麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

再生ワードプロセッサ

2024年05月17日 | 身辺雑記

 

昨日綴ったblogに登場した病院の

とある入院棟の「食堂」は、

新型コロナウイルスの影響で

今は家族との面会などに使われ、

本来の機能は果たしていなかった。

各自、部屋食の模様

 

その、かつての食堂の見晴らしの良い

遠くにサンシャイン60も望める席で

少し前の雑誌をパラパラしていたら、

懐かしいフォルムが目に止まった。

週刊Sの広告のページ。

 

 

大学の卒論はワープロで書いたし、

パソコンが身近になる前は、

かの「Dr.中松」が発明したと知られる

フロッピーディスクも大活躍だった。

嗚呼、それもまた懐かしい……。

 

写真で明解なように回顧記事ではなく

「広告」で、全国津津浦浦を網羅する

大手雑誌に出稿されているのだから、

想像以上に今も愛好されているわけだ。

 

同じラックに刺さった週刊Gでは

もっと高い出稿料の裏表紙に掲載。

それは撮らなかったけれども

デザインはまったく同じだった。

 

お金の話になったついでに、

そのワープロのお値段はといえば

下は3万円台からあり、高くて8万。

 

 

こりゃ、お手頃

いや決して安くはないけれど、

パソコンの機能をほぼ必要としない

「書く」に特化したアイテムが

嬉しい御仁にはワープロがお得。

私はシャープ「書院」を愛用していた。

あと早見優がコマーシャルしていた

東芝「ルポ」にも愛着がある。

個人的にはまるっきり記憶にないが、

確認のため〈ルポ、CM〉で検索したら

唐沢寿明にもヒット!

 

今、昭和な喫茶店に

行列ができる時代のようだが、

ワープロ健在はそれと似ているようで

まるで次元の違う麗しい発見

 

いや昭和レトロにハマる若者が

麗しくないとは言わないけれど

ここは深堀りせず。

 

当たり前だが、もう生産されていない

ワードプロセッサ。果たしていつまで、

愛好家に届くのかしらん。


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