ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

食育ミュージカル、まずは成功!?

2007-05-06 18:16:10 | 暮らし

 食育ミュージカル『”いただきます”見つけた!』連続公演の前半戦が終了だ。5月5日米沢市児童会館、6日高畠町ひろすけ記念館で2回、計3回の公演が無事終わった。

 大きなミスもなく、3月末の川西公演よりはるかにグレードアップした出来だった。一人一人が、この芝居を積み上げることで、着実に力を付けてるって感じた。定期公演(6月9日:川西町フレンドリープラザ:『愚者には見えないラマンチャの王様の裸』作:横内謙介)の稽古を続けながらの公演だからね、いやー、大したもんだ。しかも、4日は、川西町のイベント『ひょっこりひょうたん島スタンプラリー』に協力して、獅子舞、よさこい、ダンス、歌で3ステージこなした翌日なんだものね、恐るべし!高校生パワー!!

 一時期に、3つの芝居やパフォーマンスを同時進行なんて、誰がどう考えたって、無理!無茶!無謀!で、論外!の試みだよね。ところが、これが、やれちゃうんだなあ。それも、学力とくると、ちょっと勘弁!ていう置農生たちなんだから。人間の能力って、普通考えてるより、はるかに、途方もなく、おっそろしく、凄い!ってことだ。だから、どうせ、とか、所詮、とか、まあ、とか、可能性を限定する言葉で、人間を語っちゃいけないってってことだ思う。

 さて、ミュージカルの評価だ。

 今回、3回の公演で200名ほどの人たちに見てもらえた。子どもの日イベントの一環だから、会場に出たり入ったりで、全部が全部、落ち着いて見てもらえたわけじゃないのが残念だけど、まあ、いいでしょ。じっくり見てくれた人たちの感想は、ほとんど、好評だった。その証拠に、米沢市指導会館でも、高畠町ひろすけ記念館でも、来年の公演を予約されちまったからね。

 そこで、二三、アンケートの内容を紹介してみよう。

 「日本でどれくらい食べ物が作られているか、よくわかりました。」っていう小学生。

 「子どもを生んでからは、きちんとご飯を食べるようになりました。皆、頑張ってください。」これは、若いお母さん。

 「セリフもユーモアたっぷりで、飽きることなく見られました。小学校や中学校にも行って、やって下さい。」なんて、お年寄りからの激励。

 「三歳くらいの子がはじけるような笑い声を何度も響かせていて、聞いているだけで幸福な気持ちになりました。小さな子どもにも、十分伝わっていたと思います。たくさんの人に見てもらいたいです。」嬉しい感想。

 「遠いところから来て、いいものに出会えた。これからも頑張ってください。」ひろすけ記念館に観光に来ていた人だね。

 さらに、お隣の会津から来た人は「いのちという言葉が心に響きました。”いただきます”の歌、家でも歌うよ。」こうまで言われると、作者としちゃあ、でれでれだね。

 そうなんだ、ミュージカルのフィナーレは、キャスト、スタッフ全員でお客さんを巻き込んで、『”いただきます”見つけた!』の歌を歌ったんだ。みんな、一緒に歌ってくれて、これまた、感激だった。涙拭いてるお年寄りもいたんだ、ほんとの話し!

 そこで、この話しの締めくくりは、、『”いただきます”見つけた!』の歌詞を載せるってことにしよう。うむ?前にも載せたか?まっ、いいやね、良い物は、何度載せたって。

   『“いただきます”見つけた』

    みんなそろって 朝ご飯 昼ご飯 夕ご飯 

    いただきます

    作ってくれた 母さん、ばあちゃん、父さん、

    いただきます

    感謝の心が溢れる言葉

    “いただきます”見つけた

    並んだおかず 野菜 果物 肉 魚

    いただきます

    みんなの命 もらって生きる僕の元気

    いただきます

    食べる幸せ溢れる言葉

    “いただきます”見つけた

コメント
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