キョウイク無し、キョウヨウ無し、
当地、今日は ところどころ青空がのぞいているものの、はっきりしない天候、
今日も 特別 出掛ける用も無く、家籠もりで終わりそうだ。
「チャップリンの「殺人狂時代」、録って有るけど 観る?・・・」
毎週、テレビ番組表をチェックし これはという映画番組等が有るとこまめに録画しているテレビ奉行の妻から声が掛かり、今日もまた 映画鑑賞日となった。
再生が始ってから気が付いたことだが 「殺人狂時代」、どうも これまで1度も観ていなかった映画のようだ。
今更になってネットで調べてみると
映画「殺人狂時代(Monsieur Verdoux)」は 1947年(昭和22年)に チャールズ・チャップリン 監督、製作、脚本、主演で 作られたアメリカ映画で 日本では 1952年(昭和27年)に公開された映画だという。
一連のチャップリン映画のような喜劇色が少なく、むしろシリアスな展開の映画であると評されている映画。
1920年代に、フランスに実在したアンリ・デジレ・ランドリューという殺人鬼をモデルにした映画を作りたいので主演して欲しいというオーソン・ウエルズの相談を断ったチャップリンが 後年になって 別の形で映画化したものなのだそうだ。
チャップリン扮する主人公アンリ・ヴェルドゥが 生前を回顧する独白から始まり、金のため殺人を繰り返し、真相が発覚して、死刑台に送り込まれる場面までを描いた物語である。
主人公が処刑場に向かう直前のセリフ
「戦争や紛争、これは全てビジネス。一人の殺人は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が殺人を神聖化する」は この作品をチャップリンの代表作に押し上げた半面、チャップリン排斥の動きとなり 1952年のアメリカ追放につながったという。