新潮文庫 昭和63年
昭和41年から付けられ始め、22年間続けられた
夕食と朝食のメニューの書かれた献立日記。
すごく贅沢な食生活だなあ、と思う。フルーツたっぷり
夕食でもメーンになり得る料理が2種は並ぶ。
装丁も安野光雅氏の赤かぶの絵。こういう当たり前の
いい装丁って最近ないなあ。22年間で30冊になった
献立帳は内田百閒氏のメニューを書き連ねた献立帳にも
通じるところがあるな。
和食がほとんどというかすべてで洋食はなかったみたいで
す。
(読了日 2024年8・24(土)14:40)
(鶴岡 卓哉)