たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「冬景色」

2022年11月29日 20時17分19秒 | 懐かしいあの曲

これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。ブログを始めるずっと前の写真も、当然残っており、久しぶりに見ると、「おお!、懐かしい!・・・」となってしまう。


今から19年程前、2004年1月18日に、撮っていた雪景色の写真10数枚が残っていた。その日、当地としては珍しく積雪があったようで、「犬は、喜び、庭駆け回る・・・」ではないが、多分、北陸の山村育ちの爺さん、雪景色に浮かれて?、歩き回り、カシャ、かカシャ、撮ったんだと思う。

その後も、何度か積雪したはずだか、写真が、さっとは見当たらない。
北国では当たり前の雪景色ではあるが、何年かに数回、積雪するかどうかの当地、写真を撮りたくもなる。
こんな写真から、ふっと思い浮かんでくる曲に、童謡、唱歌の「冬景色」が有る。
小学校だか中学校で習ったような気もする「冬景色」。最近の音楽、知らず分からず覚えられずの爺さんにもかかわらず、1番だけではあるが、未だにソラで歌えるから不思議なことだと思う。
今更になってネットで調べてみると
「冬景色」は、1913年(大正2年)発行の「尋常小学唱歌第五学年用」の掲載された文部省唱歌だった。4分の3拍子の曲で、歌詞は、冬の初めの頃の、1番、水辺の朝、2番、田圃の昼、3番、里の夕方を描写したものだが、作詞、作曲 共 不詳なのだそうだ。
2007年(平成19年)には、「日本の歌百選」に選ばれている。

「冬景色」
作詞・作曲 不詳

さ霧消ゆる 湊江(みなとえ)の
舟に白し 朝の霜
ただ水鳥の 声はして
いまだ覚めず 岸の家

烏(からす)啼(な)きて 木に高く
人は畑(はた)に 麦を踏む
げに小春日(こはるび)の のどけしや
かへり咲(ざき)の 花も見ゆ

嵐吹きて 雲は落ち
時雨(しぐれ)降りて 日は暮れぬ
若(も)し灯火(ともしび)の 漏れ来(こ)ずば
それと分かじ 野辺(のべ)の里

「冬景色」 由紀さおり・安田祥子 (YouTubeから共有)

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藤沢周平著 「三屋清左衛門残日録」(再)

2022年11月29日 14時09分58秒 | 読書記

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがあるが、随分前に書き込んだ古い記事で、すっかり忘れてしまっているような記事に、アクセスが有ったりする。「エッ?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりすることがある。
先日、もう6年も前に書き込んでいた記事、「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」にアクセスが有ったことに気が付き、「おお!、懐かしい!」・・・、早速、コピペ、リメイクしてみた。
それは、それまで、まるで読書の習慣等は無く、図書館通いする暮らしになるなんて、全く想像もしていなかった頃の爺さんが、相互フォロワー登録していたある方から、藤沢周平作品をすすめられ、何の予備知識もなく手を伸ばした書、「三屋清左衛門残日録」の読書記だった。ブログ・カテゴリー「読書記」を設けて、それ以後、少-しずつ読書の習慣が身に付いてきたような気がしているが、そのきっかけになった、爺さんにとっては、記念すべき読書だったと言って良い。
「そうか、それが、6年前だったか・・・」
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


振り返り記事
6年前、2016年11月21日
「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」
コピペ、リメイク

先日、相互フォロワー登録しているある方のブログの「自己紹介欄」に、目が止まった。

「古希過ギタリト謂エドモ残日ヲ数エズ我カッテ夢見シ創造ノ世界ヲ気ママニ逍遥セリ。「残日録とは 日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」ノ意ナリ。

まさに名分・・。数年前にブログを始めばかりの後期高齢者であるが、なんとなく、日日の暮らしや、過去の足跡(あしあと)をブログに書き込んでいるその心境を、言い当ててくれているような気がして、そのまま拝借したい位の、なんだかうれしい気分になってしまったのだ。
それがまた、それまでまるで読書の習慣等無かった爺さんが、相互フォロワー登録していたある方からすすめられて、何の予備知識もなく手を伸ばし、たまたま、初めて読んだ、藤沢周平著「三屋清左衛門残日録」の中の一節を引用されたものだと分かって、一層強いインパクトが有ったのだと思う。「三屋清左衛門残日録」は、仲代達矢主演で、テレビドラマ化されたりしていたようだが、しっかり見た記憶は無く、もちろん、原作を読む等、全く初めてのことで、余計感動が大きかったのだろう。

