たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)

2022年11月21日 20時06分10秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

先日、散歩・ウオーキングの途中で撮ってきた花の写真の中に、やはり、「君の名は?」だった花が有ったが、相互フォロワー登録している植物に詳しい方のブログを拝見していて、どうも、「ホソバヒイラギナンテン」らしいことが分かった。草木に超疎い爺さん、これまでも、何度か見掛けて、写真を撮っていたような気がするが、初めて花名を知り、「へー!、そうなの!」・・・である。
教えてもらっても、自分で調べても、そのそばから忘れてしまう老脳、またすっかり思い出せなくなる前に、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことする。

先日、2022年11月16日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた
「ホソバヒイラギナンテン」

2019年12月23日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた
「ホソバヒイラギナンテン」


ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)

メギ科、メギ属、常緑低木、
   別名 「マホニア」
   「ヒイラギナンテン(柊南天)」の仲間だが、
   葉が、「ヒイラギナンテン(柊南天)」より細い。
   南天の葉にも似ているが、「ヒイラギ(柊)」の葉のように、
   鋭いトゲが有る。
原産地 中国、
    日本には、江戸時代後期~明治時代初期に渡来した樹木で、
    庭木や公園の植樹等として利用されている。
樹高 50cm~1.5m
花色 黄色、
開花時期 9月頃~12月頃
花言葉 「激しい感情」「激情」「愛情は増すばかり」


 


大根、土寄せ 他

2022年11月21日 17時05分01秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

昨日の午後から降り出した雨、朝方まで降っていたようだが、
今日の天気予報は、「曇のち晴」
昼頃には、すっかり晴れ上がり、清々しい秋晴れとなった。

雨が降らない日が続くと、カチンコチンになってしまい、
まとまった雨が降ると、トロントロンになってしまう土質の畑地、
前日に雨が降り、朝から晴れた日は、畑仕事にはもってこいのコンデションになる。
昨日の午前中は、カチンコチンで、無理、無理・・・、
中断してしまった、大根の土寄せ、
「今日、やるっきゃないか・・・」
午後になって、やおら、Go To 畑! と相成った。

(1)大根、土寄せ、
   地面から、20cmから30cmも飛び出している大根、
   このままでは、スが入ったり、腐ったりする可能性有り、
   出来る限り、土を寄せて被せることに・・・、

(2)小カブ、サラダ菜、収穫

秋の日は釣瓶落とし
あっという間に、日没、

やれ、やれ、・・・


宮部みゆき著 「おまえさん」(上)(下)

2022年11月21日 12時34分23秒 | 読書記

図書館から借りていた、宮部みゆき著「おまえさん」(上)(下) (講談社文庫)を、やっと、やっと読み終えた。本書は、過日読んだ、「日暮らし」の続編、「ぼんくらシリーズ」第3弾作品になるが、、なんと、(上)(下)合わせて1,190ページという、超分厚い文庫本で、もしかしたら、2周間では読破出来ないかも知れない?等と思いつつも借りてきたものだ。なにしろ、こんな長編に挑戦?するのは、初めてのことであり、なんとか読破したものの、やはり、肩が凝るは、目が疲れるは・・・、だった。各篇が、同時進行の2画面を見る形、行きつ戻りつ、内容が重複する部分有りの構成になっているが、それはそれで、物語が広く深く掘り下げられており、飽きさせない展開になっている。

            

▢目次
 (上)「おまえさん」(一)~(十八)
 (下)「おまえさん」(十九)~(二十一)、「残り柿」、「転び神」
    「磯の鮑」、「犬おどし」
▢主な登場人物
 井筒平四郎、妻女、小平次、
 弓之助、淳三郎
 間島信之輔、本宮源右衛門
 浅太郎
 お徳、彦一、おさん、おもん、おひで
 彦一、お六、
 幸兵衛、おえん、お秋、喜一、
 佐吉、お恵、
 瓶屋新兵衛、史乃、佐多枝、おとし、
 大黒屋藤兵衛、
 久助
 玉井屋千蔵、おきえ、善吉
 政五郎、お紺、三太郎(おでこ)、猪次、
 松川哲秋
 村田玄徳、上谷登、おしん、お駒、
 丸助
 おてい、仙太郎、
 お継、お仲

▢あらすじ

「おまえさん」(一)~(二十一)
本篇から、本所深川方定町廻り同心間島信之輔が、物語の表舞台に新登場し、井筒平四郎と共に、諸々の事件の究明や下手人探しをするようになる。同心見習いから昇格したばかりの間島信之輔は、生真面目で醜男?、八百源の娘おひでを楯に包丁を振り回した仙太郎を取り押さえ、周囲の喝采を浴びたのだが・・・・。
一方で、間島信之輔から手札をうけている本所深川一帯縄張りの岡っ引き政五郎は、たまたま大雨で雨宿りした空樽問屋玉井屋で、おきえと出会う。おきえは、おでこ(三太郎)の実の母親。政五郎、お紺は神経を尖らせる。

