たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

映画 「殿、利息でござる!」

2020年05月12日 17時46分52秒 | 暮らしの記録

「録画してある映画でも 観る?・・・」
うつらうつらしていた午後 
テレビ奉行の妻から声が掛かった。
普段は ニュースや天気予報等を チラ見する程度で 長時間じっくりとテレビを観る等という習慣が無くなって久しい爺さんであるが、基本 家籠りになってからは 妻がこまめに録画している映画を観ることが多くなっている。 
「何、観たい?・・」
と言われても 見当がつかない。
録画一覧を スクロール・・、
「これなんか、面白そう・・・」

結局、今日は、2016年5月14日に公開されたという「殿、利息でござる!」を 観ることに相成った。
観終わってから ネットで調べてみると 
「殿、利息でござる!」は 監督中村義洋、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、山崎努、草笛光子等 出演者多彩だが なんと、時の仙台藩第7代藩主、伊達重村役で 羽生結弦が登場していることにびっくりだった。
原作は 歴史学者磯田道史著の「穀田屋十三郎」。「穀田屋十三郎」は 18世紀に 仙台藩内の宿場町・吉岡宿で、宿場町の窮状を救った町人達を記録した栄洲瑞芝著「国恩記」を元にした作品、史実を深堀りした物語と言える。
映画のキャッチコピーは 「ゼニと頭は使いよう」。全体として、コミカルにも描かれており、原作者の磯田道史も 仙台藩郡奉行役で出演している点、なんとなく 遊び心も感じられる映画だ。
ラストシーンでは 現在の穀田屋と町の風景が映し出されている。

 

映画終盤、仙台藩第7代藩主伊達重村(羽生結弦)が 
倒産寸前の造り酒屋浅野屋に駆け付け、つぶすことまかりならぬ・・と
命じる場面。なかなかの役者ぶり・・である。