藤沢周平著 「三屋清左衛門残日録」 (文春文庫)

(目次)

「醜女」「高札場」「零落」「白い顔」「梅雨ぐもり」「川の音」「平八の汗」「梅咲くころ」「ならず者」「草いきれ」「霧の夜」「夢」「立会い人」「闇の談合」「早春の光」


(本文中から引用)

3年前に愛妻喜和を病気で亡くし、先代藩主が死去した時、
藩主の信頼を得ていた用人三屋清左衛門はまだ49歳だったが 
隠居を決意した。
ところが隠居した後、
思い描いていた悠々自適、開放感とは逆に
世間から隔てられた寂寥感、
老いの身を襲う悔恨に駆られる日日となり、
気を使う嫁の里江が 
清左衛門の机の「残日録」に目を止めて
「お日記でございますか」
「ぼんやりしておっても仕方がないからの。
日記でも書こうかと思い立った」
「でも 残日録というのはいかがでしょうね」
「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シの意味でな。
残る日を数えようというわけではない」


「三屋清左衛門残日録」とは、東北の小藩の用人だった、三屋清左衛門が家督を長男に譲り、隠居の身分になってからの日記という意味合いの題名になるが、現役を退いた後の寂寥感や、引退しても尚頼られる充実感、老いた身を襲う悔恨、少年時代の友人や同じ道場に通った先輩後輩、元の同僚等々同年輩との関わり、さらに、藩の派閥争いに巻き込まれ、痛快に処していくといった内容の 連作短編時代小説である。
高齢化社会の現代の定年退職後の生き方にも通じるような文章が随所に見られ、味わい深いものがある。


因みに、2016年(平成28年)以降、北大路欣也主演でテレビドラマ化された「三屋清左衛門残日録」は、最近になって、再放送等で、欠かさず見ている。

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マユミ(真弓・檀)

2022年11月29日 10時48分17秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。そんな古い花の写真の中から目に止まった花の写真を引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにしている。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。


先日の散歩・ウオーキングの途中で撮ってきた写真の中に、「マユミ」が有ったが、草木に超疎い爺さん、初めて「マユミ」に目が止まり、その花名を知ったのも、ほんの数年前のことだった。知ってからは、毎年のように、あっちこっちで見掛け、コンデジで、やたらカシャ、カシャ撮ってきたが、教えてもらっても、自分で調べても、そのそばから忘れてしまう老脳、また思い出せなくなる前に、書き留め置くことにする。

7年前、2015年11月1日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実。
外付けHDから引っ張り出せた、一番古い「マユミ」の実の写真。
多分、その時はまだ、花名知らず分からずで、「何の実かな?」、
「君の名は?」だったはずで、
後日調べて、初めて、「マユミ」の実であることを知ったような気がする。

2017年11月12日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実。
その頃はまだ、半信半疑、さっと花名同定が出来なかった気がする。

2019年11月11日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実

 

2020年10月29日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実

 

2020年11月14日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実

 

今年、2022年11月、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実

 

2019年7月31日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実

2020年7月31日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「マユミ」の実

「マユミ」の花
(ネットから拝借画像)


マユミ(真弓・檀)

ニシキギ科、ニシキギ属、落葉広葉小高木、
   別名 「ヤマニシキギ(山錦木)」「カワクマツヅラ(川隈葛)」
      「オトコマユミ」「カワラマユミ」「ユミノキ」
   和名「真弓」は、樹質が硬くて柔軟性が有り、古来、弓の材料になっていた
   ことに由来している。
   また、マユミの樹皮で加工したものを「檀紙(だんし)」と呼ばれていた
   ことから、漢字では、「檀」とも表されている。
原産地 日本、朝鮮半島、中国北部
樹高 2m~6m、
   葉先は尖っていて縁には細かい鋸歯が有り、秋には鮮やかに紅葉する。
花色 淡黄緑色、
   花弁4枚の小さな花を咲かせる。
   花後、初夏には、四角形の特徴的な緑色の実を付け、秋に、熟すと淡紅色となり、
   10月頃から11月頃には弾けて、中から赤い種が顔を出す。
開花時期 5月頃~6月頃
花言葉 「真心」「あなたの魅力を心に刻む」「艶めき」


因みに、
爺さんが、「真弓」という花名に、ビビッとくる分けは、
古い話、
まるで、無関係ではあるが、
1985年(昭和60年)に、バース、掛布、岡田、そして真弓が大活躍し、
タイガースが、リーグ優勝、日本シリーズ制覇を成し遂げた
あの残像からである。

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