角川ソフィア文庫 昭和34年
想えば、高三のとき、なんの因果か、文系のぼくなのに
物理をとってしまって、すごく難解な問題に四苦八苦し
て、それでも、数学的な思考は嫌いではない。
湯川氏といえば、国民的な偉人だが、なにをして、偉く
なったのかは実際はよくしらなかったし、この本を読んでも
まったく分からなかった。とっつきは、退屈なカチカチな
人かな、と思っていたが、読めば、なかなかにして砕けた人で(
そうでもないか)、声の小さな人だったらしく、孤独な人
であったらしい。それでも、協力者には恵まれていたらしく、
先生と呼ばれる人がたくさん出てきて、こういう世界も嫌いでは
ないので、楽しく読めた。元々は文系の人だったらしく、やはり、
物理でもそういう頭は必要なんだな、と思った次第。
(読了日 2023年5・12(金)13:50)
(鶴岡 卓哉)
想えば、高三のとき、なんの因果か、文系のぼくなのに
物理をとってしまって、すごく難解な問題に四苦八苦し
て、それでも、数学的な思考は嫌いではない。
湯川氏といえば、国民的な偉人だが、なにをして、偉く
なったのかは実際はよくしらなかったし、この本を読んでも
まったく分からなかった。とっつきは、退屈なカチカチな
人かな、と思っていたが、読めば、なかなかにして砕けた人で(
そうでもないか)、声の小さな人だったらしく、孤独な人
であったらしい。それでも、協力者には恵まれていたらしく、
先生と呼ばれる人がたくさん出てきて、こういう世界も嫌いでは
ないので、楽しく読めた。元々は文系の人だったらしく、やはり、
物理でもそういう頭は必要なんだな、と思った次第。
(読了日 2023年5・12(金)13:50)
(鶴岡 卓哉)