太陽の芯を探し当てる
明日の破片が猛然と襲いかかってくる
竜巻のようなエナジーが井戸の底で弾ける
まるで夢の片隅で蹲っているかのようだ
柔らかなソファに座ると、両側の景色は素早くうつりかわる
誰かの吐息が僕の口元にかかる
病気の男のものかもしれず、処刑される直前の囚人のものかもしれない
この世で一人も見たことのない景色を求めて
鳥になることに恐怖するのは、贅沢か……
いや、蟻のように、不死身になるのも悪くない
空の端で喘いでいるトンビの羽の染み
僕の魂はまだ僕のものではない
涙が僕のものではないように