ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ばれたか、サックス入門!

2007-04-20 22:40:36 | アート・文化

 そっと、秘密で始めようと思っていたんだ。恥ずかしいじゃないの。この歳で、楽器始めるなんて。それも、アルトサックスだからね。続くかどうかも自信ないし。内緒で稽古して、吹けるようになったら、名のりを上げようって心づもりだったんだ。

 ところが、今日、思いがけない人から、サックス買ったんですって、と来た。ええーっ、知ってるの?ありゃりゃ!やばいよ、これは。でも、考えてみれば、楽器の購入を御願いしたところが悪かった。ライブスペースJのK氏だから。サックス買うなら、断然中古!でも、それなりの人に選んでもらわないとね、という友人の言葉を頼りに、K氏に仲介を御願いした。

 彼は、この町では、抜群の知名度を誇るアマチュアミュージシャン兼バンドマスター兼ライブハウス店主兼会社社長なのだ。彼がいるから、この川西に素晴らしいプロたちが集まってくる。まったく、信じられないようなラインアップのライブが、次から次と行われている。3年前から続いてるスィングガールズゆかりの『東北学生音楽祭』、これだって、彼とその仲間達の力があればこそなのだ。

 そんなK氏にサックスの仲介を御願いした。いやあ、彼、とっても喜んで探してくれたんだ。仲間が増えるってことがよほど嬉しかったんだと思う。それも、この町の演劇畑生え抜きの僕がだからね。まっ、演劇、音楽の軍門に下るってところかな。おい、大袈裟だよ。

 さらに、今回は、思いがけず素晴らしい楽器が手に入ったみたいで、このこともきっと嬉しかっただよね。ライブハウスに出入りする人ごとに吹聴してくれてるみたいなんだな。で、思ってもみない方面から、楽器始めるんだって、サックス買ったんだって、って話しがひっきりなし、ってことになっちまった。いや~、弱ったね。

 こうなりゃ、もう、やるしかないね。いつもの通り、有言実行。宣言して自らの退路を断つってやつだ。まずは、5月4日の町内チンドンパレードが目標だ。チンドン御用菜の花商会の一員として、町を練り歩けるようになるぞ。さらに、冬までには、ムーンライトセレナーデを物にして、『東北学生音楽祭』の舞台に立ってやる。

 やれやれ、老後の趣味にのんびり続けようって始めたアルトサックスだって言うのに、ぎりぎりせっぱ詰まってきちまった。あーあ、やっぱり、僕は、せっかち星の住人なんだよな。

コメント
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