ぐしょぐしょに泣けました
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言うまでもなく、日本の「ハチ公物語」のハリウッドによるリメイクです。
これが、私の敬愛するラッセ・ハルストレム監督なので、
見逃す手はありません。
ストーリーは、わざわざご紹介するまでもありませんが・・・。
大学教授パーカー(リチャード・ギア)が、秋田犬の子犬を拾い育てます。
いつしかハチは、毎日夕方5時に駅前で教授を待つようになる。
ところがある日、教授が講義中に倒れて帰らぬ人に・・・。
この映画で一番の演技をしているのは、やはりハチですね。
犬の表情なんて、そう豊かとも思えないのに、
なんでこんなにしっかり感情表現できているのか・・・???
これはもう感嘆に値します。
とにかく、ラストシーンなどは、今思い出してもウルウルきちゃいます。
ほとんど、「フランダースの犬」のラストシーンなみです・・・。
犬好きなもんで、とにかく、今回は写真をたくさんいれちゃいますね!
心を通わせる教授とハチ
これがまた、かわいい!!
待つ・・・
ひたすら待つ・・・
好きなだけ待っていいんだよ
10年待ちました
私は以前から、犬は『待つ動物』のような気がしていました。
散歩に行くのを待つ。
ご飯を待つ。
呼ばれるのを待つ。
ご主人が帰ってくるのを待つ・・・。
とにかくいつも何かを待っているような気がする。
なぜって、待ちに待ったそのときの表情がまた格別だから・・・。
だから、この作品は、犬の特性そのものをクローズアップしているんですよね。
ハチを見守る町の人たちもステキです。
好きなだけ、待てばいいんだ・・・と。
こういう優しさが、やっぱり、ラッセ・ハルストレムなんです。
作品中、ハチの視点はモノクロで、
ハチの目線の高さで捉えた映像となっています。
ちょっと犬の気分を味わえますね。
今回、不本意ながら日本語吹き替え版で見ました。
字幕版は夕方からのしかなかったもので・・・。
リチャード・ギアの声が北大路欣也です。
・・・あれ? 犬の声じゃなかったのか。
(いえ、ハチはしゃべりませんってば!)
2009年/アメリカ/93分
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ
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