ステージおきたま

無農薬百姓33年
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がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

薪作り開始!

2020-06-16 14:34:59 | 暮らし

 田植えも終わり、1回目の除草機も無事押し切ったぜぇ。田んぼ周囲の畔草もきれいに刈ったしな、さぁ、これで米つくりは軌道に乗ったっこっちゃ。やることない!

 いやいや、あるって!待ってたのさ、この空き時間を。

 先週末届いた薪原木、ほらほらお待ちかねだぜ。じゃんじゃか切らないと、夏の暑さに間に合わないぞ。秋にずれ込みゃ、生乾きで燻る薪になっちまう。あと1か月、できるだけ切って割って風乾してやらんと。

 まず、チェーンソーの刃を研いで、エンジンチェック、念入り準備、ささ、いざ作業開始だぜ。

 今年は、いや、今年もだ。やたらぶっとい原木混ぜて寄こしたもんだなぁ。せめてスタートくらい、ちゃっちゃか切って、すっぱり割って上機嫌で仕事に掛かりたい。まずは節無し、曲がりなし、直径20センチとあたりのものから始めよう。

 と、数本刻んでみたら、節あり極太にさっそくぶち当たった。積み上げてある関係で、こいつは避けて通れない。任せなさいよ!刃研いだばかりだもの。

 薪原木はどれもほぼ2メートルの長さなので、半分に切って、それをさらに3分割すれば、33~4センチが6個の玉に切れるわけだが、薪割りの時の苦労を考えると、7等分30センチ弱辺りが適当だ。なんたって、斧でえいやっと割ってくわけだからさ、ナラやクヌギみたいに節が素直な木ならともかく、我が家がもらってる雑木となると、やたらしなこくって刃がめり込んだままとか、節が頑として斧を跳ね返す、なんてのが多い。薪割り作業になって、疲労困憊!苛立ちマックス!なんてならんように、短めに切る。

 一律同じ、ってのも上手くない。節の具合や木の種類なんか見極めながら切る位置を決めて行く。こりゃ手こずるぞ、と思えば、思い切って20センチくらいでカットしたりもする。スパッと行きそうだと思えば、ちと長め。とか、その都度、切る長さを加減するから、我が家の薪は積んでみるとでこぼこで実に無様なんだなぁ。几帳面な友人は、いちいち印をつけて切って行くので、積み上げた薪もほんと見栄えがいい。神さんなんかは、雑だ、見習えとしきりに言うのだが、それは薪割り機を使ってっからなんだってわかっちゃいない。斧を振り下ろしちゃ1本1本割ってくこっちの苦労を知らないから、勝手にほざくわけだ。

 いいさ、いいさ。薪棚は鑑賞品じゃない。薪積みに芸術点はつかない。崩れず、場所取らず、取り出し易く積んでありゃいいんだぜ。これだけ大量の原木を刻んで割るんだ。間違いなく秋にかかるだろう。美しく同じ長さにこだわってなんていられないんだぜ。割りやすいように切る、それに尽きる。

 まっ、たしかに、性格てやつもあるんだがな。

 

コメント
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