麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

同期の歩むそれぞれの道

2015年04月03日 | 身辺雑記
珍しい苗字(一昨日)、高校スポーツ(昨日)
をテーマにしたので今日は
そこに絡んだお話を書こうかな。

    

87回大会を終えた高校野球は、
U-18日本代表「候補」を発表した。

優勝チームのエースで四番、
平沼翔太(敦賀気比)はじめ、
ミラクル松本哲幣(同)も選出。

僕と同性の高橋は二人。
ともに投手で純平(県岐阜商)と
奎二(龍谷大平安)。今大会の
左右のNo.1との呼び声もある。

名前に目を向けると……
佐藤世那(仙台育英/投)と
柘植世那(健大高崎/捕)、
同じ名が二人いて吃驚!
しかも「せな」

「てっぺい」とか「ひでのり」なら
いざ知らず。おっと、今時は
そーゆー名前の方が珍しいのか?
征成など異なってもいい筈なのに
ドンピシャだ。
例えば二人いる「ゆうや」は
郡司裕也(仙台育英/捕)と
足立悠哉(八戸学院光星/内)。

ちなみに普通の名前(?)の例は、
優勝、準優勝校の監督から。

その敦賀気比監督・東哲平は
同校OBで甲子園の土を三度踏み、
同期に広島の東出輝裕がいた。

東は四番に座り、東出は主将。
さらに投手ながらトップを打ち、
ドラフト一位でプロ入りするや
ルーキーイヤーから一軍で活躍。

一方、東は三菱自動車川崎へ。
が、二年で退部して帰郷する。
指導者に舵を切り、北陸高などを経て、
オールスター福井(中学硬式野球クラブ)の
監督に就任する。

北陸に初めて春優勝をもたらせた
大黒柱の平沼は、この時の教え子だ。
当時の総監督・故小林繁(巨人~阪神)に
「日本一になる」との約束を果たした
というエピソードは優勝に華を添えた。

さて、華やかな道を歩み続けた東出
(勿論努力の上にではあるが…)、
高校野球監督として開花した東。
十七年前の甲子園ベンチに居た
他の仲間たちにもドラマはある。

東出の控えでマウンドに上がることなく
卒業した金森久朋は大学進学。
FAで今季からオリックスで戦う
小谷野栄一と同じ釜の飯を食うが
故障もあり、アルバイトしながら
西多摩倶楽部で野球を続けた。
社会人企業チームではなく、
クラブチームである。
金森はここから這い上がり、
楽天の入団試験を経て、育成ドラフトで
ついにNPBの世界へ・・・

二軍で13試合登板。0勝3敗0セーブ。
僅か一年の現役生活で打撃投手に転進。
現在もボールを投げ続けている。

    

さて候補30人のこれからの道は
果たしてどんなだろう・・・

コメント
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