(十九)・・お徳の店「おとく屋」の二階に集合した、井筒平四郎、間島信之輔、本宮源右衛門、政五郎、おでこ(三太郎)、佐多枝、おとし、を前に、弓之助が堂々、謎解き、解説する場面があるが、テレビドラマ「名探偵ポアロ」のシーンを彷彿させるような痛快さが有る。久助、信兵衛の事件、「仇討ち」?ではなく「成敗」・・とは?、
瓶屋の史乃にのぼせてしまった間島信之助が大失態を犯してしまう。結果、史乃が、出奔(駆け落ち)?・・。大莫迦者。その責任を被ったのは、大叔父、本宮源右衛門、「腹を切るなら儂の皺腹で事足りる、なあ、平之介殿」、また平四郎を親父殿を間違えている。しかし、その結果、本宮源右駅門は、幸兵衛長屋へ・・・。万事うまく運び・・・。平四郎は嬉しくて長い顔いっぱいに笑った。

「残り柿」
生薬屋瓶屋の史乃松川哲秋と出奔(駆け落ち)してから1ヶ月経つ頃、本所深川を縄張りとする岡っ引き政五郎お紺夫婦は、おでこ(三太郎)の実の母親である玉井屋の女将おきえの動向、疑念に神経を尖らしている。やおら、政五郎が動く・・・、ところが、玉井屋に異変?、疑念?、おきえのしぶとい生き方、決意に、舌をまいた政五郎。彦一お六を呼び付け、「欲しいなら、なりふりかまわず、残り柿をもぎに行け」。諸々の事件で関わり合い、繋がり有った者達が織り成す人情模様が、そこに有った。
そして、その後、政五郎の手下(下っ引き)、鏡研ぎ職人の連太郎が、松川哲秋と史乃の居所が知らせてきた。

「転び神」
生薬屋瓶屋の史乃松川哲秋と出奔(駆け落ち)してから1ヶ月経つ頃、瓶屋で起こった諸々の出来事等とは、全く関わりが無いはずの、十徳長屋に住む、男やもめ丸助の家に、お仲、おていが馴染んだり、藍玉問屋河合屋の三男淳三郎が、弓之助にくっついて現れたりし、丸助にとっては思いがけず、人との関わり、人の温もりを感じる篇になっている。淳三郎は、物語の表舞台に初登場人物であるが、同心井筒平四郎、間島信之輔は、掛け茶屋事件解決に仕掛ける、草(間者)として打って付けと決めつけ登用?、大成功を収める。「大年増も、たまにはいいもんですねえ」。
そして、その数日後、松川哲秋と史乃の居所が知れた。

「磯の鮑」
生薬屋瓶屋の史乃松川哲秋と出奔(駆け落ち)してから1ヶ月経つ頃、間島信之輔はというと、自らの失態に打ちひしがれ、憔悴、針の筵、うろつき回っており・・・、底なしの莫迦と自嘲しているものの、それでも尚史乃のことが消えず。女の扱いを分かっていない信之輔、佐多枝にも、史乃にも、おとしにも、お駒にも、転がされ、説教される、おめでたい男?。信之輔にとって辛い1ヶ月だったが、村田玄徳の女中おしんが家出し、身投げしようとした事件が発生で、信之輔は・・・。ほぼ同じ歳の、生真面目過ぎる信之輔、遊び慣れている淳三郎の対比が愉快である。
そして、その数日後には、松川哲秋と史乃の居所が知れた。

「犬おどし」
生薬屋瓶屋の史乃松川哲秋と出奔(駆け落ち)してから1ヶ月経つ頃、政五郎の手下(下っ引き)連太郎が、その哲秋と史乃の潜伏先を突き止め、いよいよ捕縛のため、向島の北方、小畑村へ向かったのは、井筒平四郎間島信之輔政五郎弓之助猪次淳三郎。平四郎はというと、信之輔に対し、「哲秋を斬ってはならんぞ」と祈りながらも、捕物苦手で高みの見物。弓之助、危うし場面。淳三郎の機転と、信之輔の十手術で・・。哲秋は、水死体となり・・。
一方で、その頃、おとく屋の二階の学問所耕人堂の本宮源右衛門は、「ご隠居様」から「先生」と呼び方が変わり、おとく屋には、村田玄徳の女中だったおしんが身を寄せており・・・、
一段落した平四郎が弓之助を連れて、十徳長屋の丸助に会いに行く途中、弓之助が信之輔の十手術について平四郎に問うと、「あれはな、犬おどしという技だそうな」。
丸助の家には、お仲がいて、淳三郎が野菜担ぎ売りから帰ってきて、牢から開放された仙太郎がいる。
柿になったり、鮑になったり、鬼になったり、仏になったり、神になったりもするが、所詮、、人なんだ。人でいるのが、いちばん似合いだ。

ぼんくら同心井筒平四郎が関わった一連の事件の究明や後始末が、ほぼ終わった形になっているが、このシリーズ、続編が有るのだろうか。

(おわり)