シリアス&ロマンス
* * * * * * * *
え~と、どうなんでしょう、これ。
正直、まってました!とはりきって観に行ったわけではないよね。
6作目・・・ともなると惰性です。
ここまで観たのだから観なければしょうがないか・・・と。
原作も読んだのだけれど、どうもこの巻自体の印象が薄い。
ここは最終巻へのつなぎ的側面が大きいような気がしますね。
そうだな~、ハリーが絶体絶命の立場に、というところもないしね。
いやそれを言ったら、ホグワーツが大変なことにはなるんだけどね。
全体的には、ダークなイメージ。
・・・これ、子どもが見て、面白いんだろうか?
まあ、作品自体、子どもだけを対象に作ってるわけでもなさそうだし、それはいいんじゃない?
この作品のコンセプトはシリアス&ロマンス、ということで。
ハリーが、古い「上級魔法薬」の教科書を見つけるんだよね。
そう、そこにはいろいろと細かな書き込みがしてあって、
ハリーがその通りに調合をしてみると、大成功。
ハーマイオニーも真っ青な優等生になっちゃう。
それから、そこにはこれまで聞いたこともない呪文が書いてあって、それは強力な攻撃魔法だ。
一体この本のもとの持ち主は誰なのか?
署名は「半純血のプリンス」。
最後に答えは出るけれど、お~!そうなのかと思う。
・・・あれ、本を読んでたんだから、知っていたんでしょう?
・・・だから、すっかり忘れてたんだってば。
それはもう、『読んだ』うちには入らないのでは・・・?
こほん。
・・・あー、それから、今回はあのイヤーな、
ハリーの家族が出てこないじゃない。
それもそうだね。あの家族のシーンは、とくに、子供向けシーンだよね。
もう、そんな幼稚なシーンは要らないということか・・・。
実際、ハリーももうすっかり成長しましたし・・・。
で、青春には欠かせない、ロマンスということになる。
始めの方では誰しも、ハリーとハーマイオニーがペアになるんだと思ってたと思う。
そうだよね。・・・だからこそちょっとはずしたんだろうなあ。
ジニーはそれこそ、ちっこくて、おミソ的存在だった。
そこがね、年月を感じさせてよいではありませんか。
幼なじみの妹のような存在が、いつしか恋の対象に・・・って、
わー甘酸っぱい。
でもさ、ハリーの様子を見る限りは、それほど甘さだのときめきだのは感じなかったなあ・・・。
ロンとハーマイオニーのドタバタ的ロマンスはとても楽しめたけどね。
まあ、それどころではない、ということで・・・。
もし、そうなっちゃってたら、これはシリアス&ロマンスじゃなくて、ロマンス&ロマンスになっちゃうしね。
これまで全編を通して、スネイプ先生が次第に深みをましてきますねえ。
そうそう、始めはただの陰険で嫌味な教師で、観ていてもむかついていたんだけど・・・。
彼の過去が少しずつ語られてくると、彼の複雑さが見えてくる。
ハリーの父とのいきさつなんかもね。
その辺は、すごくシリアスで、子ども向けファンタジーの枠を超えてきている。
それでこそ、名優アラン・リックマンの起用の意味が出てくるんですよね。
なんというか、そういうこと考えると、この本は作中人物が成長するだけでなくて、読み手の成長も試されてる感じがする・・・。
恐るべし、J.K.ローリング。
で、次はいよいよ最終の7巻目になるのですが・・・、
なんとこれがまた映画では2本に分かれちゃうそうで。
は~、もう早く終わって欲しいけどね。
でも、確かに、最終巻は内容がぎっしりで、面白かったと思う。
だから丁寧に作ろうとすればやはり、2本にはなるでしょう。
また、更に成長したダニエル・ラドクリフに合うのを楽しみにしましょう。
2009年/アメリカ/154分
監督:デビット・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、アラン・リックマン
ハリー・ポッターと謎のプリンス
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ここまで観たのだから観なければしょうがないか・・・と。
原作も読んだのだけれど、どうもこの巻自体の印象が薄い。
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・・・これ、子どもが見て、面白いんだろうか?
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この作品のコンセプトはシリアス&ロマンス、ということで。
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ハリーがその通りに調合をしてみると、大成功。
ハーマイオニーも真っ青な優等生になっちゃう。
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署名は「半純血のプリンス」。
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・・・あー、それから、今回はあのイヤーな、
ハリーの家族が出てこないじゃない。
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で、青春には欠かせない、ロマンスということになる。
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わー甘酸っぱい。
でもさ、ハリーの様子を見る限りは、それほど甘さだのときめきだのは感じなかったなあ・・・。
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まあ、それどころではない、ということで・・・。
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ハリーの父とのいきさつなんかもね。
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なんというか、そういうこと考えると、この本は作中人物が成長するだけでなくて、読み手の成長も試されてる感じがする・・・。
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なんとこれがまた映画では2本に分かれちゃうそうで。
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だから丁寧に作ろうとすればやはり、2本にはなるでしょう。
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2009年/アメリカ/154分
監督:デビット・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、アラン・リックマン
ハリー・ポッターと謎のプリンス