。

高校バレーの最高峰「春高」では、
セッターに成田貴士、エース清水克彦、
センター南由紀夫という豪華メンバーで
85、86年と続けて決勝で涙を飲むも、
87年悲願の優勝を果たす
IHと総体も制しての3冠達成だった。

そんな「名門」に育て上げた名将・
石田時郎はのちに東海大附高グループの
総本山・相模の学校長に栄転している。

大四は他にもビッグネームの宝庫。
レジェンド・葛西紀明も卒業生。
その先輩で五輪金メダリスト・
原田雅彦もおり、里谷多英ら
やはりウインタースポーツに強い。

野球とバスケのプロも多数輩出するが、
ゲームの「高橋名人」もOBである。

さてさて。
野球、バレー、スキーと言及してきたが、
あくまで「この春の高校スポーツ」と
タイトルには謳っている。

大きなニュースにならなかったけれど、
ハンドボールの高校選抜・男子で、
決勝戦を前半で終了、両校優勝となった。
三位には準決勝で敗れた2校に
法政二高を加えるという結果。

準々決勝のスコアにミスがあり、
その対応が遅れる中、
トーナメントは既に決勝へ……

再試合を模索するも当該4チームが
対応が難しいとの回答で、諸事検討の末
全チームの同意の上前述の結果と
なったようである。

ちなみに優勝はこちらも福井代表の
北陸高校(3年ぶり4回目のV)と
甲子園ベスト4の浦和学院(埼玉)。

まぁ経済のことを筆頭に仕方のない
措置だったとは思います。
…が、決勝戦の前半でゲームセット。
両校優勝と伝えられた選手達の
気落ちを慮ると・・・

総体での決着を誓いつつ、
両校のメンバーが何年後かに
再び集結することになったりするやも。
でも《2015年春》は、もう取り戻せない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする