たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

〇〇〇は 歯が命・・、

2020年03月06日 17時55分11秒 | 健康・病気

70代、80代になっても、全て自分の歯、健康な歯を保持している方が 結構おられる。
「部分入れ歯」脱着で、(「部分入れ歯」と言うよりは 「大部分入れ歯」?と言った方がいいかも知れないが)、なんとか体裁を保ち 飲食には差し支えないものの、残っている歯の本数を勘定する方が早い位の当方等には信じられないことで、思わず 「本当ですか?」と言ってしまうことがある。
今日また その貴重な歯を 1本を失った。
レントゲンで検査後、「うーん・・」、唸っている医師。
「深いところまで割れていますね。こうなってしまうと治療は無理。残念ながら抜歯するしか有りませんね」
早速 麻酔、抜歯に取り掛かる。あっという間である。

因みに 晩年の母親は 「総入れ歯」だった。遺伝なのかどうか、歯が弱く 若い頃から 歯医者通いが続いている。掛かり付けの歯科医院との付き合いは 40年にも及ぶ。出来る限り抜かないで 工夫、工夫の治療をしてきてくれた歯医者で、数年前からは息子が継いでいるが 同じ方針で面倒見てもらっている。
60代の頃までは なんとか 治療、治療で凌いできたが 次第に、限界に迫る歯が出てきて、1本、また1本、失ってきた。

(ネットから借用)

今日は、痛み止め、化膿止めの飲み薬が出されているが 数日間 消毒のために通院し、おさまったところで 部分入れ歯の修整加工となる。
弥生3月も またまた 歯医者通い月間となりそうだ。

「〇〇〇は 歯が命・・・」、キラッ!、そんなコマーシャル 昔有ったような・・、

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春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ

2020年03月06日 12時54分46秒 | 懐かしい小倉百人一首

小倉百人一首で春を詠んだ歌 その6

春の夜の 夢ばかりなる 手枕に
かひなく立たむ 名こそ惜しけれ

出典 
千載集(巻十六)

歌番号
67

作者
周防内侍(すおうのないし)

歌意
春の夜の夢のように、
はかない、かりそめのあなたの手枕によって 
実際は共寝するわけでもなく、そのような二人ではないのに、
つまらなく立つであろう浮き名が、
なんとも悔しいことでございます。

注釈
「千載集」の詞書(ことばがき)によると 
月の明るい夜、二条院で女房達が集まって、夜通し物語等している時、
眠くなった作者周防内侍が 
「枕が欲しい」と 独り言を言ったところ、
それを聞き付けた大納言忠家が
「これを枕に」と言って自分の腕(かいな)を簾の下から差し入れたので 
作者周防内侍が 即座に詠んだ歌だという。
その歌に対して 
「契りありて 春の夜深き 手枕を いかがかひなき 夢になすべき」
という大納言忠家の返歌があるという。

「手枕に」・・腕を枕にすることだが ここでは男女が共寝する意。
「立つ」・・評判になること、広がるの意。
「名こそ惜しけれ」・・浮き名(恋の評判)が立つのが残念であるの意。

周防内侍
周防守(すおうのかみ)平継仲か平棟仲の娘と言われており、
名前は 父親の肩書から来ている。
11世紀後半、後冷泉天皇、白河天皇、堀川天皇に仕えた女官。
女房三十六歌仙の一人。


参照・引用
「小倉百人一首」解説本(文英堂)


「へー!、そーなんだ」
今更になって 目から鱗の爺さんである。

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