たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

弥生の初日は 野良仕事

2020年03月01日 19時46分13秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

当地 今日は 最高気温が18度前後にもなったようだ。
風もなく、穏やか、ポカポカ、4月中旬頃の陽気だという。
明日はまた 雨になるかも知れないというし・・・、
もう10日以上も 放ったらかしだし・・、
そろそろ、取り掛からないと・・、
やおら重い腰を上げ、弥生の初日は 野良仕事の1日と相成った。

(1)ジャガイモの植え付け下準備、
   牛糞混入、畝作り、近日中に植え付け予定。

長袖シャツだけになっても なお汗だく、水分補給

(2)イチゴの草取り、水やり、
   近日中に 追肥し マルチング予定、

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雑草軍団の猛攻に迎撃、

ホトケノノザ(仏の座)

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

ナズナ(薺)

たちまち雑草の山、

無農薬野菜に拘るど素人の野菜作りとて、
野良仕事の何割かは草取り仕事。
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ノラボウナ、
ヒヨドリに かなり突っつかれているが、いまのところまずまずの生育。

タマネギ、
極めて生育悪し、バラつき有り、

スナックエンドウ、
生育悪し、バラつき有り、

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今日の収穫、

ホウレンソウ、小かぶ、

新型コロナウイルス感染とは 無縁の世界?
上空から トンビの ピーー、ヒュルルーー、が 聞こえていた。
15時頃には 引き上げてきたが ダウン。
こっくり、こっくり 居眠り。
斯々然々、今日も恙なく終わりぬ。

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いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな

2020年03月01日 09時22分43秒 | 懐かしい小倉百人一首

昭和20年代~30年代前半、北陸の山村で 幼年期、少年期を過ごしたが 毎年 正月になると 父親が読み手となり、負けず嫌いの母親も加わり、冷たい座敷の畳で 百人一首かるた取りをする習慣が しばらく続いていた。歌意も何も分からずだったが 繰り返し繰り返し、見たり聞いたりしている内に 子供的に覚えやすい歌だったのかどうか、なんとなくうろ覚えした歌がいくつか有ったような気がする。「田子の浦に ・・・・」、「天津風 ・・・」、「淡路島 ・・・」、「大江山 ・・・」、等であり、目につけている字札が取られてしまうと がっかりしたものだが、上記「いにしへの・・・」もその一つだった。「けふ、けふ、けふ・・・」とつぶやきながら 字札を探したものだ。


小倉百人一首で春を詠んだ歌 その3

いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に にほひぬるかな

出典 
詞花集(巻一)

歌番号
61

作者
伊勢大輔(いせのたいふ)

歌意
昔の奈良の都で咲いていた八重桜が 
今日、この平安の都の、この宮中で 
一段と美しく咲き誇っていることでございます。

「いにしへ」・・「今日」と対照表現、
「八重」・・「九重(宮中)」と対照表現、
「今日」・・京(平安京)の意を響かせている。
「にほひ(匂い)」・・香りではなく 美しく咲いている意。

家集「伊勢大輔集」の詞書(ことばがき)に 
この歌が詠まれた状況等が記されているそうである。

新参者である作者伊勢大輔が 
古都奈良から奉られた(たてまつられた)桜を取り入れる役目を
紫式部から譲られ、藤原道長から歌を詠むように言われ、
中宮彰子(しょうし)の御前で 
緊張して詠んだ即吟の歌であり、
伊勢大輔が 万葉集の
「青丹によし、奈良の都は、咲く花の 
にほふがごとく、今さかりなり」(小野老朝臣)を
知っていたのではないかと推測される歌だという。

伊勢大輔
伊勢の祭主大中臣輔親(おおなかとみすけちか)の娘。
筑前守高階成順(たかしななりのぶ)の妻。
一条天皇の中宮彰子(しょうし)に仕え、
紫式部、和泉式部、相模等とも親交があり、
宮中の歌合わせ等で活躍、
歌才をたたえられていた女性。


参照・引用
「小倉百人一首」解説本(文英堂)


 

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