たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「コーヒー・ルンバ(Coffee Rumba・Moliendo Caf'e)」

2020年03月08日 15時16分20秒 | 懐かしいあの曲

当地 今日は 朝からずっと冷たい雨降り続き、
冴えない日曜日になっている。
雨の中、午前中は あっちだ、こっちだ 買い物に付き合い、
午後は 暇、暇、暇
手持無沙汰な時間、
コーヒーでも飲みながら・・・、

ふっと思い浮かんだ曲、「コーヒー・ルンバ」

昭和30年代後半から40年代頃 ラジオ等から盛んに流れてきていて 脳裏に焼き付いた曲であるが、
今更になって ネットで調べてみると
「コーヒー・ルンバ(Coffee Rumba)」は アルバ奏者のウーゴ・ブランコ(Hugo Blanco)演奏で 世界的に大ヒットした曲であり、原曲は ウーゴ・ブランコの叔父であるベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ベローニ(Jose Manzo Perroni)が 1958年に作詞・作曲した「モリエンド・カフェ(Moliendo Caf'e)」(コーヒーを挽きながら)なのだという。
多くの歌手や楽団にカバーされているようだが 日本では 西田佐知子、ザ・ピーナツが歌った「コーヒー・ルンバ」が 最も知られているような気がする。
曲名では 「ルンバ」となっているが ルンバのリズムとは程遠く ウーゴ・ブランコが生み出した「オルキデア」という独特のリズムの曲である。

ウーゴ・ブランコ(Hugo Blanco)の「コーヒー・ルンバ(Moliendo Caf'e)」

西田佐知子の「コーヒー・ルンバ」

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高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ

2020年03月08日 09時27分01秒 | 懐かしい小倉百人一首

小倉百人一首で春を詠んだ歌 その7

高砂の 尾の上の桜 咲きにけり
外山の霞 立たずもあらなむ

出典 
後拾遺集(巻一)

歌番号
73

作者
前中納言匡房(さきのちゅうなごんまさふさ)

歌意
遠くの高い山の峰の桜が咲いたなあ。
その美しい桜が見えなくなるから 
里近い山の春霞よ、
どうか立ちこめないでほしいものだ。

「高砂(たかさご)」・・砂が高く積もった砂山のことで 高い山の意。
「尾の上(おのへ)」・・山の峰の上の略、
「外山(とやま)」・・端の方の山のことで 里に近い山の意。
「立たずもあらなむ」・・立ちこめないでもらいたい。
「なむ」・・他に対してあつらえ望む(願望)の意を表す終助詞。

注釈
「後拾遺集(ごしゅういしゅう)」の
詞書(ことばがき)によると、
内大臣藤原師通(ふじわらもろみち)の邸での宴席で
 「・・・・遥かに山の桜を望むといふ心をよめる」という題で
詠まれた作品とある。

前中納言匡房
大学頭大江成衡(だいがくのかみ・おおえのなりひら)の子。
大江匡房(おおえのまさふさ)
幼少時から 神童の誉れ高く 
正二位権中納言・大宰権師(ださいのごんのそち)、
大蔵卿(おおくらきょう)等に昇進、
儒者、漢詩人としても重きをなした博学多識の人物だった。


参照・引用
「小倉百人一首」解説本(文英堂)


「へー!、そうなんだ」
今更になって 目から鱗になっている次第。