古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

よくわからないねじ     宮沢章夫

2020-01-09 11:15:11 | 本の紹介
新潮文庫    1999年



タイトル、よくわからないねじ、とはなんだろう。ねじの


頭がハート型になっているとか。ねじのところがなにもな


くて釘みたいになっている。頭には星型の溝が入っている。


ねじとはかけはなれた形状をしている。もはやそれはねじ


じゃないな。


ボクはしらなかった、「すし屋の息子は体が柔らかい」。


ここで宮沢氏は間違ったことを言っている。すし飯を食



べれば、体が柔らかくなるかも知れない、って、人は酢を


飲んでも体は柔らかくならんのだ。明らかな迷信だ。


それにしても、どれを読んでもそのツッコミのスキルの高さに



クスッと笑ってしまう。


宮沢氏の舞台は残念ながらみたことはないが。


よくわからいねじ………………たしかにボクの引き出しに入ってますよ


………………合掌。

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