第2次大戦のころのヨーロッパに興味出て、いくらか本なんか読んでんだが、ホロコースト絡みでハンナ・アーレントもちょい覗いてみた。いやいや、簡単な伝記本の類だけどね。『ハンナ・アーレント』矢野久美子著・中公新書。哲学って苦手だからざっと流し読み、途中立ち止まったのは、虐殺の責任者アイヒマンの裁判の傍聴記を書いて大センセーションを巻き起こしたって記述だった。
それもっと知りたい!って思いつつ読んでいたら、映画になってんだってさ。それもなかなか良い作品だって話しだ。そいつぁ見なくっちゃよ。
以前の映画だからNetflix に入ってないか?うーん、ない。ならアマゾンプライムならどうだ?おお、あるじゃないか。さすがさすが、って褒めてやったら、なんと、「この作品は現在ご利用できません」だってよ。ちぇっ!
どこかで視聴できないか?あったぁ!が、U-nextだぜぇ。あちゃぁ!まいったなぁ、すでに『未来を花束にして』、イギリスの女性参政権獲得に活躍したサフラジェットの物語、で1カ月無料サービス使っちまってたぜ。うーん、残念!でも、わざわざこの1作のためにU-next加入するのもバカらしいしなぁ。仕方ねぇ、アマゾンが買い戻してくれるの待つしかないか。
そんなのいつのことやら、ってほぼ諦めかけてたら、なんとU-nextからメールのご案内。1カ月無料がもう1回試せるんだってよぉ!
すげぇなぁ!U-next。太っ腹だぜ。
あり難い!こちらの窮状を察してくれたのか。おうおう、すぐにリトライキャンペーン応募するよ。
バナーからサイトに入って、2回目の加入手続き完了。一瞬、まさかフィッシング詐欺じゃないよなぁ?アマゾン騙った偽メール、すでに2度も来てるから、もしかして、これも新手口かも、とは思ったが、ページを隅までじっくり読んでみると、ここまで詳しくは作れそうもないって感じ、大丈夫だべ!
良かったぁ、まさかこんなにすぐに願いが叶うとは思わなかったぜ。そうかそうか、ここまで手厚く勧誘してくれるんだ、『ハンナ・アーレント』1本だけじゃ可哀そうだ。何本か試しに見てみるか。で、エントリー映画の紹介ページを開いてみた。が、どうも、狙ってる層から外れてるみたい。動画とかヤンキーぽいのがやたら多い。それに、月額2000円以上はどうしたって高すぎだから、今回もまた無料視聴期間内に退会手続きだな。
それにしても、『未来を花束にして』にしても、『ハンナ・アーレント』にしても、なんたって、U-next、配信権獲得したんかねぇ?似合わないよ。ディズニープラスが、『全裸監督』手に入れるような場違い感たっぷりな気するんだけど。あるいは、こっちの知らぬ奥の顔があるのかも知れないが。
おっと、あんまり大声上げるわけにゃいかねえぜ。そっと、そっと、御心遣いに感謝しつつ『ハンナ・アーレント』、見せていただきますよ。