古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

夜中にジャムを煮る    平松洋子

2019-04-02 11:45:07 | 本の紹介
新潮文庫   2008年


うちでは毎日ごはんをコンロで炊くのだが、それに鍋を


使っているのだが、それが文化鍋というものだというこ


とを知らなかった。


はじめ、大火で一気に沸騰させ、最近知ったのだが、沸


騰したら、ごはんをかき混ぜる。すると、うま味が均等


にいくらしいのだ。水気がなくなったら、小火にして、


文化鍋の上に鋼のボールを乗せて、十五分炊いて、最後


大火で十秒。すると、おいしいごはんが炊ける。毎日、お


いしく食べられてるのも、文化鍋のおかげかもしれない。


古民家ギャラリーうしたで、冬に、火鉢で炭を熾すこと


がある。炭を熾して、かき餅を焼いたりする。かき餅は好


評だ。甘いのとしょっぱいの、下手な人は焦がしちゃったり


して、なんとも楽しい。子供たちはキャッキャッいいながら


焼く。


もちろん、その炭も大切だ。中国産は焼いたらすごくクサい。


うちで使っているのは新潟産の炭である。


平松さんの本が読みたいな、と思っていたら、百円本ででて


いたので即購入。楽しんで読ませていただいた。

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