ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

松前漬けも保存しておこう!

2022-03-14 10:11:01 | 食べ物

 山形青菜漬け、美味しいところは茎の部分。分厚く幅広でしゃきしゃきとした歯触りがたまらない。ここにしっかり味をしみ込ませるためには、ちょいきつめに調味液を作る。うん、よしよし、美味である。

 が、このちょい効き調味液だと葉先の方は味濃過ぎ!ぎゅぎゅと絞って食べても、うーん、まだ塩味きついぞ。それに繊維も固い。1株すべてを食卓に並べると、そりゃどうしたって、しゃっきり茎の勝ちだぜ。しなしな葉先の方は、しょぼんと売れ残る。可哀そう!捨てる?そんなぁ・・・

 で、何株分かの葉先をためておいて、まとまったら松前漬けにする。市販の松前漬けセット、細切り昆布とさきイカそれと調味料の入ったもの、と混ぜ合わせて作る。青菜漬けの葉先はしっかり細切りして繊維を裁断。細切りのニンジンも加える。味付けは砂糖と味醂と酒。砂糖はかなり多めだな。これらをよくよく攪拌するんだが、青菜漬けの多い分、松前漬け感が不足する。えい、贅沢にさきイカ増量で行け。

 一回にできる量は大きめのボールにたっぷり一杯!冷蔵しつつ食べるとしても、とても全量制覇は望めない。で、冷凍保存だぜ。ほれほれ、真空パック機、新規導入したじゃないか。これ使わにゃ!冷凍だから別に真空にしなくたって、・・いやいや、そんな真空パック機に失礼だろ。低温といえど、酸化は進む。空気が抜けてるに越したこたぁない。見た目だって、漬物屋さんの製品ぽくてあとあと取り出した時の喜びが違うってもんさ。

 威力抜群、ってほどじゃなかったが、まずまず空気を排除できた。問題は、汁気が多いから、それも機械が吸い込んじまうことだ。ここがこの機械のすぐれたところ。吸い込んだ汁気はすべて横に取り付けられた透明プラスチックの水分室?にたまるようになっている。なるほど!ただ、途中吸引管内にも滞っているはずだ。ただの水分なら乾燥すれば問題ないが、漬物汁となると、カビが出たり腐敗したするよな。そこが詰まれば、この機械はそこでお釈迦だ、それはまずい。で、ノズルを吸引口につないで、内部の洗浄をする。

 これがちょっと面倒だが、まっ、この一手間が機械を長持ちさせることにつながるわけだし、念入りのやるしかない。

 真空パックした松前漬けは冷凍庫に。そうだ、葉先だけじゃなく、一株まるごとも真空保存しておこう。これで、春から夏場にも青菜漬けと松前漬けが堪能できるってもんだぜぇ!

 

コメント
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