沸き起こる雷鳴の雄叫び
オレは地面を引き裂く
地球を真っ二つに割ってやる
自分を変えるためにはそれが必要なのさ
つんざくオレの耳に突き刺さるアイスピック
どうかしてる週末……ヤツらときたらなんでもかでも笑いにしちまう
オレはチャリを漕いで二十キロ先のコンビニに
雷の閃光はオレをなだめる
それでびしょ濡れになっちまった
スクラッチの躍動のような雨粒に踊るオレ
まるで舞踏病のように
たしか、オレの頭ン中で君の言葉がちらつく
それは革命的ななにか
わかってる、それを忘れちゃいけねえことは
でももう遅い……オレは一線を越えちまった
体重は百二十キロあるんだ……悪いな……そこをどいてくれ
座りたいんだ……そうだ……そこをだよ
働き過ぎだ……ハードワークデイズだよ……で、びしょ濡れだよ
失敗だった……思いつきで始めただけなんだ……!
中央通りを抜けると、平和な道に出るらしいが……
呑気坊主がとんちを繰り出す、そのとんちはいつもトンチンカン……
悪いが、その話しにオチはねえ、腹が立つだけだ
ソフトクリームに夢はねえ、オレのトロトロのアツアツに挨拶しろよ
まあ、そう硬くなるなよ、スポーツ選手がやるように、準備運動
肝心なのは、その鍵が開くかどうかだ
オレには元々ストーリーなんてねえ、とっちらかった部屋で体育館座り
パワーをもらいたいだけさ、気がとっちらかったままだ
ペン・ジョッキー(P・J)と呼んでくれよ、そうすりゃ機嫌いいぜ!
言葉の重要性のランク付けをしてるらしいが……そんなのクソだぜ
神への冒涜をすれば、それで完成なのさ
全てをクリアして一から組み立て直すんだ
積み木を叩き壊すように……オレの心を叩きのめせ
ドレスを引き裂き、背中に赤いスジをつけてやるぜ
完成させることだけがオレの望みなんだ
一つ一つ磨き上げて、オレの指の一本一本に嵌めてやるんだ
お前はまだ知らない
オレがどんな男かを。