ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

えっ!日本の官僚って、そんなに無能だったの!?

2020-06-10 13:21:29 | 世の中へ

 給付金10万円、先月中に届いた。貰ったのか?って。当然だろ、安倍ちゃんなんかに言われて、”要りません”にチェック入れたりするもんか。国会議員ボーナス全額もらうんだろ、よく言うよ!だぜ。それも、国会、さっさと閉会するって言うし、何考えてんだよ。まだまだコロナは終息してないし、いろんな給付金やら滞ったままじゃんか。給付事務の委託、孫請け、ひ孫請け、何重にも中抜き疑惑出てるさなかでさ、信じられんよ。フツー、疑われてたら、まずは、疑念晴らしてから一休みだろうが。

 この間、給付金やらGoToキャンペーンの元締め依頼のこととかのドタバタ、見てて湧き上がってくるのは、えっ!なに、官僚ってそんなに仕事できないの???って超疑問なんだ。申請受付とか、書類審査とか、給付手続きとか、そんなの手慣れたお仕事でしょ、お役人さん。町だって国だって、いっつも、金やってもいいから書類出せ!ってやってるじゃないの。そいつをいつもの堅苦しさ取っ払って徹底して簡素化してやるだけのことでしょ。そんな事務システム構築なんて、何百億円も出して請け負わせる業務じゃないと思うぜ。そりゃ、日ごろの仕事にプラスだから、手間はかかるだろう。だったら、アルバイト使ったっていいし、電話とネット回線とかパソコンシステムとか、業者と相談して増やしたっていい。少なくとも、丸投げして、申請会場借用料に50万円!なんてふざけた話は出てこないはずだ。実際、わが町(人口2万弱)じゃ、速やかに給付事務終了してるしね。

 経産省とか財務省とかのお偉いお役人って、すっげぇ難しい競争勝ちあがって採用されてる人たちなんだろ。頭いいんだろ。優秀なんだろ。省力化しつつ合理的なシステム考えてて、それを現場に下ろすのなんてお茶の子さいさいなんじゃねえの?それとも、何かい?電通とかパソナとかそのまた子会社の方が、仕事できるって言うの?

 考えられるのは、二つ。一つは、実は能力が極めて低下してた。うん、これ、あるかも。政治があまりに身勝手だから、頭の使い方が尻ぬぐいと忖度と記録抹消にしか働かなくなっちまったってこと。つまり、政策の立案力や企画力なんて錆び付かせてしまったってこと。今さら、新しいこと考えろ、なんて無理、無理!って悲鳴上げてるのか?

 も一つの可能性。偉くなり過ぎちまった!なに、国民に金配る?そんなの業者にさせとけ。上級官僚は国会答弁の資料準備したり、無能な大臣を一丁前に見せるのが仕事、直に国民にかかわる作業なんて、出入りの企業に下ろしてやれ。何かと便宜計ってやっとけば、天下り先にもなるし。ってこういう腐り方か?

 だったら、せめて、地方自治体に任せろよ。役場職員、削られて少ない人員の中で、しっかり給付業務したじゃないか。そこに業務委託費の何分の一でも事務予算つけて、お願いすりゃいいんだぜ。彼らは、市民・町民と直結してるから、事情だってよくわかってる。批判ももろに来る。精いっぱいやるさ。

 そういうことだぜ。コロナ対応だって、結局地方自治体におっつけたじゃないか。で、愛知県とか和歌山県とかけっこう上手くやった。それでいいんだよ。ただし、予算もくっつけてね。そう、これを機会に地方自治の権限拡大を思いっきり進めりゃいいのさ。それこそ、コロナの貴重な治績になるってもんだ。

 それにしても、出来ない官僚の実態知って、これでまた一つ、日本幻想が消え去ったぜ。下落途上国=日本!

 

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