図書館から借りていた、平岩弓枝著、「はやぶさ新八御用帳・(二)江戸の海賊」(講談社)を、読み終えた。本書は、南町奉行所内与力、隼(はやぶさ)新八郎が活躍する長編時代小説「はやぶさ新八捕物帳シリーズ」の第2弾目の作品である。
読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう老脳。
読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、
その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に 書き留め置くことにしている。
▢目次
「緋桜小町」「仙台堀」「海手屋」「恋人」「滝のある家」「竹の市」「湊屋襲撃」
「袖ヶ浦」「音無川」「消える」「板倉屋」「女心」「阿伽様」「終焉」
▢主な登場人物
南町奉行所内与力隼新八郎、郁江、神谷鹿之助
南町奉行根岸肥前守鎮衛、南町奉行所用人高木良右衛門、
大竹金吾、平泉恭次郎、
深川方同心高丸龍平、琴江、お園、
お小夜、源七、辰吉、お柳、
海手屋久兵衛、お香、
湊屋勘兵衛、勘太郎、
藤助、お里、
竹の市、正之助、
阿伽様、
板倉屋利兵衛、庄兵衛、
四国屋五郎兵衛、
阿波藩江戸留守居役大岡但馬、
▢あらすじ
「この頃、お江戸で流行るもの、地震、大水、船幽霊、退治したくば飛鳥にござれ、花の下なる平将門」なる怪文書が、本所、深川に貼られ、飛鳥山へ探索に出掛けた隼新八郎の眼の前では、御高祖頭巾のお女中が何者かに殺され、大川口では、伊達藩の御用船が海賊に襲撃される事件が起き、更に定町廻り同心平泉恭次郎が殺害される。怪文書に込められた怨嗟、海賊船の正体とは?、水路の町江戸に蠢く巨大な陰謀に立ち向かう隼新八郎、南町奉行根岸肥前守とその配下達の、必死の探索を描く長編時代小説。相次ぐ事件の関連性は?、謎、謎、謎、八方塞がり、迷路に立ち尽くす隼新八郎。最後の最後まで読者を翻弄するが、ラスト数ページで、一気に謎が解けるが、クライマックスの大捕物では、新八郎、郁江が、絶対絶命のピンチ、・・・、。
ミステリーとスケール感有る筋立てになっている。
前作では、お鯉が、隼新八郎の相手役(準主役)?のような存在だったが、本作には登場無しで、本作では、緋桜小町と呼ばれるお小夜が、その役(準主役)・・というところだろうか。
「それにしても、女はわからんな」、大川の水をのぞくようにして、新八郎が呟いた。・・・・・・。よもや、緋桜小町が高丸龍平の・・・・・・・。「女は誰でも恋をして幸せにたどりつくことをのぞんで居りますのに・・・」、郁江が小さく呟いて、社前にぬかずいた。・・・・・・。それにひきかえ、お小夜は、と思い、新八郎は妻には聞こえない嘆息をついた。
(第2話・完)
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