新潮文庫 平成13年
ポートレイト・イン・ジャズ1と2を合わせて、書下ろしを三篇
加えたものということだ。
恐らく的確にそれぞれのジャズ・ミュージシャンについて描かれて
いるのだ、と思う。でも、結局、その音楽を聴いてみないことには
なにも分からない、という文学的欠損がこの本にはある。
そういった点で村上氏自身も認めているように、問題がある、と同時
に、それぞれのアーティストの横顔というものが、文字によってなん
となく浮かび上がってくる。読み物として、なんとも楽しい、という
特筆すべき美点も兼ね備えている。
まあ、うちのハハのようにアメリカを憎んでいる人には、ジャズ?
ふんっ、って感じでしょうね。
ぼく自身はジャズは好きですね。良く聴きますね、ビル・エバンス
とか、都会的なのがいいですね、やっぱり。
(読了日 2023年6・15(木)19:15)
(鶴岡 卓哉)
ポートレイト・イン・ジャズ1と2を合わせて、書下ろしを三篇
加えたものということだ。
恐らく的確にそれぞれのジャズ・ミュージシャンについて描かれて
いるのだ、と思う。でも、結局、その音楽を聴いてみないことには
なにも分からない、という文学的欠損がこの本にはある。
そういった点で村上氏自身も認めているように、問題がある、と同時
に、それぞれのアーティストの横顔というものが、文字によってなん
となく浮かび上がってくる。読み物として、なんとも楽しい、という
特筆すべき美点も兼ね備えている。
まあ、うちのハハのようにアメリカを憎んでいる人には、ジャズ?
ふんっ、って感じでしょうね。
ぼく自身はジャズは好きですね。良く聴きますね、ビル・エバンス
とか、都会的なのがいいですね、やっぱり。
(読了日 2023年6・15(木)19:15)
(鶴岡 卓哉)
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