幻冬舎文庫 2018年
あまりおもしろくなく感じ、二度読むのをやめたが
おもしろくない本にもそれなりに見どころがあるの
では(途中でやめた本は、ここでは紹介していない)
と思い、もう二度手にして、読み通した。
イシコというペンネームから女性かな、と思ったが、
おっさんだった、金髪の。
海外の話しと国内の話しがアットランダムに書かれ
ている。時系列なのかな、とも思うが。
ラストで母上が寝たきりになられたことが、書かれて
いて、あぁ、旅人にもおっかさんがいるんやな、と当
たり前やな、と気づかされたり、しんみりとした気分
になった。
べつに人生はおもしろくならなかったし、退屈に強く
なる、というか、刺激の強いのばかり読んでいたので、
こういうほのぼの系もたまにはいいか、とも思ったり。
ぐわし……合掌。