たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

もしかして、柿の生り年?

2022年11月12日 15時11分18秒 | 暮らしの記録

我が家の猫額庭の北東の隅っこのフェンスギリギリで、大きくなり過ぎて、毎年やむを得ずバッサ、バッサ、剪定している柿の木が1本有る。その直ぐそばに、やはり、大きくなり過ぎて困っているキウイが有り、柿の木は、キウイの枝蔓葉に覆い被さられる格好になっている。日が当たらず、しかも、無茶苦茶な剪定をするせいもあり、花は咲いても全く実が生らなかったり、生っても実らず落ちてしまったりで、まともに収穫出来る年は少ない。
今年も、下から見ている限りでは、全く生っていない感じだったが、今朝、妻が、2階のベランダから、上部に10個程生っているのに気付き、少し早目だったが、野鳥に横取りされる前に・・ということで、収穫した。
12個も有り、これまでで最多のようだ。
今年は、柿の生り年?・・なのかな。


柿の実を見ると、なんとなく、子供の頃の北陸の山村の秋の風景が目に浮かんで来る。
「春にはー、柿の花が咲きーーー、秋にはー柿の実が熟れるーーー♫」
童謡や歌謡曲でも歌われる柿、懐しい故郷の原風景に無くてはならないもののように思っている。さらに、子供の頃に覚えた、正岡子規の俳句、「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」が思い浮かんでくる。

深まりゆく秋の夕暮れ時等、人生の黄昏を迎えている類には ひとしお物寂しさが感じられてしまうが、「わび」、「さび」の世界、俳句でも、「秋」をテーマに詠まれたものが大変多いようだ。
「秋」をテーマにした有名な俳句を、いくつか探してみた。

「秋深き 隣は何を する人ぞ」 松尾芭蕉
(季語=秋深し)

「荒海や 佐渡に横たふ 天の川」 松尾芭蕉
(季語=天の川)

「白露や 茨の棘に ひとつづつ」 与謝蕪村
(季語=白露)

「名月や とってくれろと 泣く子かな」 小林一茶
(季語=名月)

「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」 正岡子規
(季語=柿)

「秋の暮れ 道にしゃがんで 子がひとり」 高浜虚子
(季語=秋の暮れ)

「朝顔に 釣瓶とられて もらい水」 加賀の千代女
(季語=朝顔)

「肩に来て 人懐かしや 赤蜻蛉」 夏目漱石
(季語=赤蜻蛉)

「おりとりて はらりとおもき すすきかな」 飯田蛇笏
(季語=すすき)

「柿食ふや 遠くかなしき 母の顔」 石田波郷
(季語=柿)

(ネットから拝借無料画像)


 


「夜明けのうた」(再)

2022年11月12日 06時31分31秒 | 懐かしいあの曲

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがあるが、随分前に書き込んだ古い記事で、すっかり忘れてしまっているような記事に、アクセスが有ったりする。「エッ?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりすることがある。
昨日、数年前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き込んでいた記事、「夜明けのうた」にアクセスが有ったことに気が付き、「おお!、懐かしい!」・・・、
コピペ、リメイクしてみた。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


振り返り記事
2016年11月30日
「夜明けのうた」

今年も残り1ヶ月となってしまいました。
当地の日の出時刻は、6時33分になっています。
久し振りに、夜明けの写真を撮ってみました。

西の空

鳥が 2羽、
出勤 それとも 朝帰り?

「夜明けのうた」
作詞 岩谷時子、作曲 いずみたく、唄 岸洋子

夜明けのうたよ
あたしの心の きのうの悲しみ
流しておくれ
夜明けのうたよ
あたしの心に 若い力を
満たしておくれ

夜明けのうたよ
あたしの心の あふれる想いを
判っておくれ
夜明けのうたよ
あたしの心に 大きな望みを
抱かせておくれ

夜明けのうたよ
あたしの心の 小さな倖せ
守っておくれ
夜明けのうたよ
あたしの心に 思い出させる
ふるさとの空


今更になってネットで調べてみると
「夜明けのうた」は、東京オリンピックが開催された年、1964年(昭和39年)9月にリリースされた、作詞 岩谷時子、作曲 いずみたく、唄 岸洋子の歌謡曲だった。彼女の朗朗した歌唱は、歌謡曲を越えた格調高さを感じたものだったが、実は、元々は、前年に日本テレビ系で放送された連続ドラマ「ぼうや」の主題曲で、坂本九が歌っていた曲で、働く少年を勇気づける歌だったのだ。坂本九も、シングルを発売し、競作という形になったが、岸洋子盤が大ヒットしたことで、岸洋子のオリジナル曲として認知されている。坂本九盤の曲名は、「夜明けの唄」で、岸洋子盤の「わたし」に部分は、「僕」になっている。
「へー!、そうだったんだ」・・・である。

坂本九の「夜明けの唄」 (YouTubeから共有)

岸洋子の「夜明けのうた」 (YouTubeから共有)