古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

沈黙のフライバイ   野尻抱介

2023-05-22 02:41:29 | 小説の紹介
早川書房    1998年

始め、沈黙のフライパンだと思い込んでいて、フライパン

ってヘンなの、と思っていたが、フライバイだった。

フライバイとは側方通過と訳されているが、どういうこと

なのかは分からない。第一、この短編の半分は正直、なに

を言っているのだか、文系のわたくしめにはちんぷんかんぷん

なのだ。

話の骨子は分かるよ、他星系に生命体がいて、信号を

よこしたけれど、メッセージはなにもなかった。

写真ばかりが送られてきたのみだ、ということらしい。

シーナ氏の描くSFとは切り口とか、アプローチの仕方

が全然違うSFなのだな、これが。

      (読了日 2023年5・3(水)11:16)
                    (鶴岡 卓哉)
コメント
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