当地、今日は、朝の内、曇で、次第に晴れてきたが、
日中、冷たい風が吹き荒れ、気温は、逆に下がり、
真冬に戻った、厳しい寒さの1日になっている。
今日は、車で妻を送迎してだけ、家籠もりで終わってしまった。
雑物整理していて、またまた、すっかり記憶に無い新聞切り抜き記事が
いくつか出てきて、その内の一つに目が止まった。
多分、10年位前のものと思われるが、朝日新聞「be(読者とつくる)」の記事で、
「音楽をふだんよく聴きますか?」だ。
読者からのアンケートをもとにして企画された記事のようだが、
10年後の今日でも、さほど変化は無いのかもしれない等と思い、
ブログネタにすることにした。
「音楽をふだんよく聴きますか?」 ⇨ 「はい」73%、「いいえ」27%
「はい」と答えた人
▢その理由は?
No.1 リラックス出来る、No.2 楽しい気持ちになれる、No.3 好きな作曲家や歌手がいる、
No.4 元気が出る、No.5 心が洗われる、他、
▢どんな時に聴く?
No.1 くつろいでいる時、No.2 車を運転している時、No.3 勉強・仕事をしている時、
No.4 通勤・通学の途中で、No.5 夜、眠りにつく時、他、
▢よく聴くのは、どんなジャンル?
No.1 クラシック、No.2 ポップス(邦楽)、No.3 ポップス(洋楽)、
No.4 ジャズ、No.5 ロック(洋楽)、他、
▢自分でも歌ったり、演奏したりする?
「はい」49%、「いいえ」51%
▢音楽に支えられた経験は?
「はい」74%、「いいえ」26%
「いいえ」と答えた人
▢その理由は?
No.1 静かな空間が好き、No.2 きっかけが無い、No.3 時間が無い、
No.4 面倒、No.5 集中力の妨げになる、他、
切り抜き記事の隅に、日本音楽療法学会常任理事の藤本禮子さんから取材した内容のコメント文が添えられており、多分、このコメント文にビビッときて、記事を切り抜いたんじゃないかと思っている。コメント文を、引用、掲載させていただくことにする。
「思い出の曲、脳活性化」
音楽は、介護現場にも生かされている。藤本禮子さんは、認知症のお年寄りと「春が来た」を歌ったとき、「友達と野原に行って、母が作ってくれた弁当を食べた」と、言われた経験があるという。長く関わってきた介護職員も初めて聞く話だったそうだ。「言葉を失いかけていた方だったが、思い出につながる曲によって脳が活性化され、記憶がよみがえったのだと思います」と振り返る。認知症の症状が進んでも、なじみの曲を流すと表情が和らいだり、涙ぐんだりすることがあるという。音楽療法では、まずその人の気分とテンポに合った曲を選ぶことから始める。「つらい時はこの曲を聴くとなぐさめられる、という定番を持っておくのもいいですね。一方で、「音楽のない静かな空間が好き」という人の気持ちも分かるという。「自然のなかに身を浸しているとき、音楽はなくていい、と思います」ともおっしゃった。
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