古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

高山ふとんシネマ 高山なおみ

2024-09-02 05:35:01 | 本の紹介

幻冬舎文庫 2011年

 

映画、TV、ドラマといったものは得てして、消費

 

されてゆく運命にあり、本も一部を除けば大抵消費

 

されてゆくものだ。

 

多分、高山氏はそういうことに抗っているのだと

 

思う。いや、抗うのとは少し違うのかもしれない。

 

別次元で戦うことすら拒否することによって、抵抗

 

しているのだ。この本書は映画の批評というのとは

 

違う、映画を愛してしまった人の手記だ。そこには

 

愛故に豊かな感性に満ち溢れている。

 

ぼくは高山氏のファンであり、ウォッチャーでもあるの

 

だが、あの喋り方がすごく好きなんだよねえ。

 

ジャージの二人を見てみたいな、そういえば、レンタル

 

DVD屋ってなくなったなあ、それも時代かな。

 

(読了日 2024年8・10(土)1:15)

              (鶴岡 卓哉)

 

 

 


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