昭和30年代、40年代、地方の小都市にも、邦画、洋画の映画館が1館や2館、必ず有ったものだ。テレビで映画を観られる時代ではなく、ビデオも無し、映画は 映画館に足を運んで観るものだった。薄給だった若い頃、おいそれと映画館通いすることは無理だったが、後年「不朽の名作」と評されているような映画は、結構観ていたように思う。
映画が斜陽産業の代名詞にもなり、映画館が身近な街からどんどん姿を消してしまった頃から、映画館に足を運ぶことも ほとんど無くなっているが、最近は テレビで放送される映画番組等で 時々ではあるが、懐かしい名作映画を楽しんでいる類である。これまで、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めてきた曲の中で、特に懐かしく思うような映画と映画音楽を、ピック・アップ、コピペ、リメイク、改めて、書き留め置くことにした。
懐かしい映画と映画音楽・その19
映画「恋愛専科」と主題曲「アル・ディ・ラ」(再)
gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがある。「アクセス数」を気にしてでのことではなく、すっかり忘れてしまっているような、随分前に書き込んだ古い記事にアクセスが有ったりするのを、楽しみにチェックしている風なのだ。
そんな記事に目に止まった瞬間、「エッ、こんな記事にアクセス?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりしているのだ。
「gooブログ」=「記憶力がまるで無くなっている爺さんの自分のための記憶補助ツール」と決め込んでいる爺さんには、「アクセス解析」もまた、便利で有難いツール、大いに活用しているという次第。
数年前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めていた記事、「恋愛専科とアルディラ」にアクセスが有ったことに気が付いた。
「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクすることにした。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。
今更になってネット等で調べてみると
映画「恋愛専科(原題 Rome Adveture)」は、1962年(昭和37年)に、デルマー・デイヴィス 監督、トロイ・ドナヒュー、スザンヌ・プレシェット 主演で、製作、公開されたアメリカの恋愛映画だった。映画の方、いつごろ、どこで観たかの記憶は定かでなくなっているが、大画面で観た印象が有り、多分、実際に、地方の映画館に足を運んで観たのだと思う。
映画「恋愛専科」と言えば、「アルディラ(Al Di La)」が思い浮かんでくる。映画の中で、歌手役のエミリオ・ペリコーリが歌っている「アルディラ」だが、映画公開の前年1961年(昭和36年)のサン・レモ音楽祭優勝曲のカンツオーネだった。当時、世界的にカンツオーネブームが巻き起こっていた中、映画「恋愛専科」と共に、「アル・ディ・ラ」も大ヒットし、数多の歌手がカヴァー、当時、良くラジオ等から流れていたような気がする。
(ネットから拝借画像)
映画「恋愛専科」と「アルディラ」 (YouTubeから共有)
♫
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます