うーん、文学は終わってるだろう、確かに
そうかもしれない。でも、まだ、僕は文学
を諦めていない。まだ、僕はスタート地点に
さえ立っていないじゃないか。せめて、土俵
には立ちたい。それでからでないと、何も言う
権利さえないだろう。これも、修行だ!
人生は100年といわれている。僕もまだ道
半ば、人生も半ば。まだ、半分も残っているじ
ゃあないか。ゆっくりと、確かに、一歩一歩、
進んで行こう。愚痴を言うには早すぎるぞ。
新潮文庫 平成14年
ぼくはほんじょさんのTVウオッチャーで、
きょうの料理とかに出演されていると、必ず見る
ようにしている。
だから、この本が古本の棚に110円で並んでい
るのを見たら、即買いだ。
それに出版されてから20年は経っているから僕
好みだ。出てすぐの本は僕は好きではないのだ。
へもへもな、というか、このへもい、という
言葉をバズらせたいらしいのだが、うーん。
へもだもんな。へもいエッセイだな、と思っていたら
最後に、これまた敬愛すべき穂村弘氏があとがきを
書いておられる。時間という視点から見た、この
エッセイの批評、で実に的を射ている。
さすが穂村さんだ。実にバシッとこのエッセイを
穂村氏の直球で締めくくってくれた。三振、バッタ
ーアウト! 試合終了。5-1でほんじょさんの
勝ち。
(読了日 2024年1・11(木)11:20)
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