これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。そんな古い花の写真の中から目に止まった花の写真を引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにしている。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。
先日、散歩・ウオーキングの途中で見掛けて撮ってきた花の写真の中に、「ツワブキ」が有った。草木に超疎い爺さん、「ツワブキ」を初めて目に止め、花名を知ったのも、ほんの数年前のことだったような気がしている。最近は、やっと花名同定が出来るようになってきたが、教えてもらっても、自分で調べても、そのそばから忘れてしまう老脳、また思い出せなくなる前に、書き留め置くことにする。
2年前、2020年11月9日、散歩・ウオーキングの途中で、撮っていた「ツワブキ」
2021年10月29日、散歩・ウオーキングの途中で、撮っていた「ツワブキ」
先日、2022年11月6日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「ツワブキ」
ツワブキ(石蕗)
キク科、ツワブキ属、常緑多年草、
和名「石蕗(つわぶき)」は、葉に艶が有り、蕗(ふき)に似ていることから
「つやぶき」となり、それが変化して「つわぶき」になったと言われている。
葉が「蕗」に似ており、「蕗」の名が付いているが、「蕗」とは別種の植物。
原産地 日本、朝鮮半島、中国、台湾
日本では、主に東北地方以南、本州、四国、九州、沖縄等の海岸の岩礁等で
自生している植物だが、園芸種として、庭先や公園等で植栽されている。
樹高 20cm~50cm、
花色 黄色、白色、クリーム色、等
開花時期 10月頃~12月頃
花言葉 「謙遜」、「困難に負けない」
因みに、「石蕗」、「石蕗の花」は、
俳句では、「初冬」の季語で、
古今、大変多く詠まれているようだ。
庭石や草皆枯れて石蕗の花 正岡子規
ちまちまとした海もちぬ石蕗の花 小林一茶 咲くべくもおもはであるを石蕗の花 与謝蕪村静かなる月日の庭や石蕗の花 高浜虚子 ことしもここに石蕗の花も私も 山頭火