毎年 新緑の候、風薫る5月、山笑う季節、ともなると
なんとなく 自転車に乗りたい気分になる。
とは言っても 実際は 20年も前に義母から妻が譲り受けたママチャリしか保有していない老夫婦、
颯爽と 自転車で野山を駆け巡れる分けでは無い。
しかも 年に数える程しか乗らないとあれば 乗り慣れておらず、多分、様になってない乗り姿は明らか、バランスを崩して倒れるかも知れない不安もあり、高齢者の自転車事故も増えていることから ますます自転車から遠ざかってしまっている状態だ。
もはや かっこいい自転車を買って乗ろう等という意欲も体力も無くなっているが カラッと五月晴れにでもなると
決まって 小坂一也の「青春サイクリング」が 脳裏に浮かんでくる。
当地 今日は 五月晴れに非ず、天気下り坂、
不要不急の外出自粛、家籠りで 冴えない土曜日になっているが
気分だけでも サイクリングへ Go!
今更になって ネットで調べてみると
「青春サイクリング」は 作詞 田中喜久子、作曲 古賀政男、唄 小坂一也で 1957年(昭和32年)に発表された曲なのだそうだ。当時 ラジオから盛んに流れていて、小坂一也の 明るく軽快、独特な歌い方は、子供ながら耳に馴染んで、口ずさんでいたような気がする。
後年になって知ったことだが 小坂一也は カントリーミュージックの歌手であり、ロックンロールの歌手、エルビス・プレスリーのカヴァーでも知られ 「元祖和製プレスリー」等と 呼ばれていたという。
昭和30年代、子供の頃や青春時代の思い出を 蘇らせてくれる曲のひとつだと思っている。
「青春サイクリング」・小坂一也 (YouTubeから共有)
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