昭和30年代、40年代、地方の小都市にも、邦画、洋画の映画館が1館や2館、必ず有ったものだ。テレビで映画を観られる時代ではなく、ビデオも無し、映画は 映画館に足を運んで観るものだった。薄給だった若い頃、おいそれと映画館通いすることは無理だったが、後年「不朽の名作」と評されているような映画は、結構観ていたように思う。
映画が斜陽産業の代名詞にもなり、映画館が身近な街からどんどん姿を消してしまった頃から、映画館に足を運ぶことも ほとんど無くなっているが、最近は テレビで放送される映画番組等で 時々ではあるが、懐かしい名作映画を楽しんでいる類である。これまで、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めてきた曲の中で、特に懐かしく思うような映画と映画音楽を、ピック・アップ、コピペ、リメイク、改めて、書き留め置くことにした。
懐かしい映画と映画音楽・その11
映画「シェーン」と主題曲「遥かなる山の呼び声」(再)
昭和30年代~40年代頃には、数多の西部劇映画が制作され、日本でも一時期、西部劇映画ブームが有ったように思う。映画は、若者を中心にした、レジャーの中心でもあり、ご多分に漏れず、結構、西部劇映画も観ていたはずではあるが、本当に記憶に残っている作品となると、やはり指折り数える程になってしまう。そんな記憶に残る映画のひとつに、「シェーン」が有る。
今更になってネット等で調べてみると
映画「シェーン(Shane)」は、1953年(昭和28年)に、ジョージ・スティーブンス 監督、アラン・ラッド 主演で制作され、公開された西部劇映画だった。公開当時に観たはずは無く、いつ頃、どこで観たのか等は、記憶定かでないが、映画の中で流れる、ビクター・ヤング作曲の抒情的感傷的な主題曲「遙かなる山の呼び声(The Call of the Faraway Hills)」と、ジョーの息子、ジョーイが、去っていくシェーンを、必至に呼びかける、「シェーン!、カムバック!」が山にこだまする最後のシーンが、印象深く、脳裏に焼き付いた映画だった。
(ネットから拝借画像)
映画「シェーン」と主題曲「遥かなる山の呼び声」 (YouTubeから共有)
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