高校の古文の先生は、
高名な大学教授の愛娘。
まだ着任二校目の若き教諭だった。
(前回のおさらい)
現国の先生にして高二の担任でもあった
中堅教諭は、某大学創立者の血縁。
とてもシャイで優しい人だった。
彼もまた名門に生まれて、
決して平坦ではない道を歩んだはず。
その学校は、著名な俳人
鈴木真砂女の出身校として知られる
日本で最初の私立女子商業学校。
現在は共学の四年制大学になった。
女子バレーボール部が強く、
横山雅美、松浦麻琴ら日本代表も輩出。
さて、ブログタイトル「夙めて」は
つとめてと読む。
『枕草子』の春夏秋を書いたからには
コンプリートしたいのが人情。
冬はつとめて
雪の降りたるは、言ふべきにもあらず
霜のいと白きも
また、さらでもいと寒きに
火など急ぎおこして、炭もて渡るも
いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば
火桶の火も、白き灰がちになりてわろし
春は明け方、夏は夜、秋は夕暮れ、
冬は早朝が良いと清少納言。
・・・気づけば春が過ぎ初夏に。
2024年も三分の一が過ぎようとしている。
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